一昨日書きこしてくれたので早速、テレウェイブ見たらテクニカル的には絶好の位置ですね。
一時的な反発かどうかはわかりませんでしたが若干幅を抜けました。
スイング狙いのテクニカルでは日本レップを扱ってます。
他には優待銘柄の入れ替えなどをやっていました。
今日は、久しぶりに昔のような記事を書いてみましょう。
なぜに書かなくなったかと言うと、ようするにワザワザ書く気がなくなったからです。理由は容易に想像できると思いますが、それだけではなく他の人が書いてくれるぐらい有名銘柄になりましたので、他の人が書いてくれるなら私はもともと競争意識が希薄で天才的にナマケモノなので別にそれでもいいです(笑)
とはいえ、気楽に読んでもらう為にBGMでもかけてくださいな。
http://www.youtube.com/watch?v=-SgFQp7BYkg
PBR(純資産倍率)というものがありますが、これについてはたびたび質問を受けています。
もちろんそれはダヴィンチの特徴ゆえにダヴィンチホルダーの宿命でしょうが、これと営業キャッシュフローが、ダヴィンチに関してそれなりに根拠のある気になる点ではあるでしょう。(それは重々承知しています)
結論から申し上げると僕の場合はどちらもダヴィンチのケースに関しては個人的にはほとんど重視していません。
なぜかというとPBRは確かに有効な指標で、当のダヴィンチの金子社長自体がファンドにて修正PBRで株式投資も行っています。まあ、これに関してはあまりうまくいっていない状況ですが、だからといって金子社長の投資法が間違っている訳でもなく、だからといってダヴィンチだけをエコ贔屓している訳でもなく、ダヴィンチという企業を評価する上でそれほど重要な指標であるとは思えないからです。
その前にそもそもPBRとは何であるのか?
というと、私自身も詳しくは知りませんがPrice Bookvalue Ratioの頭文字だったと思います。意味は株価を会社の一株あたりの財産で割ったものであると言われます。
株価に対し一株辺りの純資産の方が多ければ当然それは割安であり、PBRがあまりにも低い場合には仮に会社が倒産してもその清算した価値が高いので会社の財産を処分してそれ以上の資産を受け取る「残余財産分配請求権」からみた投資とも言えます。
ではなぜにダヴィンチに関してはそれを重視しないと思えるか?という点ですが、
まず第一に景気の動向があります。
ホンの3年前ですが日本経済は株式を始める絶好の状況でした。
当時は信用リスクが過度に警戒された相場でヤフーファイナンスとかで5年、10年チャートを見ればすぐにわかりますが、今から考えると信じられないぐらい安い株価で有名企業がいつ倒産するかが懸念されるという状況ですからPERがあまり役に立たない相場だったといえます。
そんな中では、PBRは清算価値を「ある程度まで」担保してくれる指標ですので非常に有効な指標でした。
具体的な例としてはダヴィンチに関してPBRを考えたことはそれほどありませんが、例えば中部鋼鈑という会社がありますがこの会社に投資しようと思った時はPBRを参考にしました。
つまり、おおまかにいってPBRは企業のゴーイングコンサーンとしての前提に疑義があるそういう状況で始めて有効だということです。
第二にダヴィンチのみならず不動産ファンド関連企業では、そもそも会社本体で物権を取得することが「一時的」ではあっても長期に会社本体で保有することはそもそもリスクマネジメントの観点からよほどの「二度と手に入らないような優良物件」でもない限り、ビジネスモデルにそもそも矛盾しています。
個別のケースに言及する気は一切ありませんが、そのような会社はむしろ疑うべきでしょう。
第三に現行の会計制度は年々改善されているとはいえある程度まで発生主義会計に基づいていますので、そもそも純資産倍率という名前にありながらかっての英国のように元となる会計が解散価値を求めた会計ではないので、例えば現金はともかく株式や債券、土地が流動性の問題から極めてボラティリティの高い一時的な数字に過ぎないことを他ならぬ皆さんがよく知っていますよね(笑)。
それゆえ、株式には時価主義、土地にも時価主義という方向で90年代から変えています。個人的には愛国心からは遅すぎた改革だと思ってますが。
ただ、これも所詮決算期末の「時価」に過ぎませんよね。
例えば自己株式は、決算期間と今では全然「時価」が違うはずです。また逆の意味でも土地もこの半年間で驚くほど「時価」が違うはずです。
