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夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

裸婦 木下孝則画 再投稿

2013-04-29 06:08:07 | 洋画
夫婦はいつかは離れ離れになるものです。大概、男が早く死ぬものと思っているでしょうが、決してそうではありませんので、油断してはいけません。夫婦仲良きことが一番です。夫婦として後悔するようなことがあってはなりません。死ぬ時になって自分の人生は後悔が無かったと言い切ることの前提としても、まずは夫婦において後悔が無かったように人生を送ることが大事です。

今年は5月2日からの帰郷です。あまりのんびり出来ませんが、法事もあり皆が集まるのが楽しみです。


裸婦 木下孝則画
油彩額装 左下サイン
画サイズ:横435*縦515 



本作品は当方の旧蔵品。銀座の日動画廊からの購入品した作品で祖父の代から所蔵し父から受け継いだ作品です。1955年の作画であり、その年には日動画廊で木下孝則油絵展が開催されています。



郷里の自宅の母の寝室に飾られていますが、母が上京しているために部屋は今は私共に寝室です。



友人が設計してくれた家で、ずいぶんと苦労したようですが、もう25年経ちました。



今年もこの美人さんに会えるのが楽しみです。木下孝則の傑作と思っており、ご先祖の審美眼に敬意を評します。

インターネットを見ると刺激な場面がやたらと多いようですが、このような絵画のような健康的な?画面にして欲しいものです。とはいえその境目が難しいもので、その分別についてはまだまだ日本人は未熟のように思います。おっと、一般的な画面でのことです

木下孝則 :1894年2月24日東京生まれ。1906年叔父の児島喜久雄より名画の複製を見せられ、フランス印象派に魅力を感じた。1919年小島善太郎、林倭衛、佐伯裕三、前田寛治、里見勝蔵、中山巍らと交友。1921年第8回二科会展に初入選する。渡仏。1923年イタリア、ローマ、フローレンス、ベニス、ミラノの美術館を廻り帰国。1924年第11回二科会展に出品し、樗牛賞受賞。1925年第12回二科会展に出品し、二科会賞受賞。1928年渡仏。1933年サロン・ドートンヌに出品する。1935年帰国。1936年二科会会員に推挙され第23回二科会展に滞欧作19点を特別陳列。1937年木下孝則帰朝展(銀座日動画廊)に第2回滞欧作を出品。1941年第4回文展に審査員として出品。1948年第10回一水会に出品、委員となる。1952年 第8回日展に参事、審査員として出品。1955年木下孝則自薦展(神奈川県立近代美術館)を開催する。木下孝則油絵展(日動画廊)が開催される。1962年「週間朝日」の表紙絵を翌年3月まで担当。1973年3月29日歿。享年79歳。勲四等旭日小綬章叙勲。




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