女房が、安田菜津紀さんのツイッターで知ったらしく・・そのキムチが美味そうだったので、ネットで注文したキムチ。
「埼愛キムチ」と言って、埼玉朝鮮初中級学校の運営を支えるため、保護者たちが中心となって2017年から販売が続けられているしろものらしい。
彼女は、朝鮮学校とか、その来歴など、ほとんど予備知識なく、予断を持たず「美味しそうなキムチ」だと、注文したようだ・・・
我が家にもう２度届いている。
今年は、１９２３年（大正１２年）に発生した関東大震災から、１００年・・・その発生日である９月１日が「防災の日」と定められているように、近代日本における災害対策の出発点となった、大地動乱だ。
＊ 関東大震災１００年を契機に、それぞれの立場で、また、それぞれの地域で、防災について考え、災害に備える機会としていただければ幸いに思います。などと、盛んに政府が宣伝を行っている。
震災で、防災は語るが、大震災で「朝鮮人の虐殺が起こった事実は、隠ぺいする」。その慰霊の集いに背中を向け続けるばかりか、碑の撤去さえ画策している。
東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・長野・茨城・栃木・・・正確な犠牲者数は不明であるが、論者の立場により、推定犠牲者数に数百名～約6000名と、非常に幅広い差がある。だが、否定派のちっちゃく見積もった数字であれ、０ではない。警察や軍隊ではなく、住民が起こした事件だ。関東大震災を語るなら、その混乱の中で日本人が起こした、「朝鮮人虐殺」を語らないで、歴史に向き合ったことにはなるまい。
どうして、こんなことが起こったか？日本人の精神の根底に、アジアの民族への差別意識があるからだ。日頃から、差別し、さげすみ、不当な扱いをしていたことへの、うしろめたさと恐れがあったからだ。
昔、俺が高校生の頃、組合の先生たち主導で「朝鮮学校訪問」などの企画が行われ、高校生たちが朝鮮学校へ見学に行った。
やがて、学校に掲げられた「金日成」の写真などに象徴される、独裁的な国家の姿があらわになるにつけ、この訪問は取りやめになってゆくのだが・・・
２１世紀の現在、将軍様が無駄なミサイルをぶっぱなしたり、拉致の問題があからさまになるにつけ、朝鮮学校への援助が停止される事態になっている。
外国籍住民、日本国籍をもつ住民であれ、この国に暮らせば・・・同様に納税の義務があり、日本で生活をしているかぎり、買い物に行けば消費税を払う、働くことによって所得税も納めている。本来、義務を課せられているのだから日本国籍をもつ人と同じような権利があってよいはずだ。
朝鮮学校に在籍する生徒には，日本国憲法第26条1項，同第14条，国際人権規約A規約（「経済的，社会的及び文化的権利に関する国際規約（A規約）」）などにより学習権が保障され，その保障に関しては平等原則に違反してはならないとされているのだ。朝鮮学校を高校無償化の対象から除外することは，朝鮮学校に在学する生徒の学習権を侵害し，平等原則に違反していまいか？
蝦夷・熊襲・沖縄・朝鮮・・・・この国の国民の差別意識は、根深い。
侵略戦争であった、大戦を偽らない、真実のしもべになってこそ、そこを出発点にして隣国に向き合ってこそ、恥ずかしくない日本になるのだと、僕は思う。
このキムチ・・・・なにはともあれ、旨い！これぞ、キムチって味がする。
９日の２ｍ圏内接触者。
＊打合せ・４人。
＊打合せ東京・T社長。
＊立ち話・吉。
＊濃厚接触・高・内・女房・３名。
