BSで昔の朝ドラ「芋たこなんきん」の再放送を見ている。
主人公である作家(妻)と医師(夫)の、楽しいホームドラマ。ある日、その夫婦と、作家の秘書である女性と、夫の男友達が、行きつけの関東煮屋で、おしゃべりに花を咲かせていた。男たちの話を聴いて、作家は女性秘書に言った。
「男の人達の本音て、、おもしろいね。」
↑ほんまに、それ!!と思う一方で、
客観的な視点を忘れないようにしたいな、と思った。
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クセルクセスの時代のことである。このクセルクセスは、インドからクシュに至るまで百二十七州の支配者であった。(エステル1:1)。
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ペルシャはめちゃめちゃ強い国だった。ユダヤの民は、バビロン捕囚(B.C.586)の後、ペルシャの初代の王クロスに救われて解放された(B.C.538)。ペルシャは他の国々の文化や宗教に対して寛容な国であった。ユダヤの民には、自分の住んでいたところに戻る人々もいれば、そのままペルシャに残る人々もいた。
クセルクセスは、ペルシャの5代目の支配者であった。王は、半年間に及ぶ大宴会を開き、自分の富と力が、どれほど輝かしいものであるかを人々に見せつけた。大宴会の後、王宮の庭園でも、7日間の大盤振る舞いの酒宴会。飲み足りなかった??よく分からないが・・事件は、その最終日に起こった。
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七日目のことである。ぶどう酒で上機嫌になったクセルクセス王は、そば近く仕える宦官(たち)に命じて、…王妃ワシュティを召し出そうとした。その美しさを高官および列席する民に見せようというのである。王妃は美しい人であった。(エステル1:10,11)
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綺麗な王妃をみんなに見せたかったのでしょう。でも、ワシュティ王妃は、来なかった。王の命令を拒絶した。王の面目は丸つぶれになり、憤りが彼のうちで燃え立った(12)のでした。
王は、側近のメムカンの助言を聴いて、法令によって、「ワシュティをクセルクセス王の前に出ることを禁ずる。王妃の位は、より優れた女に与える」との命令を、127の州すべてに、王の命で勅書を送った。
聖書は、神さまが、人に語りかける場面がたくさん出てくる。と、同時に、あらゆる時代の、人間同士のやりとりを体感できる書物であると思う。
エステル記には神さまが直接でてくることはないけれど、図らずとも、そのような流れになったと思われる場面がたくさん出てくる。
そこに、神の働きを見出していくとき、私たちが生きる現代の問題についても、エステル記から思わされることが出てくる。
男性優位の社会をもう一度立て直したいと思った側近とクセルクセス。
現代とは、時代背景も、住んでる場所も、違ったところが多くみられるが・・しかしながら、人間の見栄をはるところ、夫婦間の問題、プライドが傷つくことについては、まったく、今でも人間の性質は変わらない。
王は、プライドが傷つけられただろう。
そして、少し、思うところは、
夫婦の間で何があったかは分からないが、
追放された王妃ワシュティだって、ずいぶんと傷ついたことだろう。
プライドが傷ついてしまったら、
イエスを思い、祈りたい。
わたしが、イエスを信じる心には、
誰も入ってこれないのだから。
そこには、すきまがないのだから。
だから、
イエスさまを信じていたら、
周りの状況とか、
どんなに苦しくても、
誰も分かってくれない状況にあっても・・・
うまく言えないが、
「いける」んじゃないかって、
思うのだ。
***
ちょっと小話。
わたしは、お笑いが好きです。
そんなに詳しいわけではないけれど、
芸人さんの、ひたむきな姿に励まされることが多いです。
こないだ、一人の芸人さんが、
コンビで大阪から東京に出て来て、
相方は仕事があるのに、
自分には、全く仕事がないとき、
小さなアパートの台所で、
ひとり、突っ伏して号泣した、と言っていました。
でも、その後、彼は、
たっぷり8時間寝て、
朝に、どんぶり三杯、ご飯をおかわりしたのだという。
そんな話を聴いて、
泣けてきました。
状況が変わらずに苦しい時も、
信じて待つ心でいたい。
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