ちなみに特許権、著作権、営業権、ソフトウェアの無形固定資産などはもっとブラックボックスで何もわかりません。
さらに同じ時間でも株や不動産ですが「時価」が異なっているんですよね。
例えば不動産の時価は細かいものまで含めると非常にたくさんあります、株に関しても実はケースによって多数あります。
これに関しては、日本国の会計制度で許された範疇ならば、経営者が裁量で選べます。よくある誤解ですが監査法人には情報開示に不適切だからといって強制的に修正することはできないのです。せいぜい意見しか言えない、その程度の権限しかないわけです。だから最終的に投資は仮定の下の数字よりも、経営者を自分の人生経験で見て信用できる人かどうか?だから定性分析こそがもっとも重視すべきことです。
話を元に戻して例えば中部鋼鈑の場合、実は財務諸表の土地の項目に比較的に早い時期に取得した土地があります。
1年以上株を保有する長期投資家にとって昨年11月以降のダヴィンチの株価の上昇同様、バブル前夜の上昇バブル後の値下がりで見てもそれ以前に土地を買っていた人は誰も損をしていないわけで、むしろ莫大な含み益が貯まっています。
中部鋼鈑の場合も簿価の少なく見積もって2倍の土地であることが近隣に住んだ生活感覚からわかります。
PBRのみで投資したわけではありませんが、もしもの時の少なくとも損はしないだろうという投資の決断に影響した面は大いにあります。
そして、詳しくは言いませんが経営陣への信頼と株価が見合わなくなったときに売却しています。
実はこの投資はたいした成果ではありません。この時期は誰でも儲かった。
例えば銀行株では60倍なんて銘柄もあり、さんざん叩かれていますがどんきぃさんこそがこの時期に実に素晴らしいトラックレコードを持っている歴戦の投資家です。
私自身は長期、短期、割安、成長、新興、東証大型、外国、いろいろやっていますが結局そのどれもがある程度は例え短期でも大局観を持っている投資家しか生き残れないと思っています。
だから、長期投資を主力とし万人向けの長期投資でも限られたバフェットの投資法しか他人にお薦め出来ないと、そういうことです。
オマケを2つ
金子社長は修正PBRでファンドのマネーを投資しています。
現時点で評価するのは早すぎて詮無き事ですが、日頃株に携わる我々なら現時点で容易に想像できますがハッキリ言って含み損でしょう。
「そして、金子社長に貴方が1個人投資家なら今のダヴィンチに投資するか?」と質問したとしましょう。
これは、究極の質問ですがある意味他人に投資を薦められた時にこれだけを聞けば十分とも言えます。
「すると答えるでしょう」
しかし「修正PBRで見て今のダヴィンチに投資するか?」と言えばそりゃあNOでしょう(笑)。逆に言えばYESと言ったらそりゃあジョークですね(笑)
粉飾決算でもあれば話は別ですが、ダヴィンチは「アドバイザー」なので付加価値創造型の企業です。フィンテックなどもそうですが付加価値型の企業のフロントランナー的な立場ですので、「EPS成長力に見合った適正なPER」というのはありますが、PBRはホトンド意味がないでしょう。この後オマケ2でその究極の理由を語ります。
ところで、金子社長の修正PBRの具体的な手法にはとても興味があります。
なぜならそれは不動産と言うものに対する評価のノウハウ、経歴そのもので今まさに人生でのお仕事を成し遂げようと言う世代の人に是非聞いておきたいことでもあります。著書などで拝見する限り、ビジネスへの姿勢、外国で働くと言うこと、国際文化への比較考察、外国人との結婚、生きてきた人生そのものがとても参考になる方ですのでちょっと思い入れが強すぎるかもしれませんが、そもそも情熱がなければ投資も仕事も後世に残る仕事はできないと思うからです。
ああ、それとなぜに「金子社長は修正PBRでファンドのマネーを投資していることについて現時点で評価するのは早すぎて詮無き」か、せっかく一生懸命仕事している経営陣に株主が自爆テロのように余計なプレッシャーをかけない様に具体的に明記しておきますが、
「そもそもファンドの期間何年ですか?」
「不動産の開発で具体的に成果が出るのどれぐらいかかる?」
「そもそも自分でも修正PBRで投資するのに結果が出るのがそんなに早いものでしょうか?(苦笑)」
「そもそもファンドの出資者でもない株主に途中の段階で質問する権利なんかあるでしょうか?(エージェンシー理論)」
といったところです。
オマケ2
ダヴィンチのPBRはだいたい13倍、アセットマネージャーのPBRは3.76倍だったかな?
