乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

林道では上と下も見てね

2016年06月12日 | 植物(木)

林道ではぜひ、頭上の様子も気をつけて見てくださいね。
ところどころで、こんなにきれいなハクウンボクの花が咲いていました。

少し花のピークを過ぎると,今度は花びらが路面に落ちますので、路面に花びらが落ちていたら、そこの上を注視するといいと思います。

おっと,もちろん運転中はダメですよ。助手席の人ならいいけど。
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レンゲツツジでバズ・ポリネーョン

2016年06月12日 | 昆虫
レンゲツツジはもう花のピークを過ぎていました。でも、まだ元気に咲いている株も多く、コマルハナバチの働きバチがせっせと花粉を集めていました。超スピードで羽ばたき、その振動で花粉を集めるというバズ・ポリネーョンをレンゲツツジで初めて確認しました。いつもはブーンという羽音なのですが、バズ・ポリネーションの時はピーッまたはビーッという音になるんですよね。
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つば? カエルの卵?

2016年06月12日 | 昆虫
木の葉にアワアワがついていました。触ってみましたが、ちょっとヌルメル感があります。
だれかのつば・・・だったら,時間が経てばなくなります。
モリアオガエルの卵・・・が、こんなところにあるはずありません。

これはアワフキムシという昆虫のしわざです。
アワフキムシはセミやカメムシの仲間で、セミやカメムシと同じように、先のするどいストローのような口を持っていて、植物から汁を吸います。
その汁を元にして、お尻からあのアワアワを出しているそうです。

アワアワをそっとどかしてみたら、中から薄緑色の幼虫が出てきました。
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