チビのおしゃべり日記

お星さまになったチビへ
どんぐり母ちゃんが語りかけます。
ねえ、チビ・・・聞こえる?

2018年の在庫より(カラスとオナガの攻防)

2018年12月26日 | 日記
【2018年・春】
カラスの巣の全体像です。

カラスの巣は、桜樹の根元から10メートルほど上にあり
幹が二つに分かれた場所に括り付けるように作ってありました。

道の両側には数種類の街路樹が立ち並んでいて
坂を下った先には、閑静な住宅街が広がってます。

眺望もよく、日当たりも良いためヒナを育てるのには絶好の場所です。

巣がある桜樹は、花が終わると一斉に葉を広げ、初夏にはうっそうと葉が茂ります。
桜の葉は、大切なヒナを外敵から守るための隠れ蓑になってるようです。

【2018年・初夏】
ヒナの存在は確認できませんが、親鳥が交代で巣をまもっていました。
そして、その時を待ってたかのように数羽のオナガが現れました。

彼らの狙いは、カラスを追い払い縄張りを乗っ取る事です。

巣の周りに数羽のオナガがやって来ました。


樹の上から一羽のオナガが親鳥を威嚇しています。



異変を感じ、直ぐにもう一羽のカラスがやって来ました。



この時確認できたオナガの数は3羽でした。

例えオナガに攻撃されても、体の大きさからすれば、
カラスの方が断然、優勢に思われますが・・・

細い〇で囲んだ場所にもオナガが潜んでいます。


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その後、軍配はどちらに上がったのか、カラスの巣がどのようになったのか、
果たして巣の中にヒナがいたのか・・・互いの勝敗を知る事は出来ませんでした。

体調を崩していたチビの容態が急に悪化しためです。
その後のチビとの悲しい別れは、全てにおいて興味を無くし自分を無気力にしました。

テレビの音さえ煩わしくなり、ニュース以外は殆んど観ず、
本だけをむさぼるように読んでいました。

そんなある日、目の前のケヤキで思いもよらぬ光景を目にしました。
気付くと、自分でも不思議に思えるくらい、
今まで持つ気力さえなかったカメラを手にしていました。
そして何度もシャッターを押し続けていました。

この様子は後日投稿させて頂きます。

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ここに来るまで、大分時間がかかってしまいました。
まだ少し撮り溜めた画像が残っております。

今年の残り五日間の間に、他の小鳥たちも
全員登場させてあげたいと思っております。

連続投稿頑張ります!!


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