ＲＯＣＫな小説家

クライマックスシリーズ盛り上がってますね！

セリーグは巨人vsヤクルトが1勝1敗となり、今日が決定戦。
まぁどっちが来ても、ナゴヤドームでは敵なしだけどね。

さて「読書の秋」という事で本に関する話題を。

この前「村上龍」の「希望の国のエクソダス」という小説を読みました。
「近未来の日本で、中学生達がインターネットを使って集結し、北海道に理想郷を作る」という内容です。

この村上龍さんはこういう近未来小説が得意で、最近では「半島を出よ」で北朝鮮の特殊部隊が「福岡ドーム」を占拠し、
日本を攻めてくるというちょっとリアルにありそうな小説もありました。

龍さんは個人的に大好きな作家で、高校生の時に「コインロッカーベイビーズ」という小説を読んで衝撃を受けました。
過激なエログロタッチの文章が特徴で、時々ついていけない時がありますが、そのかなりロックな表現力はすごい！です。

エログロな世界だけではなく、サッカーやテニスなどのスポーツを題材にした小説や、音楽、料理、政治、経済などテーマが幅広いのも特徴です。
興味を持ったものを徹底的に取材して、よりリアル感のある読み物にするのが得意ですね。

昔はテレビで「Ryu's Bar」というトーク番組をやったり、映画も撮ったりしてましたが、こっちの方の才能はイマイチだった様です。
名前が一緒なので「村上春樹」と混同する人もいるみたいですが、ちなみに別人です。

「村上春樹」さんも大好きな作家ですが、これについてはまた今度・・・。

Shin