そしてとても重要なことですが仮に僕がダヴィンチのCFOに就任したとします(爆)
そして、株主としてではなくCFOとして会社のことを考えます。
まっとにかくそういう前提で話を進めます。
うさCFO
「社長、アセットマネージャーに比べて、PBRの高さが投資家の間で問題になっています。なかにはバブルだ~と騒いでる輩までいるようです。」
社長
「しかたがありませんね~PBRを上げる上で何か有効な方法を考えてください」
うさCFO
「現時点で当社のPBRは約13倍、時価総額が約1800億です。
当社は、株主資本比率もだいぶ低下していますし、一定水準を維持した投資案件も多数ありますから、EPS自体もアセット同様またはそれ以上に上昇させることができるでしょう。ROE、ROAの水準も証券市場で随一の高さです。
また、以前の資金調達時より既に二年以上経過しています。
同業他社であるアセットやケネディクスの事例から比較して、投資家には十分納得されるでしょう。金融環境は非常によいですが、不動産市況の値上がり傾向、金利の先高感からここで資金調達は理にかなったポイントです。
仮に常識の範囲内で時価総額の1割程度180億の新株を発行すれば、150億程度は集まるでしょう。
そうすればただその現金を持っているだけでPBRは半分の6倍台の水準まで落ちるでしょう。
もちろんEPSの最大化の観点から使い道は考えないといけませんが、まあ借入金の返済でも「株主資本比率が低いーと騒いでる投資家」もいますから常識の範囲内でしょう。
ですが、このさいド~ンとMSCBでも発行して時価総額の3割ぐらい調達しましょうよ(笑)アセットのように年2回1割づつ発行しても数年でキャッシュリッチ企業の出来上がりです。
その資金でもって、ここに敵対的TOBでもかけましょうよ
http://profile.yahoo.co.jp/biz/fundamental/8301.html
これはもちろん冗談ですがMSCBならば金男さんもモモンガさんも即座に用意すると大変乗り気です(笑)
どうせ今のダヴィンチは信用規制がかかるぐらい短期投機家ばかりなのでみんな派手にやったほうが「祭りだー」とか騒いで大喜びですよ。
大丈夫、新政権は保守だから中韓には強く出れても、ポールソンさん(金男OB)に出てもらえば靴でも舐めますって・・・。
しかしながら、当社は投資としての当社株式の魅力を重視しており、EPSの最大化を最重要経営目標に掲げています。
これを変更してアセットマネージャーのように会社としての規模を大きくする(アジアNo1投資銀行を目指す)方向へ経営目標を変化させましょう。
そうすれば、毎年2回程度の公募増資が経営目標に矛盾しなくなります。
Let,s 資金調達 !・・・」
社長「・・・・・・・」
さて、どっちがいいか良く考えてくださいね。
一時的な反発かどうかはわかりませんでしたが若干幅を抜けました。
スイング狙いのテクニカルでは日本レップを扱ってます。
他には優待銘柄の入れ替えなどをやっていました。
今日は、久しぶりに昔のような記事を書いてみましょう。
なぜに書かなくなったかと言うと、ようするにワザワザ書く気がなくなったからです。理由は容易に想像できると思いますが、それだけではなく他の人が書いてくれるぐらい有名銘柄になりましたので、他の人が書いてくれるなら私はもともと競争意識が希薄で天才的にナマケモノなので別にそれでもいいです(笑)
とはいえ、気楽に読んでもらう為にBGMでもかけてくださいな。
http://www.youtube.com/watch?v=-SgFQp7BYkg
PBR(純資産倍率)というものがありますが、これについてはたびたび質問を受けています。
もちろんそれはダヴィンチの特徴ゆえにダヴィンチホルダーの宿命でしょうが、これと営業キャッシュフローが、ダヴィンチに関してそれなりに根拠のある気になる点ではあるでしょう。(それは重々承知しています)
結論から申し上げると僕の場合はどちらもダヴィンチのケースに関しては個人的にはほとんど重視していません。
なぜかというとPBRは確かに有効な指標で、当のダヴィンチの金子社長自体がファンドにて修正PBRで株式投資も行っています。まあ、これに関してはあまりうまくいっていない状況ですが、だからといって金子社長の投資法が間違っている訳でもなく、だからといってダヴィンチだけをエコ贔屓している訳でもなく、ダヴィンチという企業を評価する上でそれほど重要な指標であるとは思えないからです。
その前にそもそもPBRとは何であるのか?
