ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

ガソリン値下げして欲しいよぉ・・

2008年01月22日 | 四方山話
 大寒に入った。どんよりと鉛色の空、風がないので寒さは感じない。窓拭きながら星高山を望む。雪はすっかり消えた。窓から綺麗に手入れの行き届いた庭を見下ろす、ボケの花が咲き始めている、まぁ 庭といっても隣の庭だけど。

 さて。
彷徨える某スーパーの店長、
どうも新しい職場は渡津店らしい。夕べ久しぶりにやって来た。
「今までの店がなくなって不便よ、カイワレは、どこの店より一パック10円安いし、パセリはどこの店より一束100円安い、毎日のことだから負担は大きいよ、かといって都野津店まで10円安いからと買いに行くとガソリン代がかかるしね。」ついつい愚痴が出る。
「2月からまた値上げだよ、パンがまた上る、インスタントラーメンも50円くらいの値上げ。出前一丁も5個入りパックが400円台になるよ。」と店長も答える。右肩下がりの木馬に右肩上がりの物価 あぁあ・・・

先行きも危ぶまれる小売業で所得が全然増える見込みがない状態で、これまた食品すべての仕入れ価格が相次いで値上げしている。

そんな中 私達の懐具合を考えるとガソリン代リッター当り25円の値下げは絶対に大きいと思う。
政治のことに全く疎い私のこと、頓珍漢で目先のことにばかりに考えが行ってしまうが、「ガソリン国会」といわれている国会中継が流れている。

そもそも道路特定財源の見直し問題は、無駄な道路をいつまでも作り続けていいのかというところから始まっているらしいのだ。
もしこのまま暫定税率を延長しなければ、道路はそのうち穴が開いてその中に落ちた年寄りは骨折するというのは冗談だけど、補修も出来ないし 新しい道路は出来ない 地方財政に悪影響、地球温暖化に逆行だと、政府はけなげに働いて正直者の私を脅迫する。

 さぁ だんだん小言ばばぁ になってきたぞ!
私は思う。
大体ね、財政が厳しく、国民の年金も医療費もすべての国民生活に負担を強いている現状に、道路だけ特別扱いして作り続けるのが許せない。いまだに地元の政治家の名前のついた 無駄な道路がたくさんあるではないか、何が何でも道路を作れというのは結局、その首長とその選挙を支える建設業者、これらから集まるの政治献金と集票力を当てにしていると思わざるを得ない。

とは言うものの 暫定税率撤廃を主張して、ガソリンを下げるべきという民主党も、その税収減の財源を確保できるとしながら じゃどこから?どうするのかよくわからない。

来る選挙は 5年先の道路か?今すぐのガソリン値下げか、落とし穴に嵌らないようによく考えなければならないね。

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曇り 8℃

今年初のサンコー観光温泉ドライブ。

2008年01月21日 | 私ごと
 よし!味噌汁屋になろう。
先行き不透明な木馬の現状に思いを巡らせて、暗澹たる現実に胸が蓋がる思いが一杯の時、もうダメだ、人生終わりそうだ、そんな時ふと思いついた商売。
そんな商売あるんかいな?まぁいい・・

 とまぁ 何時ものくだらない枕で申しわけありません。

冷たい雨が朝から降っていた昨日の定休日。
久しぶりに日帰り温泉ドライブのお誘いを受けた。この前新聞に出ていた三隅町の「コア温泉」に行って見ようということで、サンコー観光でお昼前に出かけた。
 
 「コア温泉」は山合いのクネクネ道を三隅川沿い走るとすぐ見つかった。
新聞で紹介されていたわりにはお客も少なく、ひっそりと隠れの温泉の雰囲気が漂っている。

外は霙、露天風呂にはいる。気持ちいい。最高!
枝に積った霙が、水滴になり小さな玉になって、それが膨らんで浴槽にポトッと落ちる、小さなワッカが出来る現象が綺麗で面白く、しばらく浸かりながら眺めていた。

 今日のもう一つの目的は、サンコー社長がお昼をご馳走してくれると言うのもあるのだ。それというのも、先日サンコー夫人が私用で東京に行っていた一週間、頂き物のお料理のお裾分けをしてあげたそのお礼ということで、お互い様だからいいのにね。
でもそれならと、お腹をすかせてと意気込んで出かけた、ちゃっかり屋の私です。

