策士ヤンツーの指導下にあるツエーゲン金沢との一戦は、前半を終えて1-1の状況下、両チームの激しい攻防の下で後半戦に突入しました。後半35分。片渕監督は3枚目の最後のカードとして、先制点をあげた渡邉新太に代えてユースの本間至恩を投入します。
その思い切った起用が大当たり。アディショナルタイムに至恩くんが決勝点を相手ゴールにたたき込みました。いやぁ~興奮した!もう感激&感動の幕切れです。18歳の少年が、アルビサポーターのハートを鷲づかみした瞬間でした。なんたって至恩くん。ゴールをあげた後、迷わずにG裏に一直線。サポーター席に走り込んでくるなんて、素晴らしい子ですなぁ…。その後はベンチに行って仲間からも祝福の嵐でしたけど。
アディショナルタイムは3分で、至恩くんの得点は90+2分。まさに劇的なゴールでありました。ボクらは今日、本間至恩というチームの至宝をビッグスワンで手に入れたのかもしれません。あのキレッキレのドリブル、相手を交わす鋭いテクニック、思い切りのいいシュート。これからのアルビレックスを牽引する宝石の原石ですね。
ふと気がつくと、今日のビックスワンのピッチには、本間至恩、渡邉新太、川口尚紀、渡邊泰基と、アルビユース出身の選手が4人も名を連ねていました。トップチームで下部組織で育成された選手が確実に活躍するって、ある意味理想的な形ですよね。そういう意味でも今日のゲーム、特に感慨深いモノとなりました。
続きはまた明日ね