蔵王2012・早春その２。

完結編だよん！




２日目は、４：３０起床・５時には宿を出て、５：３０には、一番大切にしている沢に入った。



多くの木々は、芽吹きの寸前で、下草も葉を付けず、歩きやすい早春の沢である。

じっくり、８時間の行程だ。



３ポイント目で、イワナ！

まだまだ、深い淵・落ち込みでじっとしているのだった。

オレンジのサビも美しい！



背や小さなポイントにはほとんど居ないので、大きな淵のみで、１つ餌を落としては、１０ｍは登って次の淵という、遡行の早い釣りとなった。



ビスケットなど食べながら、珈琲など・・・



１０時で１度捌く・・・ここまで１２匹。まあ春先にしては順調だ。



走ってしまったので、１：３０には魚止め滝に来てしまって終了だ。

２５匹であった。

山中で、倒木に腰掛、まったり昼飯など食べた。沢音と小鳥の鳴き声は至福。

下る山中は、残雪が残っていた。



曇り時々晴れ・・さわやかな風も吹いて、天気は最高だった。



コンビニで氷やつまみを買って、宿だ。
相変わらず・・・というか、これが楽しみな、風呂・焼酎・風呂・マッサージ・焼酎のリフレインが最高。

ピークに達した疲れが、時間をかけてほぐれてゆく・・朧になってゆく感覚は、この沢を登る釣りと、その後の醍醐味なのだった（これだから、やめられない・・）。



翌朝、１：３０分ばかし釣る（雨が降ってきたので、撤収の決意がすぐつく）。朝飯が頼んであったので、ほんの遊び程度。

宿のそばの砂防提の僅か２０ｍほどで、釣ったり・珈琲を飲んだり・朝を満喫した。



蔵王は満開の桜だ。




お山のソメイヨシノは色が濃い。

白いのは、たぶん、ガマズミの仲間・「ムシカリ」。




かなり乱獲で見かけなくなった「クリンソウ」は大好きな野の花だ。

これも、見かけなくなった？「ウスバサイシン」・ヒメギフチョウやキフチョウの好んで食べるやつだ。



珍しい模様・・・これはね、ヤマメとイワナの交雑種。



画像・・僕の１０ｍそばくらいまで、近づいてきた「かもしか」なのだが・・・


こうして、２０１２の早春蔵王は終わったのだった・・・。