おジャ魔女どれみと徒然

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あのコはだぁれ?について、その魂の音

2024-11-10 08:50:00 | Jホラー

 今年7月に公開された清水崇監督最新作。
 去年公開『ミンナのウタ』の続編とのこと。

 ミンウタ、あのコ両作ともに高評価という近年稀なJホラーの当たり作品。
 UNEXT解禁とのことで早速視聴。劇場で見ようか思ってたが近所でやってなくて。本当に楽しみにしてましたよ。

 まぁ、総評から言うと、そないでもなかったなとw
 中の下くらい? ミンウタは文句無しやったが、今作はちょっと持て囃されすぎかな。

 ストーリーは、GENERATIONSメンバー失踪事件の後。まんま後日談すね。
 で、その失踪事件の犯人、死際録音女の怨霊・高谷さなが再び降臨。学校で大暴れの巻。

 今作は言うたら、ミンウタの完結編みたいな感じ。
 1992年、ミンウタでも描かれた転落事故から端を発し現代2024年。さなの怨念が蘇る。

 前作で成仏したかと思ったら、まだ未練が残ってたんやね。
 まぁ、さなは他人を恨んでるんじゃなく、生物が死ぬ間際を録音したいだけの変態さんなんで。厄介な女なんですよホントw

 そこは令和のホラークイーンとして、作品の持つ特色だから別に良いんだが。
 今作は特にさな祭りです。高谷家も総出演でわっしょい神輿担いでどんちゃん騒ぎ。

 さなが使ってるテープレコーダーは日付と名前を吹き込むとその人間が死ぬという、デスノートばりの特級呪物だと分かり。
 とにかくさな推しが徹底してて、ここら辺は見てて面白い、好きな所ではあるかな。

 ただ、ホラーとしてはってとこ。怖くないのは相変わらずやし、話もそない盛り上がってないのがな。
 前作の補完に終始してて、ホラーはオマケ程度。気付いたら映画終わってた。

 精々、ラストの意外性くらい。
 あれって最初からもうほのかを殺す気満々やったってことか。

 ヤバい小姑だよホンマw
 バッドエンドの中にもクスッと笑えるというか、さなの個性が出て良いラストやと思う。

 でも、前作に比べたら衝撃度は足らんかったな〜。
 やっぱ前作で見たものを引き伸ばしただけだから。イマイチ。

 ちょっと期待できるんは、まだ続編が続きそうで、さなの弟・悠馬の主人公の話とか、面白くなりそうな雰囲気あるよね。
 まぁ、続編次第って感じだな。それを踏まえてやったら今作にも意味があったと思うが。

 さなバース、これから発展してって欲しい。
 ツイステッド・チャイルドフッド・ユニバースに対抗していかないと。日本も負けてらんないw

 では、また。




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