放射能汚染と乳ガン

一昨日、4月21日のニュースで千葉県柏市、茨城県守谷市、つくば市に住む女性3人の母乳から放射性ヨウ素が31.8～6.4ベクレル検出されたとあった。

やはり！　と思うと同時に彼女らの身に非常に危険な事態が密かに進行中であることに心配になった。

アメリカのある研究者の報告によると、アメリカの乳ガン患者はアメリカ大陸の東側に偏っている。

アメリカの西側は地震が多発するため、ほとんどの原発は東側に建てられている。

乳ガン患者が発生した地域と原発の位置を重ね合わせると、ピタリと重なる。

1986年のチェルノブイリ原発事故によって発生した死の灰が日本の東北地方に降った。

その後、数年たって東北地方の乳ガン患者が急増し出した。

キャンディーズの田中好子さんが一昨日、乳ガンで亡くなられたと報道があった。二十年間、乳ガンと戦われてきたそうだ。

偶然にも1989年に公開された原爆の恐怖と悲劇について描いた井伏鱒二原作の映画『黒い雨』に主演の矢須子役として出演していた。

矢須子は、婚期を迎えていたが、被爆者であると噂され縁遠くなり、その後、原爆症で亡くなる。

         

夫は故夏目雅子さんの兄。結婚した翌年に乳ガンが見つかったのだそうだ。

夏目雅子さんと言えば、1978年頃、西遊記の撮影のためにシルクロードへ撮影に行き、三蔵法師役を演じ、その7年後に27歳の若さで急性白血病になり亡くなっており、その原因がシルクロードの放射能汚染にあるのではないかと噂されている。

　　　

撮影の行われたシルクロードの楼蘭(新彊ウイグル自治区)では、長年、中国共産党による核実験が行われていた。

チェルノブイリ事故から25年。もしかしたら田中好子さんも22年前に『黒い雨』で演じた矢須子と同じく放射性物質による内部被曝によって亡くなってしまったのではないか…

この世に安全な放射能なんてない。ただちに健康に影響が無いのはわかっている。

数年経ってから身体に症状が現れるのだから。