海風が吹く

どこまでも泳ぐ世界の海を!

培ったものがトラウマに

2018年03月10日 09時39分31秒 | ひとりごと
いつかは水温について書こうと思っていた。

私は30年前にダイビングを始めてインストラクターになり、それを生業にしていた時期もあった。
その頃は年齢も若く、とても楽しかった。

ダイビングインストラクターだったことをひけらかす訳ではなく、その当時、培った、また、経験したことを少し書いてみたくなった。

水温についてだ。
今現在、ダイビングは殆どやっていなないく、オープンウォータースイム(OWS)をやっている。
OWSをやるようになってから水温に対する考えがすっかり変わった。

皆さんご存じだと思うが、水温は気温から遅れること、1ヵ月〜1.5ヵ月位遅れてピークがやってくる。

それは水に特徴にある。
水は空気に比べて圧倒的に密度が高い。
空気は熱し易く冷め易いが、水は変化が遅い。

関東近海は気温が、1〜2月が一番寒い。
一方水温は今の時期(3月)が1年で最低水温なのである。

夏は7〜8月が最高気温だけど、水温は9月が最高になる。
概ねそうである。

しかし、これはダイビングの場合であり、OWSにそのまま当てはまらない。
というか、天気で水温が随分変わるということが実感としてわかった。

OWSの大会に参加すると、大会主催者から水温の発表がある。
すると、その開催時期から推察する水温とかけ離れていることがある。
暖かったり、冷たかったり、
OWSを始めた頃は、「主催者はいい加減だな」というのが、私の感じた印象だった。
良く考えたら、主催者側も嘘をついている訳ではなく、水温計で計っている訳である。
私の経験の方が違っていた。

それを感じたのはある大会で想像以上に暖かいと思った時だった。
難しく考える必要は無かったのである。
OWSは水面で行う競技、水面は晴れていれば、暖かくなるし、曇りならばそんなに暖かくならない。
当たり前のことに気づかず、先入観で決めつけていた。
水中の世界を私は水面に置き換えて想像していたということだ。

そろそろ暖かくなってくる。
恐らく、来月(4月)位からあっちこっちで練習会が始まり、大会は5月から始まると思う。

今になって思うと、ダイビングの経験は貴重だったけれど、春先から海に入る勇気がないのも事実。
臆病者になってしまっている。
4月位まではあの頃を思い出してしまう。
トラウマなのかなぁ。

インストラクターだった頃、仕事だったから潜っていたけれど、春先の海は冷たいし、春濁りがある、嫌だった。
よくも我慢して潜ってたなぁ〜
今、思い返しても震える(ブルブル((( ;゚Д゚)))


早く暖かかくなって欲しい。
今年2018年は海限定だけど、フィンスイム(ビーフィン)に挑戦する。


予定だ(^-^)/

追記
海は風の影響もある。
風向きで透明度、水温に影響を与える。
どこの海もそうだけど、湘南や御宿など、風向きで随分変わることがあるから注意しなくてはならない。



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