「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20070411

2007-04-11 | 矮小布団圧縮袋

○夜9時頃に帰れた。でも明日早朝番だから急いで家に帰って準備が要るのでCD屋にも寄れない。土曜日に校正しながら流すという方法があるなと知ったので、今宿題を書きながらようやく「胸宇宙」にたどりついた(遅い)。横浜が懐かしい。一年前の誕生日か。スティーヴは一年たったら高野聖からたてがみエクステみたいになってたよな。トイレの「←」とロケ撮影が好きだ。こうやって改めて見ると顔の濃い人だENDLIの人は。この音楽のsound自体に関しては無抵抗に全面的に好きだ、というものと少し自分は違う(幾つかの佳曲は諸手を挙げて賛成な)のだが、このドキュメンタリーは興味深い。これを延々と撮影し続けている人ってどういう気持ちなんだろう。ケリーのファンならケリーとずっと一緒にいられるカメラをうらやましいと感じるのか。あたしゃ四六時中一緒に居続けなくていい。むしろ遠慮する。どうも自分はこのテのものを見ると、物を作っている現場の当事者や裏方の立場で見てしまい「きっとこれは機嫌の良い、流しても良いところだけDVDになっているんだろうな」と感じてしまうからだ。作ってる時ってのは修羅場もあるし(号泣)大変である。こんなににこやかには行かないはずだと。自分も本当に作成中の時は(今もそうだが)集中すればするほどぴりぴりしてしまう方だから。が、こういう「自分が考えたものが形になっていく過程」の面白さというのは本当で、苦しいのだがそれではまっちゃうと悪い癖で仕事がやめられなくなるともいえる。しかしケリーは我儘を言うわりには気も遣うのか、さすが長年の芸の蓄積というのか無意識のうちに居るだけでちゃんとカメラにアピールしているみたいなところが反射神経的というか、やはりmusicianしかやっていない人とはそこは違うかな、とカメラへの映り方でちょっと思ったりする。

DVDを見ながらまた休憩でNEWSMAKERを再読して思う。
何かこだわり続ける困ったややこしい人でないと、自分はその存在にすら気がつかないで通り過ぎてしまうようなところがある(基本的に他人に関して無関心なためだが、そうしていって結果的に日本各地で友人や知人がアクの強い濃ゆい性格のごく少数しか残らなくなっていくので、それも良し悪しである)。
だから個性的でない人なんて誰もいない。全然。インパクトはあるが関係が近すぎて一日中顔つき合わせてたらさぞ食傷するだろう(爆)みたいな。Sankakuかそりゃ。
どうしてみんなこうなんだ(笑)みんなどこかイタい。だが、それがいい。(20070411)
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