「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20110822

2011-08-22 | 矮小布団圧縮袋

○夕方仕事中、ふとwebニュースで竹脇無我氏の急逝を知る。自分が幼児期3~4歳の物心つき始めた頃、うちの茶の間の白黒テレビにこの人が映るたびに、なぜかくいいるような視線と集中力で見ていたらしい。当時「かっこいいひと、っていうと、どんなひと?」ときかれて、ちびっこの自分はたどたどしく「たけわきむが」と答えたという、そのエピソードを家族はその後、何十年もネタにして、ことあるごとに人を馬鹿にして嗤うのであった。とすれば、「三つ子の魂百まで」というか現在に至る数寄心の原点のようなものか。多分その頃見ていたというと、大岡越前の榊原伊織役の彼のことだろう。思うに自分は幼児期が一番「早熟」で「気が多かった」のかもしれない(クレヨンしんちゃんかワシは)。その反動なのか何なのか、「先輩は自分のこと棚に上げて、理想が高くて面食いすぎるんですよお」という後輩もいたけれど(笑)、学童期以降は今日に至るまで何十年も、全く色恋には無縁の枯淡な人生になってしまった。しかし竹脇さんの場合はとにかくただ顔が綺麗だというだけでなく、品のある落ち着いた物腰で語る「声がかっこ良い」のが、圧倒的だった。天知茂氏のように「大人になってから昔の青年の頃のを見た」のではなく、自分の幼児期にドラマやCMのリアルタイムのテレビで若い時から見ているから、自分の中では、「大人の人」、格好いい青年の時の親戚の叔父さんのようなイメージが、ずっと残っている。残念である。自分もそうして齢を経てきていることをかみしめつつ。この訃報にショックを受けながらも、今日は夜7時には仕事から帰り、晩のドラマの放送の実況に参加してみることにした。三つ子の魂百までというか病膏肓に入るというべきか。

 本日のBGM:
シャーロック(Sherlock)」 第1話「ピンク色の研究」 (NHKBSプレミアム、8/22 20:00~)
 始まりました、衛星放送で宣伝も全然なく、ひっそり始まっているようですが、マニアの間では既に昨年からずっと噂のSherlock。多分「緋色の研究」からいろいろもじって作られているはずなストーリーで、原作思い出して突っ込みどころ満載。
 いや、予想以上にカンバーバッチさんのホームズが「いやな奴」ぶりぶり(爆)で可笑しいし、原作と同じくアフガニスタン帰りの(なんという皮肉)ワトソン役のマーティン・フリーマンが「ホームズにまきこまれて普通の人がお気の毒」なイメージかと思ったら、なんとだんだん…なところが、さすが英国ドラマ風に一筋縄では行かない「曲者」でよかった。英国ドラマはなにげなく「変てこな友情コンビ」が好きなんだな。それに本当に探偵も犯人も病んでる英国ぽく異様な「毒」だらけで変人が多くてキャラが立ってるから、見てしまうんでしょうな。主任警部モースとルイス警部はCSで字幕版で見てしまったので、こうして字幕じゃなくてNHKで日本語吹替から最初に見た、というのはもしかするとグラナダ版のブレット・ホームズや、スーシェのポワロや、BBCのマープル以来かもしれない。
 よくこの面倒くさい英語の台詞を日本語に吹替えたな、と思う(あの、画面にテロップが出るのは、多分BBCだと英単語で出るのだろうけど、吹替版で日本語の文字が出てくるとちょっとびっくりするね→しかも、途中で出てきた地震速報と同じかと勘違いしそうになったよ><)が、時々原作のパロぽいネタも細部にこめられてるし。モースみたいに救いようがない感じの後味悪、というのまでは行かずに、変態ぽいながらも少し希望が持てるように工夫してあるよう。携帯・パソコン・ブログにカーナビなんでもござれなハイテクに限らず、細かいとこでは、原作じゃパイプも煙草も薬もなんでもありのヘビースモーカーのホームズに比べて、21世紀は「ニコチンパッチ」(爆笑)とかが現代らしいといえばらしいw。で、吹替もなんとワトソンの森川智之さんはじめ渋め所が固めててなかなかでした(日本語吹替だと気のせいか、英語字幕よりちょっとウェットな感じになるけどね)。もちろん、字幕版も放送されたら英語台詞が聞きたいので録画しませう。(※写真:上越新幹線で遊ぶキイロイトリたち 20110822)




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