4月7日の午前中、洛北にある常照寺を訪れた。
京都駅前からバスで四条大宮までゆき、さらにバスを乗り継いで。
常照寺については、ガイドブックは次のように記している。
<日蓮宗の寺院。元和2年(1616)、本阿弥光悦の寄進により、日乾上人を開基として創建された。名妓・吉野太夫ゆかりの地としても知られており、彼女の寄進した吉野門と呼ばれる山門が有名。>
と。写真①は、その山門である。
吉野太夫は、才色兼備の人だったようだ。
<吉野は和歌、連歌、俳句、書、茶湯、香道、音曲、囲碁、双六と諸芸に秀で、その美貌は唐の国まで喧伝された>と、受付でもらったパンフレットに記されている。
今でも、太夫を偲ぶお祭「太夫道中」が行われているという。
境内(写真②)には桜の古木もあったが、前日の醍醐寺や清水寺の人出とは比較にならず、ひっそりとした趣であった。その静かな佇まいも、古都の一面として、味わい深さを覚えた。
翌8日の朝、NHKの地方番組で、常照寺が紹介されていた。
静かに桜を愛でたい人には、この古刹は訪れる値打ちがある。
(京都には、他に似た名前の「常照皇寺」(臨済宗 天龍寺派)というお寺もあり、国の天然記念物に指定された「九重桜」(4月中旬)が特に有名らしい。そのほか枝垂桜の古木や「御車返しの桜」と呼ばれる桜などもあるようだ。
京都のガイドブックには紹介がなく、パソコンで知ることができた。
そこに行くには、かなりの時間がかかりそうである。)
①
②
京都駅前からバスで四条大宮までゆき、さらにバスを乗り継いで。
常照寺については、ガイドブックは次のように記している。
<日蓮宗の寺院。元和2年(1616)、本阿弥光悦の寄進により、日乾上人を開基として創建された。名妓・吉野太夫ゆかりの地としても知られており、彼女の寄進した吉野門と呼ばれる山門が有名。>
と。写真①は、その山門である。
吉野太夫は、才色兼備の人だったようだ。
<吉野は和歌、連歌、俳句、書、茶湯、香道、音曲、囲碁、双六と諸芸に秀で、その美貌は唐の国まで喧伝された>と、受付でもらったパンフレットに記されている。
今でも、太夫を偲ぶお祭「太夫道中」が行われているという。
境内(写真②)には桜の古木もあったが、前日の醍醐寺や清水寺の人出とは比較にならず、ひっそりとした趣であった。その静かな佇まいも、古都の一面として、味わい深さを覚えた。
翌8日の朝、NHKの地方番組で、常照寺が紹介されていた。
静かに桜を愛でたい人には、この古刹は訪れる値打ちがある。
(京都には、他に似た名前の「常照皇寺」(臨済宗 天龍寺派)というお寺もあり、国の天然記念物に指定された「九重桜」(4月中旬)が特に有名らしい。そのほか枝垂桜の古木や「御車返しの桜」と呼ばれる桜などもあるようだ。
京都のガイドブックには紹介がなく、パソコンで知ることができた。
そこに行くには、かなりの時間がかかりそうである。)
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