硬貨の流通回路。

お隣のHさん宅の一八です。　　　

ここに来て某スーパーの店長が機嫌がいい。セパ交流戦で巨人が２連勝しているのと、次の対戦相手がオリックスだから、一気に連勝して、３６連勝も夢ではないと息巻いているからだ。
そして野球の時間になると決まって木馬にやってくる。「今日も勝っとるかいな？」

連勝なんて久しぶりだから嬉しいのだ。勝ちを確認してニコニコ顔でお金を払うためレジにやってくる。決して長いとはいえない御身足を覆っているズボンが、右肩下がりになっている。
その膨れたポケットに、手を園芸用のスコップのごとくまげて突っ込みながら、とんとんと身体を揺らして小銭を一杯にして出す。小さいお金から３５０円分計算する。ほとんど１０円硬貨。

店長は独身だから、仕事が終わるとレンタルショップ、パチンコ、自販機でタバコ、小銭がたまって困るそうだ。
ここ（木馬）が一日の最後の出費の場所らしく「あぁ～軽くなった。」
ここは１０円ばかりでレジが膨れる。でも…。

この小銭を抱えて毎日某スーパーに買出しに行き、店長のレジで払ってやる。
苦笑いしている店長、私はしてやったり、とにんまり。

劃して小銭の流通経路は、収まる所に収まるのです。

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「荒鷲の要塞」を見た。
以外に掘り出し物ではあったが、やはり「ナバロンの要塞」の方が私は好きだし、だいいち音楽も俳優もいい。

リチャード・バートンもクリント・イーストウッドも当たり前だが若い。「夕日のガンマン」時の顔そのままだった。
どんでん返しや銃撃戦は見ごたえはあったが、こんな事ありえないと言うか、この当事なら許せたのにというか、そういう“ばかさ”加減が以外に面白かった。

それでもこれを見たら他のものが見れないとか、そこまで秀作とは思わないけど、わざわざ見せてくれたから、精一杯褒めておこう。

曇り　１７℃薄ら寒い一日だった。