温泉施設の中のレストランは、自販機で食券を買う方式。
ところがメニューが麺類数種類と、黒豚カツ丼、牛丼、しかないのだ。至極簡単で決めやすいけど、なんかずっこけてしまう。生ビールがあったので、黒豚カツ丼と一緒にお願いした。
この写真のビールは二杯目なのですが、それが聞いてください。
ビールはすぐ出てくるのだが、カツ丼が、待てど暮らせど出て来ない。
込み合っているのなら、まぁ そういうこともあるかなと思うだけど、ぐるりと見渡しても窓際にアベック一組しかいない。

黒豚を捕まえに行っているんじゃない?と笑った。待ちくたびれていい加減諦めていた頃、なんと、落語の「付き馬」じゃないけれど、腫れの病のような貫禄の女性が、恐る恐る、静々とすり足で、運んでくれたのです。あぁ 待ちくたびれた!
生二杯目のとき カツ丼と一緒にお願いしますと頼んだので、こういう仕事に慣れてないおばちゃんは、ひっくり返さないようにおっかなびっくり運んできたのだと思う。
生ビールってこういうグラスよくないよね、第一一気飲みできないから、グラスを何度も口に運ぶとビールが生温かくなると思うんだけど・・

でも 待ちくたびれたからか、お腹がすいていたからか、カツ丼の トンカツはやわらかく衣はサクサクして、とても美味しかったのです。
が、ついている味噌汁が まずいと言う話になり、「お姉ちゃんの味噌汁はどこに出しても負けないよ、お父さん(サンコー社長)なんか、お姉ちゃんが作る味噌汁は日本一だ。」って言うよ。

豚じゃない、バカもおだてりゃ有頂天、その後我が家に帰って、お鍋一杯味噌汁を作ったのは言うまでもありません。

最初の写真は、帰りに寄った浜田市弥栄の「体験村」です。峠を越えると雪が雨になっていました。写真をクリックしてくださいね。

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昨日 雨 5℃ 今日曇り 8℃

一抹の寂しさ

2008年01月20日 | 木馬の事
                   
                            
                            <島の星町 1/18>

 何十年、このルートを通ったんだろうか?
今日で三回目だよ、買出しの最後に某スーパーのほうに曲がってしまうのは・・
ふと我に返り、もうっ!と自分の頭をたたく。そして 「某スーパーは店じまいしたんだよ」、と苦笑いしてしまう。
私がトボケているんじゃない、マーチのハンドルが覚えているんだよね、と言い訳する私です。

午後に買出しに行く。
ショッピングセンターやAコープを回った後、最後に某スーパーで色々と半額商品とか、卵とか牛乳とか安売りの商品を買い、店長と話したり、レジの人と話したり、それが日々の日課だったのだ。
今日 間違って某スーパーの所を通ったら、大きなトラックが横付けしてあり、中から業者の人が冷蔵庫とか、陳列台とか、運び出していた。
もうここにあの店はないんだなぁと思うと、一抹の寂しさがある。
なんか、す寂れていくばかりの限界集落は、生き延びる道があるのだろうか?

 と淋しい話はお腹一杯になれば治まる。
というわけで、とても美味しかった昨日のレシピを少々。

⑤ がんもどきもどき
お豆腐は水切りして、すり鉢で軽くすり混ぜ、おろした山芋(100グラム)、卵、塩胡椒を加えて、つなぎに天麩羅粉を少々入れました。
ジャコ、グリンピース、人参、エリンギ、など冷蔵庫で眠っている野菜を刻んで入れて、油で揚げました。
おろし大根に生姜もすり、お醤油で頂きました。

⑦ 蕪のクリーム煮
蕪は厚さ1センチくらいのいちょう切りにする。
玉葱は薄切り、ベーコンも5ミリくらいに切り、バターで玉ねぎベーコンをいためる。すき通ってきたら、蕪も入れて炒める。
水とコンソメを入れて沸騰したら牛乳を加える。ついでに生クリームも少々入れて、水溶き片栗粉でとろみをつける。
 
⑨ ほうれん草のゆで卵和え
ゆで卵をつぶし、マヨネーズでソースを作る。
ほうれん草は、ニンニク少々と一緒にサラダオイルで炒めて、塩胡椒、お醤油少々で味付ける。
粗熱をとり、先ほどのゆで卵と和える。

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今週の頂き物 12番目~19番目

2008年01月19日 | 頂き物

 

 

