うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

核実験、他人を見て我が振り直す

2006年10月14日 00時24分39秒 | 政経、歴史、スポーツなど
まずは、些事から始めます。

まず全体的に最近の短期売買のイメージはこんなカンジです(笑)
http://xn--youtube-xq4f7mkh.net/article/1360424.html

回転を試みる投資家は、水曜日に大きく下げ、その日のうちか翌日の寄りに買い戻すのがセオリーでしたが、水曜日は大口が揺すっていた(よく捕まらないよねー・・・笑)ので、まあタイミングは見計らえたと思います。
とはいえ、これも毎日見てれば当然ですが、結局のところ大口による「最後の時間までに」という名づければ「な~んだ」相場になることは、予想できました。
よって回転を試みる投資家は当然毎日見ているであろうので、今回は比較的楽に1割前後幅を取れた人が多かったのでないかと思います。

しかしもう少し一週間ぐらいを流れで見てみると個人的にはいつも自分が使っている日足チャート、テクニカル指標ではホトンド兆候が無かったので前日のうちに行動するというのは出来ませんでした。
まあ、実は休日はさんざん脅されたおかげで火曜日は歯医者に行ってまして一日中ブルーで家でトレードしてなかっただけですが・・・。
おかげで売り損なったし、あくまで水曜日は日頃毎日トレードしていることからの反射神経の良さでした。
ここまではダヴィンチに関してです。

そもそも水曜日にいつ堤防が崩れるか?と思ってみていたのは、アセットの件です。上方修正出してくると思ってましたが利益面では何の修正もなしであった&連結範囲の修正の裏を読むという観点から下げるんじゃないかな?と思ってましたが、新興全体の流れが容赦なく覆いかぶさったというところではないでしょうか。
しかしながら、アセットにとっては通期の半分に過ぎず、上方をちょっと前にだしたばかりなのでここでは出さなかっただけだと個人的に思います。
また、ダヴィンチよろしく売り惜しみしているのかもしれませんしね。
また、セクター全体で見ても不動産流動化以外にどこを買う?と言いたくなるような状況です。
あえて言いますが新興の下げは当然です。なぜならもともとそれほど実力の無い会社が多かったからです。しかし、猫も杓子も悪者にしてしまうのが日本人の極端な傾向が出やすいところで、例えばネット企業でもまともに利益を出していて投資家を向いている会社もいくらかあります。
そういう会社や流動化関連でまともな会社であればそろそろ新興にいる意味も薄れてきたな~というのが最近皆さん思ってることだと思います。
なぜなら、大型のほうは全体的にもちゃんと株価に見合う業績だしてきていますから、株価は堅調ですしね。増益幅から見れば今の辺で妥当ですし。

それにしても空騒ぎの姉さんのVテクの空売り・・・お見事としか言いようが無い。
下方修正を加味計算して(したがってファンダメンタルで売買しています)、木曜日に空売り参入でリスクヘッジで全然関係ないですがやはりからファンダメンタルOMCカードを買って、遊んでいました。
最後の最後でストップ安手前まで行っていたので、適当なところ買い戻したのがラッキーでした。今日の引けまで持ってたら・・・。
言うまでも無く空売りが最強に難しいというのはかな~り本当で、過去最大規模の失敗は、すべて空売りの失敗でした。

この日は短期売買で流動化を14時30分ごろに買い戻すか、ある銘柄の未来にかけるかで、迷いました。
これは要するに80点で終わるか、リスクを承知で100点を取りに行くかという選択肢で自分の場合は100点をとりに行きました。
失敗しました。
ある銘柄とはMKキャピタルです。
2連荘なら指値、3連荘なら成り行きのS安に逆張り入れる覚悟でてぐすね引いて待ってましたがアメリカがああも上がっちゃあしょうがないですね。
今の値段ならば、毎期40%成長で希薄化考慮して絶対的に安いとは言えず、見送りました。
このために昨日買った場合に比べ今日は出足で大きくとり損ねました。
ただ、個人的にこういう失敗(より高い挑戦ありき)はOKだと思ってます。
そして、本当に難しいのは月曜からの相場でしょうね。
大きく崩れたとも、順調に上がっていくとも言い切れず、昨年と1昨年の11月ではまったく異なった11月だったのですが、近づいています。
いざ決戦です。


さて、ヤマモさんに振られた話題ですのでお応えしようと思いますが「北朝鮮の核実験についてどう思うか?」ですが、私個人では一言で言えば、
「弱い犬ほどよく吼えるなぁ・・・(笑)」と。


