中国・桂林発!日本人 区俊(OuJun)のアレコレ

中国での日常と政治・経済・アジア(中国)について、感じるままに綴っています。

下関グルメ 絶品焼き肉

2011-11-13 16:11:41 | グルメ(日本)
みなさん、こんにちは
中国桂林在住の区俊です

下関グルメと言えばふぐを連想される方が多いかと思います。

物価というのはある程度、街の規模というかその街の平均物価に比例します。
また、産地ではお値打ちに召し上がれたりするものですが、ふぐに限っては産地・下関で頂いても高価

実際、日本の各地で獲れるふぐを当地で水揚げせず、高値で取引される下関まで運んで水揚げする習慣があります。
また、近年では町興しの一貫でふぐが獲れる街では、地元の料理店や旅館などにふぐの調理免許取得を奨励しているところも多く、そちらの方がお値打ちにふが召し上がれます。
私の地元静岡では遠州灘がふぐの漁場で有名ですが、浜松・舘山寺温泉の旅館が一斉に調理免許を取得してふぐ料理を提供するようになりました。

ふぐのマメ知識が長くなりましたが、ここから本題の下関グルメです。

下関の知られざるグルメは何と言っても『焼き肉』なんです。

その理由は在日コリアンが多い、というところに秘密があります。
本州最西端に位置する下関は在日コリアンの方が大勢いらっしゃいます。
その昔、在日コリアンに対する差別があった頃、彼らの代表的な仕事の一つが(とさつ/家畜類を殺すこと)でした。
その関係もあり、同胞である在日コリアンが経営する焼き肉店は上質の牛肉が調達できるネットワークがあります。
全国の焼き肉店で在日コリアンが経営するお店が多いのもそれが理由です。

また、下関の焼き肉店は安価で提供して下さいます。
上質なお肉はどこの町でも食べることができますが、下関では他都市の半値くらいで頂くことができます。
下関にはそんな焼き肉店が多数存在しており、全国チェーンの焼き肉店が進出しても半年乃至1年で撤退してしまうほどなんです。



区俊御用達の『春香園(しゅんこうえん)』


分厚い牛タン

この牛タンはメニューにはない区俊オリジナルのメニュー
厚さ6mm以上はあると思われる普通の牛タンを『2人前だけど1人枚の枚数で』と注文すると倍の厚さにカットしてしてくれます。
普通の焼き肉店は冷凍で保存しているので、このような対応はしてくれません。
チルドで保存している新鮮なお肉を調達できるお店だからこそできる技なんです。


焼き肉というより牛タンステーキ


霜降りのカルビ

上カルビでも特選カルビでもありません。
これで並のカルビです


ぷりっぷりのホルモン

【お店情報】
焼肉・春香園(しゅんこうえん)
750-0025
山口県下関市竹崎町2-12-3
(083)222-1158
定休日:月曜日


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