 今週の頂き物は

お神酒飴、山芋、サニーレタス、蕪、大根、ほうれん草、チンゲン菜のような中国野菜(名前がわからないのですが・・)写真は写し忘れたのですが、鰆

以上です。

今週もありがとうございました。


温度計ブーメラン事件

2008年01月18日 | 木馬の事
 

「星高山の椿の里の 寒椿が見ごろです。」とローカル番組なれど、ついこの前までフジテレビの安藤アナの隣に座っていた、綺麗な竹内アナが私をじーっと見つめて言う。テレビの画面からですが・・・

それで薄氷が張り、冷たい朝だったけど、次第にやわらかい日が差してきたので、買い物のついでに足を延ばしてみた。

山茶花と見間違うような寒椿が枝一杯に花をつけていた。
柔らかな匂いもする。

椿というのは、藪の中で、はっと目を見張るような、シンプルな赤いのが好きだったけど、最近は種類も様々、よく見ると妖艶さを感じる花もある。(カルメンのように艶やかです、クリックしてください。)
足元の雪をサクサクと踏みしめて、階段を上ってみたが、この種類の椿だけが咲き誇っていた。

 さてもさても、話はコロッと変わるけど、
世の中にはいまだに科学で証明されない何かがある。絶対にある。

 今年最初の冬将軍が居座り大暴れした日に、温度計が飛ばされた話は以前に書いた、それがある日戻っていたのだ。そして何時ものところに鎮座しているではないか!
私がただボケてると思っているでしょう?でもこの温度計ブーメラン事件にはイリコさんもかかわっているのだ。
風の日 ブログに温度を書こうと思って見たらなかった。「イリコさん持って帰ったんじゃない?」と笑いながら二人でベランダの植木の間を探したが、見つからなかった。

当分日々の気温の記録は 私の体感温度で記入していたが、思い切って清水の舞台から飛び降りるつもりで購入した。といっても100均でしたが・・・
それを何時ものところに取り付けようとしてベランダに出たら 舞い戻っていたのだ。まるで狐につままれた状態の私たちです。

 私はこの温度計ブーメラン事件が解明されない限り、いくら携帯電話が多機能になって、話し相手の顔を見ながら話が出来ようと、パソコンの厚さが1.5ミリになろうとも、新幹線が飛ぶように早く走ろうが、科学というものを信じない。

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晴れ のち曇り 11℃

『哀しい人』  沢野ひとし著 を読む。

2008年01月17日 | 本の事
                    

 年が明けて始めての星のマークに色が入った。
木馬のカウンターよりすっきり見えるところで、星のマークを撮りたいと思った。
いつもの江の川埠頭まで足を延ばしてカメラを構えたら、雪交じりの雨がひどくなってきた。
レンズが濡れると困るので、慌てて帰ってきたが、このシンボルマークを見るたびに複雑な気持ちになる。自然を傷つけているような気になるのは私だけだろうか?

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 私って、何か鬱陶しいことがあったり、切羽詰った事があると、本を読みたくなる。その鬱陶しい事を 嫌々こなしながら、時々本を開いて活字を追うと 少しの間嫌な事を忘れるからだ。別に 何でもいいのだが、難しいのとか長編は駄目だな、エッセイか、短編がいい。
そんなわけでこの前図書館に行った。

というのも 大嫌いな数字、確定申告の季節、場末の儲からない木馬も3月15日までに申告しなければならない。あぁ~嫌だ、嫌だ。気が重い。

でエッセイの棚を見ていたら、沢野ひとしという著者名が目に入った。
うん?この人イラストレーターじゃない、それも椎名誠の仕事仲間の。

というわけで借りてみたのだけど、意外にすんなり読めた。
あとがきに書いているように子供達が、二十歳を過ぎた頃から僕は時々盗み見るように彼らの幼い頃のアルバムを意開く事がある。
50歳を過ぎて加速的に老いてくる。と・・

だから家族や自分の思い出を書きとどめて置きたいと、時々オリジナルを加えながら書いている内容なのだが、沢野さんは、週刊誌に連載のシーナのエッセイの挿絵を描いているのだけど、細かい線を用いた、女性のような絵を描いているのだ。それだけに文章も優しい。

私が一番共感したところは、<万年筆と詩集>と題して書かれた短いエッセイで、

恥ずかしい話だが、僕は漢字に弱い。ごく簡単な当たり前の漢字ですら、とっさに書けない事がある。字そのものを知らないので、辞書を引くこともままならないといったありさまだ。10年前にワープロを購入した。友人達は「お前のような人間のために作られたようなものだ。」と言った。
僕もこれで漢字に煩わされることはなくなるだろうと、安心していたのだが、いざ使うようになって愕然とした。例えば「大宮駅」の「大宮」は「おうみや」と入力するのか、「おおみや」と入力するのがわからないのだ。「大田区」も「おおたく」なのか「おうたく」なのかわからないのだ。しかもローマ字入力なので「ぴゃ」とか「にゃ」とかをどのようにローマ字で入力すればいいのかわからない。「そんなのはワープロを使う以前の問題だ。」と友人達から馬鹿にされる始末だった。結局そのワープロは一週間もしないうちに知人にあげてしまった。

