ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

⑬「ガラスの巨塔」今井彰著(幻冬舎)を読む。3/16日読了

2010年03月21日 | 木馬の事
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 もう二冊 本の感想が貯まっています。すごい勢いで読んでいるのですが・・
早く書かないと、どれがどれだったかこんがらがってしまって・・・
そんな訳でしばらくブックレビューが続くかもです。
本の嫌いな方は許して下さいね。

「本にも旬がある。旬の時に売らないと残ったら売れなくなるから、読みたいんだったら、3日で読むように。」と相変わらず本を買っては売りを生業にしている(違うか?)トンボに見せてもらった中の一冊。

著者は「プロジェクトX」を立ち上げたNHKのプロデューサーである今井彰氏。
この方は一寸調べたらなんと、あの万引き現行犯で新聞をにぎわせて人らしいのだ。
新聞で読んだことあるわ。覚えている。へぇ、なんでまた 恨みつらみの 暴露本なのかな、そう思いながら読んだ。

主人公の西悟(多分今井本人)は、もともと地方で番組を制作していた。いわゆる冷や飯食い。イラクのクウェート侵攻に伴い急遽地方局にも動員がかかった事から彼の人生は大きく変わって行くのだ。

その時に作成したドキュメンタリーが数々の賞を受賞し一躍有名人となる。
そして彼の人生で最も輝く事になるチャレンジXが少数のスタッフと、半反主流派に冷遇されながらもスタートする。
ところがこの番組が視聴者の心をつかみ取り 全日本テレビの看板番組となるのだ。

ちよっと余談ですが、私この番組大好きだった。テーマ音楽の中島みゆきの「地上の星」も好きだったし。
ただ「男たちの物語であった」というナレーションで終わるのが少し気に入らなかったけれど。
だってその男たちを支えたのは女たちでもあったのだから、私はいつもそう思って見ていたのです。

ところが、職員の不祥事から会長の辞任に至り彼を取り巻く情勢は大きく変わっていくのです。
そこからはまるでガラス細工のようにガラガラと転落していく主人公。
そうなるとねたむ者がいて 怪文書に週刊誌の悪意のある記事、
追い詰められていく主人公西。
ボロボロになり退職に至るまでを克明に書いてある。

小説と言うけれど、やはり暴露本っぽい。

でもなんか巨大NHKの内部がわかり、又別の意味で番組の見方が変わりました。

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