裏口を出ると、Hさん宅の椎大樹が目に入る。
今、大樹は、生気に満ち溢れ、盛り上がって美しい。
その樹下に立ってみようと、散歩に出かけた。
国道と山陰本線、その向こうの市道をはさんだ高手に、その木は立っている。歩いて5分のところに…。
鬱蒼たる大樹は、幾十年生きてきたのだろうか。
同級生のHさんの話では、子供のときには、すでに大樹だったとの話だから、百年、あるいはそれ以上生き永らえているのかもしれない。
今は、全身に穂状花序の花をつけ、木の色が若やいでいる。
ゆるやかな坂を上ると、右手に藤棚もある。(前回のブログに紹介)
坂の入り口に咲く白い花は、グラジオラスだろうか。
高手の白藤と共に、鮮やかな白さが心地よい。
Hさん宅の坂を上ると、午前の仕事を終えたHさん夫妻が庭におられた。
Hさんには、年に二回、崖の草を刈ってもらっている。
今年もよろしくとお願いした後、しばらく立ち話をした。
Hさんは私と同級生なので、次第に農作業が難儀らしい。私自身のいい加減な暮らしを考え、無理もないことだと思うのだった。
Hさんは若い日の仕事の影響で、塵肺の気もある。元気溌剌とはいかないのだ。
H夫人のヨウちゃんが、畑から玉葱を抜いてくださった。葱の部分も食べられるからと言いつつ。
最近問題視される<買い物難民>というほどではないけれど、私も食品の入手には、バスで往復1時間をかけなくてはならないので、新鮮な玉葱のプレゼントはありがたい。
ヨウちゃんは、花のひと鉢もくださった。(写真)
小さな菊の形をした花である。白く咲いて、ピンクに変わり、そして、枯れてゆくのだそうだ。
<ベンケイソウ>と教えてもらったが、パソコンで調べたところ、その名を持つ植物とは似たところがない。
追記
結局、私の聞き違いだったようだ。
正しくは、<源平菊>だと、庚午さんのコメントで教えていただいた。
二色に咲く姿を源氏と平家に譬えたらしい。そこに闘争の趣はなく、穏やかなのがいい。
今、大樹は、生気に満ち溢れ、盛り上がって美しい。
その樹下に立ってみようと、散歩に出かけた。
国道と山陰本線、その向こうの市道をはさんだ高手に、その木は立っている。歩いて5分のところに…。
鬱蒼たる大樹は、幾十年生きてきたのだろうか。
同級生のHさんの話では、子供のときには、すでに大樹だったとの話だから、百年、あるいはそれ以上生き永らえているのかもしれない。
今は、全身に穂状花序の花をつけ、木の色が若やいでいる。
ゆるやかな坂を上ると、右手に藤棚もある。(前回のブログに紹介)
坂の入り口に咲く白い花は、グラジオラスだろうか。
高手の白藤と共に、鮮やかな白さが心地よい。
Hさん宅の坂を上ると、午前の仕事を終えたHさん夫妻が庭におられた。
Hさんには、年に二回、崖の草を刈ってもらっている。
今年もよろしくとお願いした後、しばらく立ち話をした。
Hさんは私と同級生なので、次第に農作業が難儀らしい。私自身のいい加減な暮らしを考え、無理もないことだと思うのだった。
Hさんは若い日の仕事の影響で、塵肺の気もある。元気溌剌とはいかないのだ。
H夫人のヨウちゃんが、畑から玉葱を抜いてくださった。葱の部分も食べられるからと言いつつ。
最近問題視される<買い物難民>というほどではないけれど、私も食品の入手には、バスで往復1時間をかけなくてはならないので、新鮮な玉葱のプレゼントはありがたい。
ヨウちゃんは、花のひと鉢もくださった。(写真)
小さな菊の形をした花である。白く咲いて、ピンクに変わり、そして、枯れてゆくのだそうだ。
<ベンケイソウ>と教えてもらったが、パソコンで調べたところ、その名を持つ植物とは似たところがない。
追記
結局、私の聞き違いだったようだ。
正しくは、<源平菊>だと、庚午さんのコメントで教えていただいた。
二色に咲く姿を源氏と平家に譬えたらしい。そこに闘争の趣はなく、穏やかなのがいい。