九運久運の筑波山彷徨録

筑波山や近くの公園を気息奄々の足取りで歩いた備忘帳

真岡市・阿部岡浅間山を歩く

2014年04月08日 | 栃木県の山

先々週の山歩きです。3月最後の土曜日の29日に真岡市・南高岡にある仏生寺公園を起点に
整備されている「新四国八十八ヶ所・阿部岡浅間山・大政山ハイキングコース」の一部分を
歩いて来ました。
この時の29日は真岡市・高田に出掛ける予定があり、その近くで簡単に歩ける山が無いか
検索したところ、真岡市観光協会のHP内でハイキングコースの紹介があり、
その中の項目「周遊」からハイキングコース地図案内をプリントアウトして出掛けました。



 
自宅からつくば市・下妻市を抜け筑西市内を走る国道50号線・門井の交差点から
県道45号線(つくば真岡線)を走りゴルフ場を目標に県境を越えました。
午後から訪れる高田地区を確認したあとに、東大島地区のT字路から県道を
キョロキョロしながら進むと「仏生寺のケヤキ」の矢印看板が目に入り、
そこから道なりで仏生寺公園・駐車場に入りました。着いた時は1台の車も無く、
駐車するのに躊躇しましたが案内板の近くに車を停め、歩く準備をしました。




 
スタートは、仏生寺・庫裏の後ろ側の87番札所の石碑からコースに入りました。
スタート地点に掲示してあった芳賀新四国八十八ヶ所案内地図の逆コースを歩きました。
歩き出しは薄暗い竹林の中を抜け周回尾根道に取りつきました。







  
88番札所と87番札所の石碑が立つ「錫杖ケ峰」に着きました。
好展望と書かれた所ですが、この時は初夏のように気温があがり、
周りの風景も雲が多く展望がききませんでした。
次に歩く予定の東側に見える南高岡浅間山を眺めながら休憩をとりました。






周回コースを歩きます。





 
新四国八十八ヶ所コースと阿部岡浅間山の分岐点です。
63番札所の石碑がたつところです、ここからコースを西側にとり阿部岡浅間山に歩きました。




 
良く踏まれた気持ちの良いコースです、道沿いにはツツジも咲き出していました。




 
コース途中に「三谷・大政山・参らず池」の道標がありましたが、
かなりハードなコースのように感じ、今回はパスしました。




 
コース唯一の岩場を抜けます。 
阿部岡地区から上ると、この場所に合流するようです。





 

  
阿部岡浅間山・頂上。
頂上西側には前に見える鞍掛山に通じる道がついていました。





頂上から分岐点まで戻り、新四国八十八ヶ所コースを歩きます。




  
「小錫杖」と書かれた場所で、55番・54番・53番札所の石碑がたつところです。
今回歩いて「展望が良い日にはこの場所が一番かな」と思わせる気持ちの良い広がりが
望める場所です。ここでノンビリと過ごせたら最高でしょうか。




小錫杖で休憩し、新四国八十八ヶ所コースの16番・17番側の道を分け、
公園駐車場側に歩きました。
ここで4人グループの方々とすれ違いました。




   
駐車場が見えてきた場所を下り、振り返ると此処が登山口でした。
芳賀新四国霊場案内図が貼り出されており「阿部岡浅間山・大政山登山口」の標記もあり、
その脇の参道沿いは1番札所の石碑がたっていました。






仏生寺公園・駐車場に着きました。
「この里山林は『とちぎの元気な森づくり県民税』で整備しました」と書かれてありました。


この時は土曜日でしたので、地元の方など大勢の人が歩いているのか?と思いましたが、
すれ違った方は4名だけの静かなハイキングコースでした。
真岡市観光協会のパンフレットにも「錫杖ケ峰からは那須山、高原山、日光連山、
群馬山々の眺め良く、真岡市内、宇都宮方面が一望できる」と書かれているように
快晴時は展望を楽しみながら歩ける良いコースだと思いました。
また、阿部岡浅間山の標高が208mと頂上山名板に書かれていましたが、
周りを見渡す展望の良さなど、低山とは思えない雰囲気のある里山でもありました。





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