というと、私自身も詳しくは知りませんがPrice Bookvalue Ratioの頭文字だったと思います。意味は株価を会社の一株あたりの財産で割ったものであると言われます。
株価に対し一株辺りの純資産の方が多ければ当然それは割安であり、PBRがあまりにも低い場合には仮に会社が倒産してもその清算した価値が高いので会社の財産を処分してそれ以上の資産を受け取る「残余財産分配請求権」からみた投資とも言えます。
ではなぜにダヴィンチに関してはそれを重視しないと思えるか?という点ですが、
まず第一に景気の動向があります。
ホンの3年前ですが日本経済は株式を始める絶好の状況でした。
当時は信用リスクが過度に警戒された相場でヤフーファイナンスとかで5年、10年チャートを見ればすぐにわかりますが、今から考えると信じられないぐらい安い株価で有名企業がいつ倒産するかが懸念されるという状況ですからPERがあまり役に立たない相場だったといえます。
そんな中では、PBRは清算価値を「ある程度まで」担保してくれる指標ですので非常に有効な指標でした。
具体的な例としてはダヴィンチに関してPBRを考えたことはそれほどありませんが、例えば中部鋼鈑という会社がありますがこの会社に投資しようと思った時はPBRを参考にしました。
つまり、おおまかにいってPBRは企業のゴーイングコンサーンとしての前提に疑義があるそういう状況で始めて有効だということです。
第二にダヴィンチのみならず不動産ファンド関連企業では、そもそも会社本体で物権を取得することが「一時的」ではあっても長期に会社本体で保有することはそもそもリスクマネジメントの観点からよほどの「二度と手に入らないような優良物件」でもない限り、ビジネスモデルにそもそも矛盾しています。
個別のケースに言及する気は一切ありませんが、そのような会社はむしろ疑うべきでしょう。
第三に現行の会計制度は年々改善されているとはいえある程度まで発生主義会計に基づいていますので、そもそも純資産倍率という名前にありながらかっての英国のように元となる会計が解散価値を求めた会計ではないので、例えば現金はともかく株式や債券、土地が流動性の問題から極めてボラティリティの高い一時的な数字に過ぎないことを他ならぬ皆さんがよく知っていますよね(笑)。
それゆえ、株式には時価主義、土地にも時価主義という方向で90年代から変えています。個人的には愛国心からは遅すぎた改革だと思ってますが。
ただ、これも所詮決算期末の「時価」に過ぎませんよね。
例えば自己株式は、決算期間と今では全然「時価」が違うはずです。また逆の意味でも土地もこの半年間で驚くほど「時価」が違うはずです。
ちなみに特許権、著作権、営業権、ソフトウェアの無形固定資産などはもっとブラックボックスで何もわかりません。
さらに同じ時間でも株や不動産ですが「時価」が異なっているんですよね。
例えば不動産の時価は細かいものまで含めると非常にたくさんあります、株に関しても実はケースによって多数あります。
これに関しては、日本国の会計制度で許された範疇ならば、経営者が裁量で選べます。よくある誤解ですが監査法人には情報開示に不適切だからといって強制的に修正することはできないのです。せいぜい意見しか言えない、その程度の権限しかないわけです。だから最終的に投資は仮定の下の数字よりも、経営者を自分の人生経験で見て信用できる人かどうか?だから定性分析こそがもっとも重視すべきことです。
話を元に戻して例えば中部鋼鈑の場合、実は財務諸表の土地の項目に比較的に早い時期に取得した土地があります。
