おとも庵 記録帳

ヒヨコまめ活動記録や、毎日の日記など記録していきます。

市民教養講座 ヒヨコまめ ミニ☆クリスマスコンサート

2022-12-22 20:54:00 | ヒヨコまめ活動記録
葛生地区公民館で開催されている市民教養講座で、ヒヨコまめがなんと「講師」としてコンサートをさせていただくことになりました。

講師だなんて!
大変恐縮です…。

これまでの仕事柄、このような教養講座を企画して講師をお願いするようなことは多々経験しましたが、まさか自分が講師となる日が来るとは。
人生は何が起こるかわかりません。本当に。

生徒の皆さんはおおむね60代程度の女性中心ということでしたので、クリスマスの曲よりも、懐メロと童謡・唱歌を中心とした曲目をご用意してみました。
また、教養講座ですので、ちょっと知的好奇心をくすぐるような仕掛けもご用意してみました。

公民館に到着すると、入り口に教養講座の案内が。

これはがんばって成功させねば!

会場となる公民館ホールは、ツリーやモールでクリスマス気分満点に飾られていました。
公民館の職員さんが一生懸命に飾ってくださったんだなと思うと、とても嬉しかったです。

始まりの時間が近づくにつれ、生徒さんがたくさんご来場されてきました。
皆さん緊張気味のご様子でしたが、私たちはもっと緊張していました。

教養講座ってことは、普通のコンサートとは違うはず。
皆さん楽しむことに加え、何かを学びたいのでは?
ご用意した内容で、本当に満足していただけるのか?
今さらながら、不安になってきました。

そんな不安を抱えながらのコンサートスタート。

曲目は
クリスマスソングメドレー
クリスマスポップスメドレー
恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
恋の季節(ピンキーとキラーズ)
なごり雪(イルカ)
瀬戸の花嫁(小柳ルミ子)
もしも明日が…。(わらべ)
川の流れのように(美空ひばり)
切手のないおくりもの(財津和夫)
四季の歌
ふるさと
お正月
たきび
ジングルベル

一曲目を歌っているところで、一番前の方に座っていた旦那様が一名、一番後ろに席を移動されました。

もしかして期待はずれだったかなと、さらに不安…。

でも、歌っていく中で、だんだんと生徒さんの緊張もほぐれてきたようです。

クリスマスソングから懐メロに変わったあたりから、皆さんリラックスモードになってきました。

恋の季節では、
忘れられないの〜(忘れられないの〜)
のところで、あとからのコーラスをみんなでやろうかと思っていたところ、多くの生徒さんがコーラスではなくメインを歌っていました。

そっかあ、みんな歌いたいのね‼️
これまでのコロナ禍で、みんなで歌う機会がほとんどありませんでしたからね。

瀬戸の花嫁では、フラダンスを取り入れた振り付けをみんなでやってみました。

難しいところは省略して、簡単にできるように考えてみました。

恥ずかしがって嫌がる人がいるかなとおもいきや、皆さんノリノリでやってくださいました。

体を動かすと、皆様の緊張は完全にほぐれた様子でした。歌を一緒に口ずさんでいただいたり、手拍子してくださったり、私たちの曲紹介で笑ってくださったり。とても暖かな雰囲気で心地よかったです。

四季の歌では、本物の手話を振り付けとしてやってみました。皆さんにレクチャーしましたが、皆さんすごく覚えが早い!勉強熱心な生徒さんが多かった様子です。

あっという間に一時間が過ぎ、最後にみんなでジングルベルを歌ってコンサートは終了しました。

時間内に収まりきらなくてごめんなさいと思っていたところ、まさかの事態が。

初めの頃に後方に席を移動した旦那様より

「アンコール‼️
 あと1〜2曲聞かせて‼️」

という、嬉しいお声をいただきました。

この旦那様は、期待はずれで後方に移動したのではなく、私たち二人の声のバランスが一番いいと思われる席に移動したのでした。すごく音楽がお好きな旦那様だったのですね。

その声を聞いて、ものすごくほっとして、ものすごく嬉しかったです。

旦那様にリクエストをお聞きしたところ、私たちの一番好きな曲を、と、逆に聞かれてしまいました。

それでは、ということで恋のバカンスを歌うと宣言したところ、奥様方より「やったー💕」という喜びの声も聞かれました。お好きなかたが多い曲で、よかったです。

コンサート終了後、出口付近でお帰りになる生徒さんにお礼を言わせていただいたところ、

「すごく楽しかったわ」
「こんなに楽しかったの初めてよ!」
「私たちも頑張らなきゃね!」

とか、沢山の嬉しいお言葉をいただきました。

いえいえ、私たちの方が皆様に楽しい気持ちや嬉しい気持ち、また頑張ろうという気持ちをいただいたんですよ。

生徒さんに何かを教えられた訳ではないけれど、楽しい気持ち、次へのやる気を感じていただけたなら、講師としての役目を果たせたのかもしれません。喜んでいただけて、本当によかったです。

またいつかこのような講座に呼んでいただけたら、さらに皆様に喜んでいただけるよう頑張りたいなと思いました。

公民館のスタッフの皆様、大変お世話になりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。