何でもかんでも暑さのせいにするが、いつまで暑いの?
いくら体温調節のため 汗が出てるんだといっても ちょっと動けば水も滴るいい女?じゃなくて濡れ鼠のよう。
人間の70%は水だというから納得!納得!とばかり、飲んだり食べたりしている私たち。
「ちょっとこのケーキ 賞味期限は?このお漬物大丈夫?」などと何時もの会話でまるでゴミ箱のように食べてる超エコ人間の私たちです。なんせ捨てるところないんですから・・・
夏バテ知らずだろう?とよく言われるけど バテ気味です。
食欲がない。本当です。
そしてこう暑いと脳味噌まで解けてしまいそうなので、暇な木馬の仕事の合間を縫って本を読む。(本当は 本読みの合間に仕事しているんですけどね。)
最近小説は余り読まない。ほとんどエッセイとか随筆とか、週刊誌とか。
やはり年齢から来るものなのか、どうも最近の小説の傾向に感動を覚えないと言うか、心にズシンと来なくなったのだ。昔の芥川賞ものは本当に読んだあとしばらくその思いを抱きしめていたくなるように感動した。(詳しく言えば村上春樹の後辺りからついていけなくなった。)ドメスティックバイオレンスものとか、ロリコンものとか、変質者的なものとか・・・因みに前回の「ひとり日和」もなんだかかったるい物語だったりで。
私は芥川賞は 「文藝春秋」で読む。ほとんど活字中毒気味の私は文庫本より他の作品も一緒に読めるので得した気分になるのから。
と言うわけでで読みました。『アサッテの人』
うん それなりにこういう作風もあるんだなぁと そしてするすると読んでしまった。そういう意味では年寄りにも理解できる小説かな?
ストーリーは突然失踪した叔父の心の世界を、叔父とその交通事故で亡くなった妻が書き残したいくつかの手記や日記を手がかりに追っていくという、そしてそれらの(叔父夫婦の)文章を組み合わせて小説書いていこうとする、つまり小説の中に小説が入っているという仕掛け。新しい手法なのか、仕掛けは目先が変わっていたけど、少々やり過ぎの感あり。
でも 叔父も叔母も今ここにいない、この世から逃げたまぼろしのような二人だから、文章に哀調が漂う。
叔父は吃音だったというエピソードが書かれていて、叔父が突然発する奇妙な言葉の数々「ポンパ!」「チリパッハ」「ホエミャウ」「タポンチュー」この説明がこの作者の一番言いたいところなのかもしれないが、私はそれより「チューリップ男」のところが面白く、妙に納得して笑ってしまった。
私は笑いのセンスがずれているのだろうか?
でお料理のコーナーでないのですが、この小説の中で、朋子さん(叔母)が叔父のために作る料理が紹介されていたので 作ってみた。
「豆腐のサクサク揚げ」
……粉チーズとパセリのみじん切りを混ぜたパン粉を1センチ角の木綿豆腐にまぶしてゆく。豆腐がくずれないように慎重に。それを中温の油に入れ 待つこと数分、こがね色に揚がったサクサク揚げのサラダ菜とプチトマトに囲まれて盛り付けられる。・・・本文から。
味のほうは?確かにサクサク感はあるが、パセリやチーズの香りは全然しない。
けど、ウン、安上がりで簡単で いいかもです。
今日はフレンチドレッシングで頂きました。
どうぞ皆様お試しください。
で小説的には★★★かな?
←クリックお願いします。
晴れ 34℃
今日は雨の予報だった、でも雨が降るどころか蒸し暑く残暑厳しい一日でした。
いくら体温調節のため 汗が出てるんだといっても ちょっと動けば水も滴るいい女?じゃなくて濡れ鼠のよう。
人間の70%は水だというから納得!納得!とばかり、飲んだり食べたりしている私たち。
「ちょっとこのケーキ 賞味期限は?このお漬物大丈夫?」などと何時もの会話でまるでゴミ箱のように食べてる超エコ人間の私たちです。なんせ捨てるところないんですから・・・
夏バテ知らずだろう?とよく言われるけど バテ気味です。
食欲がない。本当です。
そしてこう暑いと脳味噌まで解けてしまいそうなので、暇な木馬の仕事の合間を縫って本を読む。(本当は 本読みの合間に仕事しているんですけどね。)
最近小説は余り読まない。ほとんどエッセイとか随筆とか、週刊誌とか。
やはり年齢から来るものなのか、どうも最近の小説の傾向に感動を覚えないと言うか、心にズシンと来なくなったのだ。昔の芥川賞ものは本当に読んだあとしばらくその思いを抱きしめていたくなるように感動した。(詳しく言えば村上春樹の後辺りからついていけなくなった。)ドメスティックバイオレンスものとか、ロリコンものとか、変質者的なものとか・・・因みに前回の「ひとり日和」もなんだかかったるい物語だったりで。
私は芥川賞は 「文藝春秋」で読む。ほとんど活字中毒気味の私は文庫本より他の作品も一緒に読めるので得した気分になるのから。
と言うわけでで読みました。『アサッテの人』
うん それなりにこういう作風もあるんだなぁと そしてするすると読んでしまった。そういう意味では年寄りにも理解できる小説かな?