1年以上株を保有する長期投資家にとって昨年11月以降のダヴィンチの株価の上昇同様、バブル前夜の上昇バブル後の値下がりで見てもそれ以前に土地を買っていた人は誰も損をしていないわけで、むしろ莫大な含み益が貯まっています。
中部鋼鈑の場合も簿価の少なく見積もって2倍の土地であることが近隣に住んだ生活感覚からわかります。
PBRのみで投資したわけではありませんが、もしもの時の少なくとも損はしないだろうという投資の決断に影響した面は大いにあります。
そして、詳しくは言いませんが経営陣への信頼と株価が見合わなくなったときに売却しています。
実はこの投資はたいした成果ではありません。この時期は誰でも儲かった。
例えば銀行株では60倍なんて銘柄もあり、さんざん叩かれていますがどんきぃさんこそがこの時期に実に素晴らしいトラックレコードを持っている歴戦の投資家です。
私自身は長期、短期、割安、成長、新興、東証大型、外国、いろいろやっていますが結局そのどれもがある程度は例え短期でも大局観を持っている投資家しか生き残れないと思っています。
だから、長期投資を主力とし万人向けの長期投資でも限られたバフェットの投資法しか他人にお薦め出来ないと、そういうことです。
オマケを2つ
金子社長は修正PBRでファンドのマネーを投資しています。
現時点で評価するのは早すぎて詮無き事ですが、日頃株に携わる我々なら現時点で容易に想像できますがハッキリ言って含み損でしょう。
「そして、金子社長に貴方が1個人投資家なら今のダヴィンチに投資するか?」と質問したとしましょう。
これは、究極の質問ですがある意味他人に投資を薦められた時にこれだけを聞けば十分とも言えます。
「すると答えるでしょう」
しかし「修正PBRで見て今のダヴィンチに投資するか?」と言えばそりゃあNOでしょう(笑)。逆に言えばYESと言ったらそりゃあジョークですね(笑)
粉飾決算でもあれば話は別ですが、ダヴィンチは「アドバイザー」なので付加価値創造型の企業です。フィンテックなどもそうですが付加価値型の企業のフロントランナー的な立場ですので、「EPS成長力に見合った適正なPER」というのはありますが、PBRはホトンド意味がないでしょう。この後オマケ2でその究極の理由を語ります。
ところで、金子社長の修正PBRの具体的な手法にはとても興味があります。
なぜならそれは不動産と言うものに対する評価のノウハウ、経歴そのもので今まさに人生でのお仕事を成し遂げようと言う世代の人に是非聞いておきたいことでもあります。著書などで拝見する限り、ビジネスへの姿勢、外国で働くと言うこと、国際文化への比較考察、外国人との結婚、生きてきた人生そのものがとても参考になる方ですのでちょっと思い入れが強すぎるかもしれませんが、そもそも情熱がなければ投資も仕事も後世に残る仕事はできないと思うからです。
ああ、それとなぜに「金子社長は修正PBRでファンドのマネーを投資していることについて現時点で評価するのは早すぎて詮無き」か、せっかく一生懸命仕事している経営陣に株主が自爆テロのように余計なプレッシャーをかけない様に具体的に明記しておきますが、
「そもそもファンドの期間何年ですか?」
「不動産の開発で具体的に成果が出るのどれぐらいかかる?」
「そもそも自分でも修正PBRで投資するのに結果が出るのがそんなに早いものでしょうか?(苦笑)」
「そもそもファンドの出資者でもない株主に途中の段階で質問する権利なんかあるでしょうか?(エージェンシー理論)」
といったところです。
オマケ2
ダヴィンチのPBRはだいたい13倍、アセットマネージャーのPBRは3.76倍だったかな?