モット具体的に言いましょう。
まあ、現実論で叩くとしたらアメリカしか出来ないわけで、北は放置しておけば必ず核を持つでしょう。それも可能な限り時間稼ぎをしながら、なるべく早くもつでしょうね。
そんなのは10年以上前からわかっていた事で、アメリカで共和党がクリントン政権が放置したからだと言ってますが、10年前クリントンが攻撃を主張したのは有名な話で止めたのは日本と韓国です。
北がやってることは止めた国が間違っていたことを証明しているだけです。

また、中ロはアメリカだけを見て反対していますがコレについては中国の立場を考えればよいわけです。
中国は、北朝鮮体制の崩壊(の悪影響)よりは北が核を持った方がマシだと考えています。とりわけ武力制裁の結果、親米政権が出来ることを中国には最悪のこととして国境を接しているだけに恐れているわけです。
しかし中国のこの前提は、ひとつの視点が抜けています。
それは他の東アジア諸国がどう動くか?ということです。
日本が核武装をする。考えたくは無いですが、日本が核兵器を持つのは、中国からは技術的にも道義的にも日本の核武装を止めるのは国民心情以外には不可能です。
すると韓国もあわててするでしょう(笑)。
中国を抱える台湾も続くかもしれません。
それで、中国は満足か?と問いかければこれは北朝鮮の問題ではなくて、もはや北朝鮮などは中国にはどうでもいいレベルの話になってしまうわけです。
今この辺りで米中の駆け引きがあるんでしょう。
どうせ日本だって、韓国だって北朝鮮に武力制裁する実力なんかありゃしませんから、あまり表に出ないほうが良いです。


世界中で核兵器を保有する国は続出してますが、実際に先制攻撃で核を使用した国はアメリカだけであり、使われた国は大日本帝国だけです。
もちろん明白な当時の国際法違反です。
これ以上、防御的に核保有をするの説得力ある説明は無いです。
国力的に許されるかどうかは疑問に思いますが・・・。
日本で報道される北朝鮮関連の報道や国際関連のニュースを見ていて思うのは、この国は本当に平和だったんだなーと思います。
やや、右傾化した今ではネガティブな意味で「平和ボケ」と使われますが、世界に出て外からの意見を聞けばそれは「素晴らしい」と言われますね間違いなく。
だから僕も世界の常識で見て平和ボケは素晴らしいと思います。
ついでだから止めを刺しておくと、「平和ボケ」を批判する人もたいして昔のことも今のことも世界のこともしょせん良く知ってはいませんから(笑)。

例えば靖国&教科書問題で戦前の大日本帝国については、明確に過小評価と過大評価しています。

まあ、全部説明するのは圧倒的にメンドクサイのですが、
実際の戦前の日本国とはどういう国家だったか?というのは、以下のサイトでも見れば普通の感性の人はああ自分もバイアスがかかっていたなと大体わかるかと思います。
http://www.luzinde.com/
以下の辺りは、虎に食べられたり、敗走したりですが実はまだマシな部隊(指揮官がアレな日本軍ではマレに見るほど良かった)ですがそれでも読んでいてウツになります。
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/odak/index.htm
ニューギニアなんて・・・
http://www.psc.ne.jp/yoshimoto/newginia/index2.html
これなんて記事内容は本当なのか?と思わずにはいられませんが、まあ反抗的な健康な兵隊を「終戦以後」に処刑して、肉として食べた事を追求していた人がいたぐらいなのでこの程度は本当かもしれない・・・。
http://www.midori-kikaku.com/mariko/j-ist01.html

まあ、要するに何もわかっていない人達と言うのは感情的な身びいきをしてしまうものでそれは第三者から見た韓国と北朝鮮の関係を見ていれば良くわかります。
今の北朝鮮の置かれた状況は、1941年に日本が置かれた状況よりも遥かにマシでしょうが、どっちも自業自得というのは歴史の真実ですね。
(もっとも1941年の日本は当時の世界での実力では北朝鮮など比較にはなりませんけどね)

核兵器開発に取り組んだのでは実は世界でも圧倒的に早く取り組み、挙句の果てに研究チームからはノーベル賞学者を複数出すレベルでしたが、それでも仮に時間があっても完成しなかったであろう国力しか当時の日本は持ってはいませんでしたけどね、それでもアメリカが落とす理由にはなってしまうでしょう。
そうです、北朝鮮が核を持ったとして、かっての日本のようにそれが本当に抑止力になりえますかね?そこまで時間を稼げるんでしょうか?
で、散々苦労して完成させて、それからどうするの?
先制核攻撃なんか出来るとでも?
そのように思います。