ぶらぶら人生

心の呟き

虹と美少女

2007-11-28 | 身辺雑記
 今朝はひと時、雨が降った。
 長くは降り続かず、間もなく降り止んだ。しかし、散歩は中止し、朝の雑用をした。洗濯物を竿に干したり、鉢に水遣りをしたり。
 ほどなくして、何気なく眺めた西の空に、虹が立っているのに気づいた。
 心が急に晴れやかになり、カメラを持って外に出た。が、虹の全体像をカメラに収めるのは大変難しく、いい場所を探しながら、次第に家から遠ざかった。
 海辺の方角に歩いてゆくと、完全な半円形の虹を眺めることができた。電線など、障害物のないところを選んで、カメラに収めた。(写真)

 虹の右足の近くに、カメラでは捕らえられないほどの、うっすらとした虹が、もう一つ見えた。
 こんな現象を見るのは初めてなので、ただ単に幻影を見ているのかと思った。あまり虹をみつめすぎたため、視覚に異常が生じたのかとも思った。
 辞書を調べたところ、主虹の外側に副虹の見えることがある、と記してあった。
 幻影でも視覚異常でもなかったようだ。だが、副虹が、あまりにも不鮮明だったのが残念である。

 家近くまで引き返したとき、ひとりで登校中の、中学校の女生徒から、気持ちのいい挨拶をもらった。言葉に添えた笑顔も明るく、とても感じのいい美少女だった。
 その見知らぬ女の子に、私も挨拶を返し、
 「虹、見ましたか」
 と、語りかけた。
 女生徒は、「はい」と答え、虹に劣らぬきれいな笑みを浮かべた。
 「まだあそこに」
 と指さすと、女生徒は、ふり向いて虹を眺めた。
 二人の視線の先には、色を薄めながらも、まだ虹ははっきりと空にあった。

 快い朝であった。
 虹が消えると、青い空が広がり、快晴の小春日和となった。
 私は、久しぶりに身も軽やかに、家中の掃除をした。
コメント (2)
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11月28日(水)の新聞より

2007-11-28 | 身辺雑記
 今日の一面記事
 ※ 祖母の義弟 逮捕
    3人殺害を供述 「遺体、山に捨てた」 香川県警

 ※ 額賀・守屋両氏喚問へ
    参院で議決  現職閣僚は異例

   額賀氏を巡る宴席問題 (キーワード)
 <守屋武昌・前防衛事務次官が15日の参院外交防衛委員会での証人喚問で、軍需専門商社「山田洋行」元専務で業務上横領容疑で逮捕された宮崎元伸容疑者、元米国防総省日本部長のジェームズ・アワー氏、守屋氏の3人が集まった都内の宴席に額賀財務相が出席した、と証言。その後、民主党は宴席について、06年12月4日に東京・人形街の料亭「濱田屋」でおこなわれたと指摘。一方、額賀氏は当日の詳細の日程を明らかにするなど、宴席での3人との同席を強く否定している。>

 ※ 守屋次官強制捜査へ
     東京地検、週内にも
       収賄容疑 認める意向

 祖母と孫の二人が行方不明になった事件は、犯人逮捕により、解決の見通しが出てきた。それにしても、世間を震撼させる事件の何と多いことか。
 政治面では、守屋氏、額田氏のことで、騒々しい。一体、何が真実なのか。

 (添付写真 家の傍から撮った最初の虹。)
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