そしてとても重要なことですが仮に僕がダヴィンチのCFOに就任したとします(爆)
そして、株主としてではなくCFOとして会社のことを考えます。
まっとにかくそういう前提で話を進めます。
うさCFO
「社長、アセットマネージャーに比べて、PBRの高さが投資家の間で問題になっています。なかにはバブルだ~と騒いでる輩までいるようです。」
社長
「しかたがありませんね~PBRを上げる上で何か有効な方法を考えてください」
うさCFO
「現時点で当社のPBRは約13倍、時価総額が約1800億です。
当社は、株主資本比率もだいぶ低下していますし、一定水準を維持した投資案件も多数ありますから、EPS自体もアセット同様またはそれ以上に上昇させることができるでしょう。ROE、ROAの水準も証券市場で随一の高さです。
また、以前の資金調達時より既に二年以上経過しています。
同業他社であるアセットやケネディクスの事例から比較して、投資家には十分納得されるでしょう。金融環境は非常によいですが、不動産市況の値上がり傾向、金利の先高感からここで資金調達は理にかなったポイントです。
仮に常識の範囲内で時価総額の1割程度180億の新株を発行すれば、150億程度は集まるでしょう。
そうすればただその現金を持っているだけでPBRは半分の6倍台の水準まで落ちるでしょう。
もちろんEPSの最大化の観点から使い道は考えないといけませんが、まあ借入金の返済でも「株主資本比率が低いーと騒いでる投資家」もいますから常識の範囲内でしょう。
ですが、このさいド~ンとMSCBでも発行して時価総額の3割ぐらい調達しましょうよ(笑)アセットのように年2回1割づつ発行しても数年でキャッシュリッチ企業の出来上がりです。
その資金でもって、ここに敵対的TOBでもかけましょうよ
http://profile.yahoo.co.jp/biz/fundamental/8301.html
これはもちろん冗談ですがMSCBならば金男さんもモモンガさんも即座に用意すると大変乗り気です(笑)
どうせ今のダヴィンチは信用規制がかかるぐらい短期投機家ばかりなのでみんな派手にやったほうが「祭りだー」とか騒いで大喜びですよ。
大丈夫、新政権は保守だから中韓には強く出れても、ポールソンさん(金男OB)に出てもらえば靴でも舐めますって・・・。
しかしながら、当社は投資としての当社株式の魅力を重視しており、EPSの最大化を最重要経営目標に掲げています。
これを変更してアセットマネージャーのように会社としての規模を大きくする(アジアNo1投資銀行を目指す)方向へ経営目標を変化させましょう。
そうすれば、毎年2回程度の公募増資が経営目標に矛盾しなくなります。
Let,s 資金調達 !・・・」
社長「・・・・・・・」
さて、どっちがいいか良く考えてくださいね。
怠けると亀さんに抜かれますよ(笑
テレウェイブは、1Qが今ひとつなのでリバったら空売りが面白いかなと思ってました。
あんま詳しくないんですが、PBRについては、セキュアとかダビンチはビジネスモデル上、資産をオフバランスしてるから高くなってしまうのですかね。逆に、パシのように在庫かかえるとこは低そうな予感。
まあ、どっちがいいかってのは好みのような気がする。
うささんの平均取得単価は二万程度でしたよね。
私は、十\一万なんです。
そこで質問させていただきますが、
うささんが、月曜から初めて株式投資をすると仮定します。
ダヴィを買いますか?
なお、今後ダヴィは短期的に値下がりしないものと仮定します。
それは、買い増しの参考にさせていただきたいからであって、
『値下がりを待つ』という意見を、基本的に排除したいからです。
もし『買わない』という答えであれば、
いくらなら買いますか?
それとも、現状ならば他の流動化銘柄を買いますか?
答えていただけるならば、私には非常に参考になります(^-^)
当事は恐らく将来性を考えたら同業他社よりも安かったとの判断かと。
今から新規に買うなら、パシやアセットを差し置いてまで、ダビンチをあえて選ぶ理由てないような・・この読みはあたり!?
