腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

雑1101

2011年01月15日 00時39分33秒 | ほか
もう今年に入って2週間経過って何の嫌がらせだよ。何なん? 何なんこれ?
俺の座右の銘(使い方間違ってる)の一つに「どんどん過去になっていく」というものがあるんだが、
もう最近は本当にあらゆることが一瞬で過去のことになっていくばかりで嫌になる。
……当たり前だろ。自分でも何を言ってるのか、何を嘆いてるのかよう分からん。
つまり俺は当然のこと、自然なことを嘆いているのか。はぁ……。




・年末ゲーム商戦

月間風速(?)では日本ゲーム史上最高だったモンハン3rd超先生の圧倒的爆発力により、PSP独占大勝利!!
……と思いきや、またもやアホな品切れを起こして本体は思ったほど売れなかった。
モンハン3rdで本体需要が激増することは、とっくに、それこそ去年の春から分かりきっていたはず。
なのに何故万全の供給体制を整えていなかったのか。SCEのアホさ・無能さに呆れ返るばかりだ。
もう6年目だぞ。品薄煽る時期なんざとっくに終わってんだぞ。
結局モンハン3rdの総取り大勝ちであって、PSPの勝利という印象は薄い。もちろん負けでもないけど。
あと、この風に乗ってかなり売れると思っていた「THE 3d Birthday」があまり売れなかったのも意外だ。
あっさり50万本は行くタイトルだと思っていたのに、今週やっと20万本突破ってとこ。うーん。
ソフト面で見ても、やはりモンハン一人勝ちでしかないのかな。


随分前のファミ通で、浜村通信(永田泰大との対話記事で)がこんな事を言っていた。

「これをやらなきゃ死ぬってくらい超面白いゲームのプレー時間が500時間とかだと、それはゲーム業界全体にとって大問題だと思う。
何故ならそのゲームがユーザーの余暇時間を独占し、他のゲームが売れる、入り込む余地が全くなくなるからだ。
ましてそれが5分でプレー可能(お手軽という意味)で、更にどこでもセーブ可能だったら、もう完全にアウト。
生活時間を食い潰す」

なかなか面白い論だったので覚えているのだが……これ、正にモンハン3rdそのものを予言したかのようである。
1ヶ月で400万本売れる魔王ゲームが登場することは良い。大歓迎だ。
だがモンハンは良くも悪くも非常に時間を潰せてしまうゲームである。
ハッキリ言ってこれ1本やってれば他のゲームが要らない。ゲーオタでない一般人なら尚更だ。
PSPの現状、いや日本ゲーム業界の現状はこれに近いんじゃないかなぁ。
だとしたら浜通が言う通り、大問題なのかもしれない……。

もちろんこれは極論であり、実際年末商戦では恒例の任天堂タイトルも十分に売れていた。
あんな濃いゲームが広く一般層にも売れたってことは、ゲームの裾野がグッと広がったとも取れる。
今年はゲーム業界の良いニュースを多く聞けるよう願う。オタに夢を見せてくれ……。



・3DS
発売が近づき、いよいよ盛り上がって……るかなぁ?
取り敢えず同時発売タイトルは「あり得ない」と思う。犬飼って喜べと? 舐めてんのか。
サードのタイトルも間に合わせ臭がプンプンしており、目を引くのは「レイトン教授」くらいか。
明らかにソフトの開発が間に合っていない。何をやってんだよ任天堂。はぁ。
俺は見送りだな。金を払う気が全然しない。

任天堂ハードのロンチタイトルは、魅力がない時はとことんダメだな。
GCの「ルイージマンション」を思い出す。発売が全然盛り上がらず、ハードもソフトも山積みだったなぁ。
GC敗北の一因は間違いなく立ち上げの失敗だと思う。同じ轍を踏まんでくれよ。
現状はモンハン3rdに業界が傾き過ぎなんで、取り敢えず少しバランスを戻してほしい。
ハードの成功はのんびり待つよ。任天堂の凄さを信じる。……信じたい。はぁ。




・スパⅣ道

対戦の怒り・ムカつき・吐き気・破壊衝動その他は相変わらずだが、最近チャレンジモードが楽しい。
課された連続技をひとつひとつクリアーしていくよくあるモードなんだが、なんせキャラ数が糞多いので、
課題の量も糞多く、ボリュームたっぷり。今までプレーしなかったのを後悔している。
あまりに楽しいから、前作まで引っ張り出してしこしこ課題を埋めているほどだ。

