館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

蔵王

2007-04-29 05:55:28 | 山菜・きのこ・釣り


やっと、蔵王の季節がやってきた。
もう、じっとしてはいられません。です。
初蔵王は毎年この4月第3週末である。で、「ささくれ」と一緒が定番である。
が、が、ひ弱っ子「ささくれ」は何と!「怪我」してしまって、今回不参加なのだ。「運転の交代要員」がいないのはチトさびしいが、その分「お気楽」「かって気まま」ではある。
金曜日・会社から帰って、周到に用意した支度を積み込んで、高速に向かったんだ!

写真は・途中「安達太良PA」である。夕飯を食べたのだ。



宿はいつもの「元気荘」である。
半年振りの挨拶をすませ、まずは、「露天風呂」でしょ。
そして、持ち込んだ「焼酎」でまったりを決め込んだのだ。
「明日どこに入ろうかな?」
「水の状態はどうかな?」
このインターバルがまた、いいのだ。



装備の点検・これは左のポシェットに入れて持ってゆく、ブツ、である。
1時間で何か1つ、口に入れるのだ。で、元気が出るのだ。
このポシェット・ベルトに装着である。
コンニャクゼリー・ミニソーセージ・あんこ玉、が良かった。


「写真・携帯で撮った」少しうまくなった。

朝は4:40に起床。すぐ「露天」で眠気を覚ます。
初日は「素泊まり」だったので、5:20宿を出て(職員は起きてないので、勝手に出てゆく)街を下って、コンビにに「おにぎり」を買いに行く。
6時には入渓した。

入渓後、すぐ3つ来た。
ところが、これからがいけない。なんと、12時まで6時間で3匹追加したのみなのである。誰かの呪いか?
正直参った!


「これも携帯」

一面の「カタクリ」が唯一の救いである。斜面のあちらこちらが、「カタクリ畑」状態だった。


「これも携帯」

釣れない6時間は「学び」の時間である。
渇水・冷水の状態で、どこに「魚」がいて、どうすれば「えさ」を食べるか?

落ち込みの・大きな岩に下で、じっと動かず、口元に流れた「えさ」のみ、食べる。
そんなことが、やっと掴め、「釣り」になり始める。すでに午後、残す時間は3時間である。狙いを定め、しつこく何度も、信じたポイントに餌を流す。
ポツポツ・やがて、確実に釣れ始める。1時から2時はほぼすべてのポイントで、あげた。


「これも携帯」

3時・終了である。27匹。なんとか「蔵王」になってきた。
明日へ、余力を残して、山を下った。
この道、なんとなく「道」なのだ。多分、その昔「山仕事」で開いた道だと思う。
今は、僕らしか、通らない。



3時半には宿に戻って、露天&ビールだ!
疲れが、す~~っと、抜けてゆく。



やがて、山登りのZERO氏が合流。元気荘の食事は早い。6時である。



季節のもの・新鮮な魚介が並ぶ、夕食・朝昼のおにぎりで、8000円しないのだ。
今回(と言うか、毎回付くが)「ホヤ」が旨そうだったので、食べてみた。
こちら、宮城・仙台など名物らしい・・・
これがさ、結構いけるのだ!ちょっと驚き。新鮮なのかも?



食後・風呂&明日の装備点検など行って、だらだら飲む。
ZERO氏はハードな行程だったらしく、すぐ、布団にもぐっていた。
ZERO氏のいびきなどBGMに、本日の釣りを思い出したり、明日はAに行こうか、Bにしようか?と2時間、一人で「酒」と共に、まったり・・と時間を過ごした。



翌日4:20起床・すぐ「露天」・その後用意してもらった「おにぎり」など持って、部屋をたたんだ。
山は「ガス」が取り巻いていた。
本日は、さらに高い山を目指した。



残雪が残り、崖が時々崩れる斜面には、食べごろの「ふきのとう」が沢山生えていた。(帰りにもらったよ)



6時入渓。入渓点付近の「落ち込み」。写真右下、苔むした岩、あの下に「絶対」いるのだ!