ご指摘のとうり、テレウェイブチャートを見て機と判断し、短期参戦していました。
なかなかすべては見きれないものの、それ以外にもチャート的に売りがピークを迎える銘柄が多く、今ちょっと面白くなってきたところです。
investerさん
あはは、まあそういう対応にはさすがい慣れっこですが、逆にそうでなかった対応の場合は、ついつい不必要な思い入れまで持ってしまいがちですものね。
流動化はともかく、マンデベなどは非常に丁寧な対応をされたところが何社もあります。
推測ですが大雑把に未回収エクイティなどから各ファンドの自己投資分を差し引きとそれぞれのインセンティブなどを勘案すると確かに其れぐらいの利益があるのかなと思います。
もっとも、含み益額がどういう前提の下での話か、出来る限り追跡調査しておかなければなりませんが、これが事実ならばダヴィンチの不動産運用能力は、確かにダヴィンチプレミアムを正当化するどころかもっともっと評価されていい他を突き放す収益力ですね。
500億といったら相当な含み益ですから、
そういった意味で見直しが必要かもしれません。
ヤマモさん
ソフトバンクについてはずっと狙ってました。
理由はもともと個人が多い銘柄なので、他よりもあるテクニカルチャートに非常に忠実な動きをするのです。
もうひとつは証券各社の袋叩きとも言うべき、レーティングのつけ方とそれ以前の出来高に明らかに作為を感じたからです。
しかし、自分が落ち着いて保有出来るかといえばNOです。
ヤマモさんは短期がお得意だけに、退き際も知っていて僕は非常にうまいなぁと思います。
実はこの退き際こそがもっとも難しいですね、何事も。
ちなみにケネは私大失敗しております。
理由は銘柄分析の結果、前半勝負の決算とにらんで中間後はアセット、ダヴィンチに上方の意外感が強いだろうと考えたからですが、思いっ切り外れてます。
荒ぶる市場の前では、僕などその程度です。
ケネ強いなぁ~と、関心しきりです。
そろそろ株価的にも分割もあるのではないかと思っています。
kogumaさん
お暇なときによろしくお願いします。
らうさん
抜かれるも何もそもそも、出来るだけ楽をして、可能ならば優秀な人の後ろを付いて行きたいと、思ってるうさでございます(笑)
PBRに関してはしょせん数字なのでどっちがいいかは好みです。
ガリラさん
それについては、紆余曲折ありまして結局平均単価は5万前後まで上がっちゃってます。
これには止むを得ない理由がありまして、全く口惜しいのが信用取引の現金規制です。
そうです、暴落局面で分割なんかしてくれちゃったからヘッジの一部を現金を口座に入れる必要から「現渡」せざるを得ず、無念の確定となった訳ですが、その後12万、10万のラインで多少買い戻していて、その後これらは10万割る時期も結構長かったですから短期回転に利用し、7万つけた時には年初からはさすがに想定せざる安値だったのでこれは長期分として保存してありますが、なんだかんだで結局5万を少し越えるところですか。
ただ、ではなぜ7万を少し越えるところが底と思ったかというとそれは二年前の予想PERの水準との兼ね合いでまあPER15倍程度その辺が底だと思ったからです。
で、ダヴィを買うか、ケネを買うか、アセを買うかですが、個人的には今買うなら海外の資源株、特に石油ではないかと思うのですが、流動化に絞るなら、まあダヴィンチを約10万で買います。
ですがココ2週間は、動かさないほうが良いと思います。
原因の上方修正が出るのかでないのか、どの程度かですが、この先6ヶ月ぐらいなら売り惜しみの影響から業績からはアセにまわしてもいいかなと思います。
とにかく、上方を見て決めます。
それまでは持ち続けます。
いわゆるダヴィンチプレミアムですが、それは別段理由のあるわけではなく半分はここの業績予想のクセの為に一見するとPERが割高に見えるからです。後の半分はダヴィンチは個人の人気株になり、同時に分割後に株主が5倍に増えているので(分割後等事は多分、株数の少ない、含み損状態の株主が5倍存在している)しこりがあるのかなということで少し懸念してますが、それを乗り越えるほどの予想が今年ではなく来年出るのであれば、株価の動きは早いと思います。
今年ダヴィンチほど強気で攻めているプレイヤーはいませんから、不動産の環境がそうであるならば黙っていても成果が付いてくるはずです。
