私の歴史シリーズ

北国に生息する
アホ女の波乱万な日常の日記です。

私の歴史21

2017-04-07 07:21:34 | 日記
高速に乗って
湘南乃風の音楽を大音量で
熱唱しながら車を走らせる

嫌なこと全部忘れるかの様に
アクセルにも力が入る。

私は私らしく…
何にでも
いつでも一生懸命に…

1時間走らせた所でパーキングエリアに入る。

頭の中がイッパイで
飲み物も買わずに来た。

考えて見たら
前の日は、彼氏の事で
寝ていない事に気付く。
不眠不休でここまで走っていた。

自販機でエナジードリンクを買って
一気に飲んだ…
ゴタゴタがあって以来、ご飯が喉を通らず…栄養剤だけで過ごしていた。

エナジードリンク…飲んだ後
体に異変が…Σ(OωO )

明らかにおかしい…

熱い!
明らかに熱さを感じる…
太ももダケが…ΣL(゚∀゚L)

そんなこんなで、パーキングエリアにいると…電話が鳴る。

私『もしもし』

彼『今、何処にいるの?』

私『湖が見たくて…ドライブしてる…』

彼『お前はいつも脅してくるよな…』

私『脅し?私は脅してなんかいないよ。いつでも本気だし…』

彼『脅しだろ…。
仕事で行かなかったの?』

静かに彼は尋ねる。

私『時間的に…どうかなって…』

彼『行かなくていい。会社には家の用事で都合が悪くなったって言えばいい。』

私『うん…。仕事終わったの?』

彼『終わったよ。』

私『そっか…。』

静かな時の流れ…
堪えていた涙が溢れて来た。
ずっと泣かずにいた。
どんな事があっても泣かないで毅然としていた物が、ここに来て溢れ出す。

こんな山奥で…
誰もいないパーキングエリアで…
熊や鹿しか居ない様な山奥で
張り詰めて居た物が切れた。

自分の弱さに…
1人が怖い弱さに…
彼が居なきゃ何も出来ない弱さに…
本当のこと聞き出せない自分の弱さに…

私『疑って…ゴメンね…。』

彼『本当だ。自分の胸に手を当ててよく考えろ。反省しなきゃいけないのはお前の方だ。』

私『私?…』

また理不尽な事を言われる。

彼『当たり前だろ。あんな真夜中に誰が居るって言うんだ。誰も連絡してこないよ。時間に追われてイッパイイッパイだ。』

何が本当なのか…分からない。
でも、私には彼の言葉が全て…
それを信じるしか無い…。

地方に行けば何をしているのか分からないのは現状で、仮眠してたと言われたらそれを信じるしか無い…。

私『…そうなんだ…。』

彼『当たり前だろ。』

私『急に優しくなったり…』

彼『うん』

私『連絡減ったり…』

彼『うん…』

私『電話しても、電話に出てすぐになんだよーって言ってすぐ切ったり…』

彼『あ〜…』

私『離れてると不安になる…。誰か他にいるのかって…。好きだから不安になる…キライなら…どうでもいい。そうでしょ…?』

あ〜って何だよ…。
心当たりがあったのか…
私の中ではシロでは無い。

彼は黙り込んだ。
前回の彼の浮気…
忘れてるんだろうか…
私の事は
彼が勝手に疑い妄想してるだけ…

でも、彼の事は
証拠を叩きつけた事実。
だから分かる…彼がクロだって…
だから、結局今回の事も私だけが責められて、何の解決もしていない…。








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