館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

ロビー・ロバートソン 今月の僕の新譜その2(13・5)。

2013-05-18 06:41:55 | お勧めCD/LPなど
なんだか、すごく疲れた一週間だった・・・少し、内臓君の調子が悪いぜ!

今日は、午前中百姓・午後は少し仕事・その後「内部被爆を生き抜く」の上映会だぜ。
わし、受付やってます。

中味のしっかりした、原発と被爆を、改めて考えるべき今(人って忘れやすいので・・)ピッタシの映画です。
お近くの方は、ぜひお越しくださいませ。



さて、土曜は音楽だ!






★「Storyville 」・ロビー・ロバートソン ・(1991/10/1)

知る人ぞ知る、ザ・バンドのギター弾きにて、歌うたいのロービーさんである。

ザ・バンドという、ワン&オンリーなロックを作り上げたチームは、解散後、各メンバーの活動に、熱い視線が注がれたが、レヴォン・ヘルム以外は、商業的には箸にも棒にもかからなかった。と、僕は思う。

ロビーはこのCD以前に、数枚のアルバム(まあ、企画物っぽいやつ・・・)を出すが、なんともな~だったな。

そして、このアルバム・・・怪しくうねるホーンサウンド、ディランをして「数学的なギター」と言わしめた、ねちっこいギター、低く枯れたロバートソン本人のボーカル。それらが渾然一体となり、強固なプロ意識で練り上げられたアレンジによって、遠い昔に消滅したニューオリンズの繁華街の姿を描き出しているのだった。



ネヴィルブラザース、ニール・ヤングといった旧来の人脈を総動員し、ダニエル・ラノワ譲りのレコーディングセンスで仕上げた90年代初頭の隠れた名作だ。

僕は、そう、断言する。

コメント (8)
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