結果はわかりませんが、その辺り世界中のバブルを渡り歩いてきた男の真骨頂じゃあないでしょうか。
実に丁寧で、かつ率直な感想をいただき感謝です。
いつまでも変わらないで♪
死ぬほど好きだから(笑)
* 先日銀座に行ってまいりました。
ダヴィとアセは150m程度しか離れていないんですね(体感距離)
金子さんと古川さんは何回すれ違ったのかな・・・
なんてことを考えました。
ちなみに、アセには侵入^^できましたよ・・・。
あそこ(タワー)の警備員は・・・で す。
ちなみに、通常はカードキーが必要です。
フロアの休憩室でコーヒーを飲みましたが、
見覚えのある顔の人は来ませんでした。
私はアクティブな投資家(笑)
銘柄選択にパシがなかったこと。
嫌いですか?。バランスシートの件でしょうか(好みの問題)
私は質問魔人。
うささんの知識をしゃぶり尽くします(笑)
自分でも勉強してますが、上手い人の信念や、投資手法は「参考」にします。
うざかったら言って下さい^^
アクティブな投資家であることは大変素晴らしいと思います。
金子社長と古川社長はともに異質な気がしますが、個人的には「あの」アメリカで一旗上げた金子社長により強いカリスマ性を感じます。
ダヴィンチの株主が人数で分割後に5倍に増えたことに得心すること多々。
なるほど、さすがにそれでは分割後に買った株主は、まあ大半が苦しい状況と推測しますが其れであるならば悲観的な論調になるのにも納得。
なぜならあちらは人数では圧倒的多数ですから(笑)
自分が知ってるダヴィンチのイメージではせいぜい1万人を遥かに下回り株主総会など50人もいたかどうかだったような記憶がありますから、隔世の感がありますね。
さて、その総会での社長のお話の中に様々なヒントがあったようですが、今一度確かめてみると精確に社長の予定どうりなっていることに驚きます。
例えば先週金曜日の日経新聞に出た記事
http://www.sodan.info/clipping/?sec=detail&did=14603
これなんか凄いですよね。
さて、パシですが別にどうということもなく、売り買いはしますがケネ、アセ、ダヴィはみな貸借銘柄ですがパシはそれができないので長く持つことができないのです。
銀行株に関しては一貫して強気でしたね。特にメガバンクバスケットはただ同然でしたから。
バスケットを買って、もしポシャッた時はどうせ日本の円も大暴落。そう思ったからこそのリスクテイクでした。
小泉政権は弱者をより弱く、強者をより強くした政権で、私らとしては決して褒められることはしていません。しかし、彼の劇場型政治とマッチポンプ的株高の演出で支持を保っていた節はあります。
さて、ダヴィンチですが、一旦退出していじって小やけどして・・・しかし、そろそろ機は熟したと判断しています。
夏前には見えなかった収益成長構造が、濃い霞の先ですが、見えてきた気がします。
軍艦ビルはちょっといかがかな?と思いましたが、東京駅前のパシフィックセンチュリーの買収は慧眼。ちょっと高い気はしますが、宣伝効果は抜群。「1兆円ここにあり」をアピールするには格好でしょう。
拠出額の年25%の運用利益(年間約750億)の確保は未知数ですが、地所に並ぶ新興の雄という宣伝効果は計り知れないと思います。
うさ氏が悪乗りして日銀買収など言っていますが(笑)、ファンドで他のファンド運営会社の買収は出来ないんでしょうかね?
REITの買収は今後あるでしょうが、オルガナイザーの買収もあっていいと思いますよ。そんな動きがあれば一気にセクターごと暴騰するでしょうし、仁義なき戦いになってくれれば日本の景気も上向こうと言うもの。
11.8万。本格撤退時よりちょっとだけ安いですが、今回はポジを減らして参入します。
さて、うささんは待ちのようですが、13週線も好転してきたし、そろそろ買い増しの時期かと思っていたら、このところ上昇基調で、どうやら買い逃したようです。残念。
金子社長は米国で創業した会社をNY市場上場までさせた初めての日本人。ノンリコースローンも最後はプロジェクトをまとめる人によって金利は上下するようです。流動化銘柄もいろいろありますが、そろそろ1本に絞ろうと計画していました。ケネ、アセあたりが先に上昇し、それからの上昇を期待していたのですが、どうやら絵に描いた餅に終わりそうですね。