今年7月に公開された清水崇監督最新作。
去年公開『ミンナのウタ』の続編とのこと。
ミンウタ、あのコ両作ともに高評価という近年稀なJホラーの当たり作品。
UNEXT解禁とのことで早速視聴。劇場で見ようか思ってたが近所でやってなくて。本当に楽しみにしてましたよ。
まぁ、総評から言うと、そないでもなかったなとw
中の下くらい? ミンウタは文句無しやったが、今作はちょっと持て囃されすぎかな。
ストーリーは、GENERATIONSメンバー失踪事件の後。まんま後日談すね。
で、その失踪事件の犯人、死際録音女の怨霊・高谷さなが再び降臨。学校で大暴れの巻。
今作は言うたら、ミンウタの完結編みたいな感じ。
1992年、ミンウタでも描かれた転落事故から端を発し現代2024年。さなの怨念が蘇る。
前作で成仏したかと思ったら、まだ未練が残ってたんやね。
まぁ、さなは他人を恨んでるんじゃなく、生物が死ぬ間際を録音したいだけの変態さんなんで。厄介な女なんですよホントw
そこは令和のホラークイーンとして、作品の持つ特色だから別に良いんだが。
今作は特にさな祭りです。高谷家も総出演でわっしょい神輿担いでどんちゃん騒ぎ。
さなが使ってるテープレコーダーは日付と名前を吹き込むとその人間が死ぬという、デスノートばりの特級呪物だと分かり。
とにかくさな推しが徹底してて、ここら辺は見てて面白い、好きな所ではあるかな。
ただ、ホラーとしてはってとこ。怖くないのは相変わらずやし、話もそない盛り上がってないのがな。
前作の補完に終始してて、ホラーはオマケ程度。気付いたら映画終わってた。
精々、ラストの意外性くらい。
あれって最初からもうほのかを殺す気満々やったってことか。
ヤバい小姑だよホンマw
バッドエンドの中にもクスッと笑えるというか、さなの個性が出て良いラストやと思う。
でも、前作に比べたら衝撃度は足らんかったな〜。
やっぱ前作で見たものを引き伸ばしただけだから。イマイチ。
ちょっと期待できるんは、まだ続編が続きそうで、さなの弟・悠馬の主人公の話とか、面白くなりそうな雰囲気あるよね。
まぁ、続編次第って感じだな。それを踏まえてやったら今作にも意味があったと思うが。
さなバース、これから発展してって欲しい。
ツイステッド・チャイルドフッド・ユニバースに対抗していかないと。日本も負けてらんないw
では、また。
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