ストーリーは突然失踪した叔父の心の世界を、叔父とその交通事故で亡くなった妻が書き残したいくつかの手記や日記を手がかりに追っていくという、そしてそれらの(叔父夫婦の)文章を組み合わせて小説書いていこうとする、つまり小説の中に小説が入っているという仕掛け。新しい手法なのか、仕掛けは目先が変わっていたけど、少々やり過ぎの感あり。
でも 叔父も叔母も今ここにいない、この世から逃げたまぼろしのような二人だから、文章に哀調が漂う。
叔父は吃音だったというエピソードが書かれていて、叔父が突然発する奇妙な言葉の数々「ポンパ!」「チリパッハ」「ホエミャウ」「タポンチュー」この説明がこの作者の一番言いたいところなのかもしれないが、私はそれより「チューリップ男」のところが面白く、妙に納得して笑ってしまった。
私は笑いのセンスがずれているのだろうか?
でお料理のコーナーでないのですが、この小説の中で、朋子さん(叔母)が叔父のために作る料理が紹介されていたので 作ってみた。
「豆腐のサクサク揚げ」
……粉チーズとパセリのみじん切りを混ぜたパン粉を1センチ角の木綿豆腐にまぶしてゆく。豆腐がくずれないように慎重に。それを中温の油に入れ 待つこと数分、こがね色に揚がったサクサク揚げのサラダ菜とプチトマトに囲まれて盛り付けられる。・・・本文から。
味のほうは?確かにサクサク感はあるが、パセリやチーズの香りは全然しない。
けど、ウン、安上がりで簡単で いいかもです。
今日はフレンチドレッシングで頂きました。
どうぞ皆様お試しください。
で小説的には★★★かな?
←クリックお願いします。
晴れ 34℃
今日は雨の予報だった、でも雨が降るどころか蒸し暑く残暑厳しい一日でした。
図書館で借りた本からやっつけていかないと
期限があるから・・
なので買った本は後回し
釣った魚に餌わやらない・・みたいな感じ・・かな・
それにしても選考委員 驚くほど女性が増えてるよね
今回から川上弘美と小川洋子が加わったのよね。
私は本はどうでもいいけど、映画の新作のモニター(評論家?)になりたい。
「オール読物」も買ったのよ。直木賞ね。
これから読みます。
『文藝春秋』秘書時代、会長が好きでその影響でずっと読んでました(o^-')b
本当最近、心に残るズンと来る本に出会わない。最初の文章から引き付ける魅力がなくただ文字を追って空しく読んでますそのちゃんの一番心に残ってる本は何ですか?
若い王子さんもやはり近頃の 流行作家の本についていけない?
私は年齢から来るものかと思っていましたよ。少し安心しました。
私の本の読み方は 一人の作家が気に入ると その作家の本を片っ端から読むんです。
子供の頃は(小学生)江戸川乱歩に夢中でした。小林少年に恋をしてました。
中学生の頃は石坂洋次郎をたくさん読んだかな。「若い人」
高校の頃は五味川順平の「人間の条件」に嵌りました。
そしてパールバックの「大地」これにも嵌った。
大人になってからは乱読です。
たくさんありすぎて一冊を選べない。
難しいよ王子さん。
幼少時代からTVを見ていた記憶があまりないぐらい☆
最初に与えられたのは
『サラダ日記』でした熟読し次に宮沢賢治。
詩人が主でしたが、梨木香歩や『宇宙百貨活劇』長野まゆみ『東の海神、西の海』小野不由美 等…
今は子供が寝た後本当に乱読です(*_*)
悲しいかな短編小説になりつつあります。
今、『あの日の桜吹雪よりも』高野裕美子を読んでますが。残念ながら私の心には響かず(*_*)速読です。
何度も読み返したくなる様な本に再び出逢える迄探します(^-^)
あみあみは本読まないよ。
そういえば高校生の時 遠藤周作にも嵌りました。
初期の作品 いいのがありますよ。
笑いと涙と、ユーモアの作品が多いので是非読んでみて!
丹後に帰った時、山を見下ろせるベンチか海で読書をする予定があまりの暑さと楽しさに時間に余裕がなかった(*_*)
「私が捨てた女」は?
そのちゃんはラブストーリーも好きだけど、なんとなく人の行き方、愚かでもいい自分自身が納得できる生き方、そんな本が好きでそういう本を何度も読みました。
そういう意味では山本周五郎(特にサブ) 藤沢周平、でこの前読んだ、浅田次郎の「月島慕情」はグット来ました。
「宮本武蔵」(吉川英治)も好きです。
『海と毒薬』は図書館で予約待ちです(*^_^*)♪♪
なんだか王子さん、若いのにめちゃ話が合いそう。
じゃ 丹後の近くのといっても、福井だけどそこの出身の「水上勉」は?
この作家も好きでほとんど読みました。
サスペンスあり社会小説あり。
「海の牙」で嵌ったそのちゃんです。