親子の面会交流を実現する全国ネットワーク(OB)

親子が自由に交流出来るよう、面会交流権の拡大や共同親権・共同監護社会の実現を目指して活動しています。

●引き離しに遭っていたフランス人男性、11月19日に自殺(享年35歳) (駐日フランス大使館HP)

2010年11月26日 02時58分46秒 | Weblog
http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article4221

アルノー・シモン氏の訃報 に対する 駐日フランス大使のお悔やみ

Version française

私たちの同朋であるアルノー・シモン氏が11月19日(金)、自ら命を絶ちました。享年35歳、2006年から日本に滞在され、東京でフランス語教師をしていらっしゃいました。

シモン氏には生後20ヶ月の男の子がおり、本年3月のパートナーとの別離以来、親権を得ようと努力しましたがかなえられませんでした。フランス人コミュニティーを代表して、ご親族の皆様方に深い哀悼の意を表します。

若くしてこれほどまでに恐ろしい行為に及んだ理由について、確信を持って断言できる人は誰もいません。しかしシモン氏は最近、ご子息との面会が非常に難しい旨、当館の領事部に訴えており、お子さんとの別離が決定的な原因のひとつである可能性は非常に高いと言えます。このことは、同じような境遇にある32人のフランス人の父親たちや、世界中の領事関係部局が把握している限り約200名存在する、親としての権利を行使できていない方々の苦悩を、私たちに想起させます。

これだけの悲劇に対して私たちが発言や行動をもってできることは限られています。しかしフランス当局および当館は、ドイツ、アメリカ、オーストラリア、ベルギー、イギリス、カナダ、コロンビア、スペイン、ハンガリー、イタリア、そしてニュージーランドと共に、日本国に対し、国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約を批准し、早急に個々の案件を検討に付し、可能な場合には、それぞれの置かれた状況に即した適切な解決法を見出すよう、断固として要請しております旨、ここに改めて確認致します。

焦点となっているのは子供たちの利益であり、片方の親との接触を妨げる権利は誰にもありません。また、この悲劇的な例が物語るように、父親たちの苦悩も考慮しなければならないのです。



Service d’Information et de Communication (11月24日)


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6 コメント

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Unknown (雑歌屋)
2010-11-27 01:57:50
こんにちわ。うわさを聞き24日にこの大使館のサイトを読みました。25日付でフイガロ氏でサイト記事になっています。日本の新聞はとりあげていますか?なかなかヒットしません。
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Unknown (Unknown)
2010-11-27 08:56:52
心からお悔やみ申し上げます。どんなに絶望感に苛まれたことでしょう。同じ境遇にいる方で心を込めたお手紙を遺族、在日フランス大使に出したらどうでしょう。我が子を思う気持ちは日本人もフランス人も同じです。共同親権反対派はよく文化の違いを言い出しますが。そんなことは断じてありません。
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お悔やみの手紙 (お悔みの手紙を出しましょう)
2010-11-27 15:00:54
親子ネットからお悔やみの手紙をだしましょう。
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Unknown (化石団体だよ。)
2010-11-27 21:21:08
以前ここにしんぐるまざぁずとか言うサイトのリンクが張ってありましたが、あそこもこのことを触れているのかな?母親のモラハラが子供の父親を死に追い詰めたことを。まさか親子断絶防止法には敏感に反応してこのことは感心なし?母親側の意見も聞きたいな。

話変わりますが以前私が無名で投稿していたときこんなことを書いたのですが。

私は生後1ヶ月。義母と不仲で些細なことで口論になってそのまま実家に帰って行き会えない状態が2年。最初は養育費を送ってたけど、養育費いらない、離婚しないなら婚姻費用4万払えとか言うから養育費も今は子供名義の口座に積み立ててますよ。
嫁の調停の態度は会わせないの一点張りで婚姻中の些細なことを言っているだけで弁護士もつけず解決する意欲も感じられませんでしたが。
なんと昨日私の弁護士から連絡があり、妻のほうに弁護士がついたみたいです。
その弁護士の名前をネットで検索
とても地元では有名な方で主婦から離婚後弁護士に転身 女性の味方 弱い女性と子供をDVから守れというよなタイトルのインタビュー記事も。DVに関する講演もとても精力的にこなしているみたいです。私が子供に会えて父子関係が回復するまで離婚しないと調停で伝えたので
妻が離婚裁判を起こしても今は認められないので弁護士依頼はしないだろうと思ったのですが今になって弁護士に依頼。妻側弁護士がどんな戦法をとるのか楽しみです。会わせないと主張するのか、それとも会わせるから離婚してくれと言うのか。こんな女性の味方の弁護士が相手方についた経験のある方アドバイスがあったら教えてください。予想の範囲で相手方がどんな出方をするのか意見あったらください。
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ハーグの壁 (田中由美子)
2012-11-06 18:58:16
私も国外事例の当事者です。6年前に、アメリカ人の元夫に2人の子供を連れ去られました。負債まで背負わされ、自己破産しました。お気持ち、よくわかります。法律が違う国で、それもハーグに加盟していない日本で…法律で犠牲者を何人出せば、日本は変わるのでしょうか?
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日本の司法に正義は無い (YF)
2012-12-31 00:37:28
日本の官僚や司法制度に家族の普遍的本質が解る人は皆無です。こんな自己(:自国)中心主義の原始的な発想で世界と対比せず、よく恥ずかしくないなと思います。せめて両親と子供の関係をもっと自然に理解し、偏った関係から保護することができないものかと本当に憂います。駄目官僚、裁判所未来から国民があなたたちの傲慢で無知な愚行を笑っていますよ。
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