ロスト・イン・トランスレーションは前々から見てみようと思っていた映画だった。
東京が舞台で、アカデミー脚本賞を貰っていたからだ。
つい先日見た、「真珠の耳飾の少女」に出ていたスカーレット・ヨハンセンが出ていたので驚いた。知らなかった。
私も夜の東京は4年前、芝のホテルに泊まった時うろうろしたけど、あっちこっち行った訳ではなく、夜の東京の記録映画みたいだなぁ、と思った。
騒々しい東京の街と、大人の静かなラブストリー・・・分別ある中年男性、しかし今までの自分の人生に真剣に向き合っている。
若い女性 しかしこれでいいのか?自分のこれからの生き方・・・
アメリカ的でないのは二人は、しばしの東京の思い出だけで終わらせてしまう。
「マデソン群の橋」 のように、短い時間に燃え上がるような事はないから・・・
日本的といおうか、“鳴かぬ蛍が身を焦がす”ような奥ゆかしさをコッポラ監督はよく理解したなぁとこの事に感心した。
う~ん 私的には、いい映画だったんだろうが、盛り上がりに欠けていたように思えて☆☆☆です。
スカーレット・ヨハンセンは調べてみたら、ロバート・レッド・フォードの「モンタナの風に抱かれて」に出ていた、あの心を閉ざしていた少女なんだと知った。
美人というか、色気がある。妖艶な唇、綺麗だな・・・
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