けいいちの日記

「けいいち」が綴るスポーツネタを中心としたブログです

ありえない組織

2007-05-31 | 身辺雑記
職場にはいろんな会社の生命保険のレディー(おばちゃん?)が結構来る。
自分はニッセイに加入しているが、正直ニッセイの保険がイマイチ理解できず加入していた。しかも、担当者が極めて不誠実であり、個人的にはニッセイに加入しているが、(オバちゃんの対応があって)正直乗り換えようとか、思い続けていた。
そんな状況で、とある生命保険会社のレディ(?)の方と保険の話をしていたら、ニッセイの証券を見てくれて、自分の保険会社との比較をしてくれた。
個人的には未婚だし、別に死亡保険料というよりも医療保険の充実を第一に考えていたので、そこがとても気になった。
そこの医療保険はニッセイよりも充実していたし、なによりも営業の方がニッセイのオバちゃんと比較して誠実な態度であり、そこに好感を持った。
今日、ニッセイを事実上解約し(2ヶ月保険料を支払わないと失効になるから、解約料金はもらえないが事実上の解約である)、そこの保険会社に加入した。

車の保険はあいおい損保だが、今ではソニー損保やチューリッヒなど外資などの新興勢力が車の保険にも進出している。
確かに車の保険料はバカ高いし、正直言うとなるべく安い方がいい。しかし、「安さ」が全てではないというのが自分の考えだ。
というのは今から5年前の冬の話だが、自分の車で事故ってしまったのだ。その時は車同士の激突であり、自分の前方不注意ということもあり、相手にはもちろん謝罪はしたが、修理代などは保険の担当者に処理してもらったが、その担当者の対応が良くて、何とか無事に解決できた。
その時の担当者の応対に好感を抱き、今でもあいおい損保に加入しているが、もしその担当者が違う会社に移籍したら、自分もそこの会社の保険に切り替えると思う。(おそらくそんなことはないと思うが)

保険とか目に見えないサービスを選ぶ際には、料金の安さや魅力ある商品を選ぼうとするのは当然だが、やはり営業する(売り込む)側の人柄は重要だ
自分は料金の安さや魅力ある商品には興味を示すが、もし営業の人間が信用の置けなさそうな人や不快を抱く人ならば、間違いなくその商品を選択しない。(だからといって、人柄が良くても商品に魅力がなければ選択することはないのだが…)
買い物の際に重視するものは人によってまちまちだが、やはり人を相手にしているという点では、売る側の人柄を軽視することはできないし、「商品が良くても…」というケースは結構多い。
やはり、モノやサービスを提供する側にとって、「人」は重要な資源なのだ。

年金時効撤廃法案、衆院厚労委で可決(読売新聞) - goo ニュース

「人柄」という点では今、最も下位にある組織は社会保険庁だろう。
正直、このニュースで感じたことは沢山あるし、これは自分も怒りを覚えている。
敢えて一点に絞らせてもらうと、これが金融機関ならば、即座にそこは破たんするだろうなぁ、と感じたことだ。
銀行が「預金記録がありません」と言い、「それを証明するには領収書を持ってきてください」なんて対応をしたら、その銀行は信用失墜、すぐに破たんするだろう。
今回の失態で最も不思議な点は社会保険庁長官の謝罪がないことだろう。
どこの企業だって、企業に不手際があれば謝罪するのは当然だが、今回の一件で社会保険庁の長官が謝罪しているシーンは目にしていない。
バイトでも正社員でも民間企業に一度でもいた人ならば、自分達のミスで謝罪しないことが後でどうなることか、誰でも想像つくはずだ。
社会保険庁の全ての職員とは思えないが、自分達のミスなのに「領収書を持ってきてください」なんて言い放つ(というか、それを指示している人間の)その感覚が、自分にはどうしても理解できないのだ。


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2 コメント

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Unknown (峰野裕二郎)
2007-06-01 07:42:11
トラックバック、有難うございました。

他者を信頼する。それに応えようと努める。そのような人間の関係を、さほど大切に思わない風潮を寂しく思います。
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峰野裕二郎さん、コメントありがとうございました (けいいち)
2007-06-02 10:16:53
社会保険庁はお金を散々集めておいて、そのお金の管理をしっかりとしていなかったのが、ひどいですね。
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