ITネット社会の様相

オフィスヴォイスのコラムブログⅡです。

13-12 マネージャーは現場にはりつけ

2009年10月16日 | Weblog
 これからのマネジャーは、従業員に期待すること(価値)を、自ら関わり行動することで、表明しつづけることだ。
 現場に足を運んだり、顧客に直接、声をかけることは、直接的な顧客サービスではない。それについては、現場に委ねればよい。しかし、短い時間であっても、社員にお客様第一であることをパフォーマンスするとともに、現場で社員が働くために、何が不足しているか、客はどう思っているのかを見抜き、即、対策を練ることに全力を傾けるべきである。
 わからなければ、わかるまで現場にはりつく。こういったことは、今のところ日本の叩き上げのマネジャーには、わかりきっていることだけに、大して必要ないと思われている嫌いがあるが、だからこそ、やってみるべきだろう。
 お客も世の中の流れも、そして、何よりも自分の会社の行き先も変わっているかもしれない。常に、初心に立ち返ってやることが大切である。
 ましてや、現場をあまり知らないマネジャー(エリート、転職者)には必修である。これからは、そういう人の方が多くなるだろうから、現場に足を運んで期待することを示すことは、大切なマーケーットリサーチを兼ねたコミュニケーションになる。
 上司としてでなく、コーチとして、アドバイザーとしてマネジャーは存在するのである。