空のブログ

太田陽子の「お天気ブログ」あらため「空のブログ」 気分転換に空を見る感じで

積乱雲図鑑 Ver.2  積乱雲のくびれ?

2007-09-19 | 好奇心天国
◆積乱雲
学術名:cumulonimbus 略号Cb (←元素記号っぽい?)
 積乱雲は、強い上昇流によって積雲がさらに発達し、雲の頭が対流圏界まで
発達したもの。天井につき当たったかのように横に広がります。
 積乱雲から降る雨は激しく、雷やひょう、突風をともなうこともありますが、
雲自体は短命で「発達期」「成熟期」「減衰期」を経て数時間で消滅します。
夏のイメージが強い雲ですが、実は冬にも見られ、日本海側に大雪をもたらす
のも積乱雲です。



...とここまでは前回と同じ。(っていうかコピペ)

ここからが本題


      上のほうに、板状の雲が見えてきました。

     
     下でモコモコしているビバンダムみたいな雲は積雲
 


      板状の雲はさらに厚みをもって

     



      微妙に「しいたけ」っぽい?  

     
     先のほうは巻雲です。



      まっしろ! 飛行機が揺れる~

     


     この写真、「何??」って感じですが、飛行機で積乱雲の「くびれ」を通り
    抜けたときのもの。
     ここでいう「くびれ」とは雲の頭が対流圏界まで発達し、つき当たって
    横にひろがった部分のことです。
    
     成熟した積乱雲では、頂上の先に巻雲がでているのですが、間近でそれを
    見ることができました。

 
    ちなみに、この日は日本海に前線、日本の南には台風という気圧配置。
     積乱雲日和というか、大きな積乱雲があちこちにあり、飛行機がけっこう
    ゆれました。

     積乱雲は、乱気流の原因の一つで、この写真を撮影したちょっと後には、
    飛行機が乱気流に巻き込まれ、乗客11人が病院に運ばれたそうです。
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2 コメント

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雲の形 (きせきれい)
2007-09-22 02:29:31
下の積雲、上のけん雲、青空の青も濃いから美しい風景になるね。飛行機からだと雲の構造が立体的に見えるから面白い。以前、ロスアンゼルスの海岸線をプロペラの旅客機から見ていたら、たくさんの積雲たちの頭はでこぼこしているけど下面は平らに一つの平面になってる事を発見した。飛行機からだと以外な発見がある。
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きせきれいさま (おたよこ)
2007-09-25 21:37:29
こんばんは
>飛行機からだと雲の構造が立体的に見えるから面白い

そうなんですよー
飛行機に乗るとすぐに寝ちゃうんですが(離陸時に寝てたことも...)、窓際の時は別!
雲を間近でみることができるので、ずーっと見ています。
眼下に高積雲の大群があったり、積雲がホイップ状になっていたり、鉛直方向の水蒸気や気温、大気の流れのバランスで色んな雲が現れるんですよねぇ
きせきれいさんのロスでの発見、まさにそんな感じです


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