わかる、わかる、わかるよ、沢野さん。
私も恥ずかしながらいまだに「づ」(DU)と「ず」(ZU)を間違えるもの。
と妙に納得して読んだのでした。

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雪 4℃

ナショナルトレジャー(リンカーン暗殺者の日記)を劇場で観る

2008年01月16日 | 映画の事
監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:コーマック・ウィバーリー、マリアンヌ・ウィバーリー
製作:ジェリー・ブラッカイマー、ジョン・タートルトーブ
撮影:ジョン・シュワルツマン
音楽:トレバー・ラビン
原案:コーマック・ウィバーリー、マリアンヌ・ウィバーリー、テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
2007年アメリカ映画/2時間4分
配給:ディズニー

キャスト:ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジョン・ボイト、ヘレン・ミレン、ハーベイ・カイテル、ブルース・グリーンウッド、エド・ハリス、 ジャスティン・バーサ

<スートリー>
アメリカの大統領リンカーン暗殺事件は、いまだに謎に包まれているが、その犯人の日記から消えていたとされる一部が発見された。そこには、暗殺犯の属する秘密結社の一員にゲイツ(ニコラス・ケイジ)の祖先が名を連ねていたという衝撃の記録が記されていた。歴史に隠された真実を求め、ゲイツたちは自由の女神から、パリ、ロンドンと世界を舞台に冒険を繰り広げていく
 
 それにしても脇を固める俳優人が オスカー俳優や、個性的な俳優を見るだけで、映画の内容云々というより楽しめた映画だった。アメリカのアメリカにおけるアメリカ映画という感じ。
「ダビンチ・コード」と、「インデ・ペンデンスディ」と、「アルマゲドン」とたしてアメリカンコーヒーで割ったような映画だった。
ジョン・ボイドが、え?エド・ハリスが、え?ヘレン・ミレン?お!スモークのハーベイ・カーテル、これらの私の大好きな俳優に、久しぶりに大画面で合えたのはうれしかったけど、映画的にはう~ん、う~ん大負けに負けて、★★★☆☆です。(暇があったらというところです。)

実は、パソコンが凄く重たいんです。多分私のデルの容量不足なのかそれとも、ウイルスソフトが悪いのか、それともプロバイダーが悪いのかよくわからないけど、とにかく3時ごろから夕方まで重たい。
それなのに、それなのに、今観てきた映画の記事書いて、それもお客さんもそっちのけで書いて、そして小一時間もかかって書いて、あまりのスローペースに頭にきて思いっきりキーボードをたたいたら、どこに当たったのか、き、き、き、消えた!
もう!なんてこっちゃ。あぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・
何書いたかわすれたし、もう二度と同じ記事はかけない、といってもたいした事書いてないから、気を取り直して重たいパソコンで、エッチラオッチラ書いたので映画も酷評になっているかもです。
 
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曇り時々雨 時々晴れ  9℃

有為転変

2008年01月15日 | 木馬の事
 いやー驚いた。
今まで何年もここを利用していたけど、こんな混雑見たことない。
なんだか、自分の屋敷に土足で踏み込まれたような、複雑ないやーな気分になってしまった。

それというのも 嘉久志の住民がと言うか、私も冷蔵庫代わりとして利用していた、某スーパーが今月の16日で閉店におい込まれてしまい、で今日と明日売リ尽くし、閉店セールをしているからだ。多分チラシの影響で、このように近来稀にみる混雑をしているんだろう、見たことない人がたくさんだった。

店長も最近顔を出さないと思っていたら、少し痩せていて、マイクなんかもって「お車の移動お願い致します。」と普段暇だから慣れてないんだろう カミながら、声を震わせて言っている。店長頑張れ!それにしても大変だね。

多分店長はいつもここを利用してくれてる近隣住民に 感謝の気持ちを込めて、安く提供したかったと思う。でもこうして群がっているのを見たら、人は安ければどこまでも買いに行くんだなぁと思ってしまう。
普段からここを皆が利用すれば、閉店に追い込まれることもなかったのだろにね。

