
5月14日から今年の春、教育実習生として新貝先生が母校に戻ってきました。
新貝先生は大学でプロダクトを中心としたものつくりを専攻しています。
担当は2学年HRと1学年の美術1を持っていただき昨日研究授業を終えました。
たくさんの先生方に見守られたくさんの生徒へわかりやすい授業をしてくださりました。
教えることの難しさと伝わることの喜びを感じ取ってくれたでしょう。
本日、明日と授業とは少し違い本校の先輩として在校生へ講話をしてくれています。
高校時代生徒として悩んだこと、今の自分になったきっかけを語ってくれました。
以前も書いたかもしれませんが新貝先生が高校3年生だった時は
コロナの5類へ移行する直前で進路指導部としても明日が予想できなかった時期でした。
大学もリモート授業で何のために大学へ高いお金を払い学ぶ必要があるのか。
高校もその年急な2ヶ月の外出禁止の休校で先生方も何もしてあげられなかった進路活動でした。
この苦楽を得て今の生徒にも機会があれば言っています。
明日はないかもしれないから今から自分がやらなければ未来はないよと、
身に染みて感じていたことでしょう。
その通りこの学年の生徒は自力で壁にぶつかりながらも20歳を迎えました。
生き方に正解はないかもしれないけど、なにがあってもいつでも「大丈夫」と言ってあげられる先生でいたいと感じました。



