近づくにつれて、ネコヤナギの芽であることが分かった。
他家の畑の隅にあり、木の傍へ行くには、畦道を通らせてもらわなくてはならない。お断りをする人の姿もなく、「ちょっと失礼します」と言いつつ、ネコヤナギの傍へ行かせてもらった。
芽立ちの美しさ!(写真)
朝日があたって、その美しさを際立たせている。
自然の生み出す、巧まざる造形の美には、言葉を失う。
背景のコンクリート塀には、ネコヤナギの横に立っている枇杷の大樹が、自らの立ち姿を描き出している。お日様と樹木とのコラボレーション。
自然が生み出す芸術作品に見とれながら、今朝の散歩を楽しんだ。
今朝は、最も朝冷えが厳しかった。
道端の草々に降りた霜の白さも、格別に美しかった。