昨日はいつもと変らず ガラーンとしていて、私の前に並んでいるおじいさんが「バターはどこにある?」
「バターは突き当たりのショーケースにありますが。」
「持ってきてやんさい。」
「どれを?たくさん種類があるのですが」
「みな持ってきんさい、欲しいのをもらうけぇ」
なんと我侭なジジィ 失礼おじいさんなんだろう、と思ったけど、いや 人の事いえないぞ、私だって、卵お一人様2パックセールをを無視、新米先着何名様セールも無視、何でもかんでも融通を利かせてもらっていたよね。

しかしいつも車が駐車場に並んでいる事もなく、そのうち風の噂で『なんでも ここはなくなるそうだ。』と聞いていたのだ。それがこんなに早く来るなんて・・・
でもこのように家庭的な店はどこにもなかった。有為転変は世の習いというけれど、ホント寂しい。彷徨える店長!

そしてなんだか次は木馬?と思ってしまうのだ。限界集落の現状を、お国は知っているのか?

 気分を変えて、話題も変えます。
野暮用で出かけていて戻って来たらイリコさんが「フルタイムさんが来てくれてます。」とカウンターにしゃがんで小声で言う。
カウンターとボックス席の境の植木の間から、横顔を垣間見るに、なんか違うお方のような気がする。
「別人じゃない?フルタイムさんはもう少しスマートだよ。」と私もカウンターの中でしゃがみこんで小声で答える。
「絶対に間違いないよ、だって“コーラフロートをオーダーすればまた笑われますから、コーヒーを”と言われたよ。」

うんじゃ間違いないね、というわけでご挨拶を。

やはりフルタイム様でした。失礼しました。
少し 貫禄が付かれて、いいお顔になったいらっしゃいました。
初めて木馬に来てくださった家出の時と違い、きっと人生すべてがうまく軌道し始めておられるんじゃないかと思いました。

本日はこの場末の木馬にお立ち寄りくださり本当にありがとうございました。

またいらしてくださいね。

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晴れ 午後曇り 10℃

自然賛美

2008年01月14日 | 四方山話
過剰摂取イクオール、肥満と本能がピピピピと警告したから、いくら寒くても雨など落ちていなければ、散歩するように心がけている。(暇な木馬だから出来るんだけど・・)もちろんカメラ片手に。
新川沿いを日本海まで30分くらいだけど、シナイよりましかなと思ってね。

 粉雪が舞って、寒い成人式の朝、でもしばらくしたら雲が切れて、日が差してきた。
よし、レッゴー新川沿いへ・・・

川土手にこの前まで綿毛でまん丸だったタンポポも、風に煽られて、消えていた。
これは何の枯れ尾花か、目を近づけてよーく見てみると、やわらかくシルバーホワイトに光って、まるでルドンの絵のように幻想的な様相を呈していたので思わずシャッターを押してみた。

草むらも彼岸花の葉っぱが綺麗な濃い緑で固まっていて、その辺りにスイバの紅葉した葉っぱが赤くて綺麗。色の乏しいこの季節だから、こんな雑草でも目を楽しませてくれる。

毎度おなじみのコースなれど、日々の変化が面白く、見飽きることがない。
秋になればここにフジバカマが群生していたんだなぁなどと、雲を見ながら歩くのもホント楽しい時間だ。

足元には、水仙に、蓬、少し芽を吹き出しつつある名前もわからない草。
冷たい雨を抱いた草々 それらに陽が当たる。
思わず足を止めた、キラキラとまるでプリズムのような現象、光が乱反射して、オレンジや黄色に見える。わぁおー!!!

 

光の当たり具合によっても、角度によっても、色や輝きが違う。何度も挑戦したけどうまく撮れない。(それでも写真をクリックしてみてくださいね。せめてピントがあっているのを、アップしてみました。)

冷たい風が顔をなでる、雲が流れる、葉がそよぐ、が実に爽やかだ。
このような感動と、地球が生きてると実感できる現象の田舎にやはり未練が残る。

そしてふと顔を上げて思う。
このプリズム現象も、雲も二度と現れない。似た様な雲でも決して同じじゃない。

今この風景の中に一瞬として同じ一瞬はないのだ。
巻き戻しの出来ない、パッと手でつかみ取ることさえも出来ない、時間というもの。こんな得体の知れない不思議なものはない。
寒い新川沿いを歩いていると、「時間」のへんてこさがひしひしと感じられる。

本当に一度きりの大事な風景なのだ、なら切り取らねば・・・

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朝 雨 霙、午後曇りのち晴れ 10℃