しかし何より秀逸だと思うのが、このモードの演出だ。
つっても大袈裟なものではなく、単に表示されるコンボレシピを達成する度に、それが赤くなるというだけだ。
例えば ジャンプ大P→しゃがみ中K→波動拳 が課題だとする。
このレシピが画面左上に表示された状態で、課題レディーゴー。
そしてジャンプ大Pを当てると、そこが赤く変色する。しゃがみ中Kも成功すると、それも変色する。
……これがいい、とてもいいのだ。

上手く説明できないが、巧妙に達成感を刺激され、非常に気持ち良い。これがあるからこのモードを楽しめている。
レシピを全部達成しなければ、当然課題クリアーとはならない。しかし途中まで成功していれば、そこまでは赤くなる。
これが「ああ惜しい!」「次は成功させるぞ!」といった感じで、絶妙にプレー意欲を煽ってくれる。
最初は全く歯が立たない課題でも、一つ一つ変色を達成していくことで、クリアーとはいかなくても進歩する喜びを味わえる。
そしてとうとうレシピ完遂、課題をクリアーできた時ときたら……!!!!
思わずガッツポーズと勝利の雄叫びをカマさずにはいられないね。
カプゲーで例えると、モンハンの討伐成功時の達成感と似ている。素晴らしいわ、ホントに。

繰り返すが、ただ表示を赤くしているだけで、技術的に高度な演出というわけでは全くない。
それがこんなにプレー意欲や喜びを増幅してくれるんだから、偏に作り手の優れたセンスに脱帽である。
尤も、この程度のことをここまで絶賛するのは俺くらいだろうけど


……ま、各キャラ最高レベルの課題ともなると、対戦と同じく制作者殺したくなるものもゴロゴロあるんだけどね。
小野プロデューサー曰く、今回は実用性のあるコンボが揃ってるはずなのだが……
リュウで 中P→セビキャン→中P→セビキャン→中Pキャンセル昇龍 なんて連続技を実戦で使う奴はこの世にいないぞ。
浪漫コンボってやつかのう。まぁこれも格ゲー文化の一つだよな。
ククク、やってやんよ。格ゲーの一人プレーモードにハマるってのは初めてかもしれんな……。



・不良漫画と中2病

俺はどっぷりオタなのだが、実は不良漫画が好きなのである。つっても古いものに限るが。
具体的には「ろくでなしブルース」「カメレオン」「特攻の拓」などを全巻持っている。大ファンだ。
カメレオン全巻持ってるのはちょっとした自慢でもある。集めるの苦労したからな……。
もちろん好きなのは漫画のヤンキーであり、現実の珍走(死語)らはただのクズとしか思っていない。
不良漫画もまたファンタジーであり、カッコ良かったり極度にケンカが強かったり、そういうのが単純に魅力的なのだ。

んで最近ブッタクこと特攻の拓を読み返したのだが……この漫画のセンス、今でも十分通用すると思う。
有名な「!?」「”〇〇”」はもちろん、族の名前や業界用語がいちいちカッコいい。
「爆音小僧」「魍魎」「朧童幽霊(ロードスペクター)」「獏羅天」「極悪蝶」などなど、大迫力の族名。
「スピードの向こう側」「三鬼龍」「狂乱麗舞」などの飾り文句。
特に極悪蝶のキャッチフレーズ「踊る喧嘩の黒揚羽」はマジ身震いするほどだ。カッコ良過ぎ。最高。
20年前にこのセンス、伝説になって然るべき漫画だった。

……で、こういった業界のセンス、何かに通じるものがあると思ったんだが……それが所謂中2病だ。
難しい漢字を好んで使い、その中で只管カッコ良さや迫力を追求する。非常に似通ったものがあると思う。
そう、痛いオタを永遠に虜にする中2世界は、とっくの昔に不良達が通った道だったのである。

でもこれ、結構イケルのではなかろうか。
具体的には、族世界のセンスを、オタの世界に持ち込めないものだろうか。
作品的には古いものだから、1周回って新しいという部分もある。回帰層も望めるかもしれない。
どうせ今の延長線上でなら、何かカッコつけたらすぐ中2中2と指差して笑われるんだ。
ならここで新しい風を取り入れ、笑う連中を黙らせるカッコ良さを模索してはどうだろうか。
うーん……ダメ? つまんない? !?
はぁ。

ちなみに俺は単車や車には全く興味がなく、用語もさっぱり分からないが、大した障害にはなってない。
ブッタクで一番好きなのは龍也さんだ。実力者なのに所々でヘタレなのが最高。「狂乱麗舞」も大好き。
90年代はヤンキーにっても良い時代だったんだろうなぁ……。




・拍手レス

ケッ。






嗚呼土曜は底抜けに寝たいのに仕事。
働かざるものオタべからず。分かっちゃいるけどネバーランドに憧れる。







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