館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

「ヤン ライヒ」さんの写真展であった。

2007-04-03 06:55:54 | 生活雑感
mixi仲間の賽目さんから、チェコの「ヤン・ライヒ」さんと言う写真家の写真展の紹介があり、いって来た。賽目さんは、この件、「色々縁の下の力持ち」をやっているようである。



以下・ライヒさんの経歴である。

Jan REICH
ヤン・ライヒ

1942年、現在のチェコ共和国の首都、プラハに生まれる。
1965-1970年、プラハの芸術アカデミー(FAMU)で学んだ後、フリーランスの写真家として活躍。生まれ故郷であるプラハとボヘミアを大判写真で撮り続けた作品で高い評価を得る。

代表的な写真集に Bohemia(『ボヘミア』、Galerie Novy Svet 刊、2005年)、Vltava and Prague(『プラハとヴルヴァダ川』、Petit a Public History 刊、2001年)、Disappearing Prague(『消えたプラハ』、Gallery 刊、2000年)等があり、日本でも『プラハ――カフカの生きた街』(Parco出版、1993年[絶版])でその作品が紹介された。




会場は新宿御苑の入り口の側である。
「PLACE M」と言うギャラリー。
四谷に近い新宿、このあたりは写真の学校や写真関係の多い場所らしい。



写真など語れる僕では無い。

それでも、時々は「写真展」など行くことはある。
先輩が写真で食べていることもあって、審査員などしている「視点」と言う写真展(いつも都美術館である)など時々行く。

数年前に行った、「土門拳記念館」はなかなかすごかった。

印象を語れば、これまで見た写真展は「人」や「暮らし」がそこから、感じ取れたり、それへの共感や反発など、の思いが去来するものであったと思う。

ヤン・ライヒさんの写真は、異質であった。
人や暮らしを意識的に「排除」するかのような、印象だった。

何度も見た。狭いギャラリー、をぐるぐる回って、見返した。

厳しい風景・使い古しの洗濯板・モノクロの写真から、僕に見えたものは「国家」の如き抽象であった。「この方は国を写しつづけているのかも?」と思った。

印象深い写真展であった。PLASE Mでは終了している。チェコ大使館内の、チェコセンターでは4月13日まで行っているようである。

写真好きの方々、どうですか?



見終わって、外に出た。
入り口では新聞社の取材を受けている「ヤン・ライヒ」さんの姿があった。
コメント (4)
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