週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

「アルビ君とディーオ君のPK戦」から考える可能性

2010年05月16日 | アルビレックス新潟

昨日の山形戦のキックオフ前に、アルビのマスコット:アルビ君と、山形のマスコット:ディーオ君がPK戦を行うというアトラクションが行われました。進行をしたのは、ビッグスワンの場内アナウンスでお馴染みのNAMARAの森下君(昨日はややおとなしめのファッションでした)でありました。

動きのあまりよくない着ぐるみ同士のPK戦ということもあり、シナリオ通りに上手く進まないアクシデントもあったようですが、森下君の軽妙な司会もあり、観客はそれなりに楽しめたのではないかというのが大方の評価ではないかと思います。

しかしボクは、この山形戦での「PK戦ショー」は、画期的な大きな前進であったと評価しています。なんたって昨日の出来事は、アルビ君が「手を振って歩く」以外のアクションをビッグスワンの観客の前で披露したという、アルビレックス史上歴史的な出来事だったのですから。

アウェイ戦を観戦して感じるのは、そのチームごとに「ゲーム以外の付加価値でお客さんを楽しませる」という姿勢に大きな差を感じるということです。特に、マスコットキャラクターが子どもたちを(時にはもちろん大人たちも)楽しませるという要素は、とても重要だと思います。日本平でのパルちゃんショー、味の素スタジアムをローラースケートで滑走する東京ドロンパ、マウンテンバイクで場内を走る万博競技場でのガンバボーイ。ゲーム前やハーフタイムにも「お客さんを楽しませる」というこの姿勢は、「ビッグスワン4万人集客」の実現のためにも、きわめて重要であるとボクは考えます。

その意味で、今回のアルビ君とディーオ君のPK戦ショーは、今後の可能性を感じさせる実に価値のある企画だったと思うのであります。それこそ場内アナウンスの森下君にしても大野君にしても、「新潟のお笑い集団NAMARA」のメンバーです。アルビ君を始めとするマスコットをうまく使ったコントなり一発芸なりに、ぜひ挑戦してほしいと思います。

今日の午前中にTeNYの「ザ・サンデー」という番組で、亡くなった島野修さんの特集を放映していました。島野さんはドラフト1位で巨人に入団した投手でしたが、選手としては巨人・阪急の2チームでわずか1勝しかあげられない成績で引退しました。その後、阪急のマスコット人形ブレービー、オリックスのネッピーを通算18年間演じ、マスコットとして通算1175試合に連続出場した人物です。日本の野球界に「マスコットの文化」を定着させたパイオニアでありました。「ドラフト1位のプライド」と「裏方としての仕事のやりがい」、島野さんの葛藤やその克服とやりがいに焦点をあてた番組構成に、ボクは見ていて熱いモノを感じました。「あぁここにもプロがいる」と。

さてさて、話は昨日の山形戦に戻ります。今回は山形のディーオ君だけでなく、たくさんのキャラクターが集合していましたね。ちょっと画像で紹介しましょう。

はい。これがディーオ君です。正体はカモシカをモチーフした「神」らしいです。

えぇっと、これは左から、マカプゥ(東北電力のマスコット); ニック(新潟日報のマスコット)、せんとくん(平城遷都1300周年のマスコット)であります。

こちらは「上越忠義隊けんけんず(越後上越:天地人博のマスコット)」であります。

一緒に記念撮影をする人たちもたくさんいましたから、この「マスコット大集合」は成功だったのでありましょう。国体が終わったからか「とっきっき」がいなかったのが残念でしたが。

 

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