上原救った古城弾!8回に4点、貯金1 ― スポーツ報知
◆巨人7―5ヤクルト(2日・東京ドーム)
巨人打線が上原を救った。本拠地に戻ってきた背番号19が、同点の7回から2番手で登板も、2イニングで6安打3失点。しかし、2点を追う8回、途中出場の高橋由の適時打と木村拓の犠飛で追いつき、続く古城が右越えに3号決勝2ランをたたき込んだ。負ければ6月16日以来の借金生活に逆戻りだったが、終盤の粘りで逆転勝ちして上原に今季初勝利がついた。
バットを高々と放り投げ、右拳を突き上げた。ダイヤモンドを一周した古城は顔をくしゃくしゃにしながら、跳びはねるように原監督のもとへ飛び込んだ。2点差を追いつき、なおも8回2死一塁。二転三転した試合展開に終止符を打つ決勝2ラン。お立ち台では「東京ドームのライトスタンドの皆さん、やりましたぁ」とほえた。
雪辱の打席だった。1点ビハインドの7回無死一、二塁で送りバントを失敗した。試合を決めかねないミスを取り返そうと、「きっちりスイングしよう」と打席に入った。押本の真ん中付近の直球に力いっぱい、気持ちをぶつけた。4月13日のヤクルト戦(東京D)では、今季1号がプロ入り2号となるダメ押し弾。6月17日のオリックス戦(福島)ではサヨナラ犠飛を放つなど、ここぞの場面でチームの“救世主”となった。
殊勲の古城「上原のいい顔見たいしね」 ― スポーツニッポン(gooニュース)
坂本19戦ぶり猛打賞「思い切っていった」 ― スポーツ報知
巨人助っ投初!クルーン4年連続20S ― スポーツ報知