昨日の「学習」が生きている。ほぼ完璧に釣れる。
沢は源流部・先があまりない。それと、ここ、一昨年「熊」の痕跡があって、そこから先は、精神的に行けない。
ここまで、3時間半、しかしすでに「14匹」である。型も良い。


「最大・28センチの岩魚」

そのご、沢を変え、11時までで、合計20の釣果で納竿した。



時間があったので、息子のご命令の「つくし」を採った。
他の山菜もあたったが、やはり蔵王の山菜も遅れている。まだ蕾だ。



蔵王の恵み。ふきのとう・こごみ・つくし。
写真の購買品は「あまどころ」・ZEROさんが山形で買ってきてくれたのだ。



家族へのお土産も忘れない僕であった。
エライ!

柏屋の饅頭・温泉卵。

ちょっとさ、連れが居ないのは、どうかな?と思ったが、これも又良し!
疲れたら、寝て、食べたくなったら食べて、この気ままさ、はまるかも?

さて、次回は・・・もうすぐにも行きたい!ユ・キ・タ・イ!

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11 コメント

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早起き~っ!!! (Lady E)
2007-04-29 08:16:52
いくらさ、好きなことだとはいえ、4時半おき?きゃーすごい。

まだ、蔵王の山は、完全な春じゃあないのですね。それにしてもこの春最初の蔵王の釣り、数がすごいね!!
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オ寒さん (ダッフィー)
2007-04-29 12:38:01
天然イワナ14匹とは、凄いですね

携帯の写し方も上達しましたね、何か?秘策が・・・・

柏屋の薄皮饅頭、こし餡の方?
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学び (賽目)
2007-04-29 15:32:22
釣れないときの「学び」というのがすごいねえ。だから釣れるのだろうなあ。おいしそう!
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「山の民」 聞いた事ありますか。 (F本)
2007-04-30 07:20:38
 今、池永陽の「水の恋」読み終えました。その中に世間を捨てて山で自給自足するアクティブなひきこもり、山の民の話があり興味を持ちました。人の顔を持つという仙人岩魚の話も面白かった。岩魚釣りの描写も多く、オ寒さん向けの本かも。
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Lady Eさま (オ サム)
2007-04-30 07:48:11
自然と起きてしまいます。
釣れ具合が極端に、ムラがあって、疲れました。
釣れなかった6時間・悩みました。

魚・旨いです。

これから、10月いっぱい、我が家の冷凍庫必ず「イワナ」がいます。
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ダッフィーさん (オ サム)
2007-04-30 07:55:10
上記ムラでかなりあせりました。
終わってみれば、47はOKです。

漉し餡たのまれたのに、適当に買ったら「ツブ」だった。
しかし、小さな箱もついでに買って、それが、コシだったので、事無きをえたのです。
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そうなのよ~賽目さん (オ サム)
2007-04-30 07:57:17
あらゆる可能性を試し、消去法で探しました。
飲める水に住んでいます。このあたりが、旨さの秘訣かも。
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F本さま (オ サム)
2007-04-30 07:59:24
よさげな本だね。

>山で自給自足するアクティブなひきこもり

僕の理想ですね~

ところで、もう沖縄か?
いいな~~

11月たのんだよ~
返信する
F本さま (賽目)
2007-04-30 10:46:39
山の民、サンカのことですね。サンカの本はちょっとなんちゃって本も多いのですが、藤森 栄一の「古道―古代日本人がたどったかもしかみちをさぐる」で、藤森が遭遇したサンカの話は非常にリアリティがあります。

http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E9%81%93%E2%80%95%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%81%9F%E3%81%A9%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%82%92%E3%81%95%E3%81%90%E3%82%8B-%E8%97%A4%E6%A3%AE-%E6%A0%84%E4%B8%80/dp/4061593757/ref=sr_1_13/503-2676111-3581551?ie=UTF8&s=books&qid=1177897447&sr=1-13


江馬 修の「山の民」はサンカのことではないけれども、おすすめ。

http://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E3%81%AE%E6%B0%91%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E6%B1%9F%E9%A6%AC-%E4%BF%AE/dp/4393435087/ref=sr_1_14/503-2676111-3581551?ie=UTF8&s=books&qid=1177897245&sr=8-14

むかし、「橋の下に住んでいる乞食」、という日本人がごくふつうに描いた乞食のイメージの正体は、山を追われたサンカのなれの果てともいわれています。
返信する
こりゃ、 (太鼓叩き)
2007-05-05 10:27:58
いよいよ、太鼓叩きも挑戦だわな~?

露天&ビールだ!
疲れが、す~~っと、抜けてゆく。
  ↓
よっく、わかるで~?

最大・28センチの岩魚
  ↓
これね?あの時の?
返信する

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