雪まみれ日記

もうすぐ40の声が聞こえてきた中年&へタレなスノーボーダの雪まみれ&山遊び関連の日記。

ボードトリップ vol.10 八方沢→崩沢

2005年03月06日 | スノーボード
天気図、天気予報。いずれも日曜日のコンディションは約束されたも同然。
当然のごとく白馬へ。

朝起きると…雲ひとつない快晴。
ブルークリフのツアーへ参加である。
一人でもいいかなとも思ったが、白馬はやっぱりでかい。どでかい。
単独ではいるには危険多すぎるかなと思い、ブルークリフのツアーへ。
ブルークリフの滝本さんに聞くと前日の栂池のお山は胸までのドパウダーだったそうな。

鹿島槍、白馬三山&五龍、雨飾、火打、妙高…すばらしい景色を眺めながらのハイクアップ。
尾根の北も南も、対面の五龍も白馬鑓方面も雲ひとつない天気でパウダー。
全山粉状態である。
こういう日にこういう場所にいることのラッキーさにガッツポーズが出そう。

脳内物質でまくり状態で八方尾根2361ピークへ。
ここで無名沢を攻めるノースチームと八方沢を攻めるサウスチームへ。
俺はすでに無名沢は2回いったので今回はサウスチームへ。初の南面である。
景色を楽しみながら飯食ってドロップ準備。

sesssion
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セッション1
シモノカンバの尾根の南側。
斜度もそれほどなくリラックス斜面
そこからトラバースしてオオイワ方面へ。途中でスピードが落ちてしまい不完全燃焼の1本であった。

セッション2
大岩からのシュート
オオイワの2つ南からのシュートにドロップ。
前半は40度弱くらいで雪も少し硬くこけるとちょっとまずそう。
後半は左の支尾根ルートめがけて集合地点へ。
集合地点から大岩のメインシュートの真下にあるフラットなボトムまでトラバース。
南斜面のため直射日光のためか雪がちょっとサンクラスト気味。
トラバースしてる途中でちょっとした表層雪崩っぽく落ちていく。
その後は崩沢までストックボードしながら移動。

セッション3&4
本日の核心部分。
しかもセカンド&ファーストでいただく!!
ラッキー。
疎林を抜けて沢の反対の斜面へ直滑降で。うりゃーーーとぶちあてる。
日陰だけあってドパウダー状態。
そのまま加速しながら数ターン。集合地点へ。
沢のしたは直射日光で雪がかわっておりあやうく転倒しそうになったが持ちこたえた
セッション4では俺がファースト。
でかいボウル状の地形をサル状態であてこみまくる。

その後は、崩沢の下部へ移動しストックボードでひたすら下る。
休憩地点で反対の斜面を見ると規模は小さいけど表層雪崩が…。
スルスルという感じで雪の表面が崩れて滑り落ちていってる。
雪崩の後はいくらでもみたことあるけど、雪崩をしている最中というのははじめてみた。
不気味である。
白馬47の駐車場へいって解散。

気温は低いものの南斜面で直射日光を浴びているためか、雪質も悪いところは握ると固まるくらいの状態になっていた。
とはいえ尾根をひとつこえて日陰にはいったり風にたたかれていない斜面にいくとドパウダーだったりして、雪質変化のめまぐるしい斜面だった。こういう変化に対応できる強いすべりができるようにならないとなー。修行あるのみ。

一緒にすべってくれたみんな、感謝!&こんなお天気をあててくれて山の神様ありがとう!


以下キロク
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0810 名木山リフト乗り場集合
0930 八方池山荘からハイク開始
1130 2361ピーク到達
   ドロップイン準備後ドロップ
1530 白馬47ベースへ到達