北浜健介八段による実戦型の7手詰、9手詰集。実は合計200題のうち100題が7手詰で、ちょうどそこまで解いたのだが、まったく難しくない。終わりの数題を除き、数秒で解ける。まあ実戦型というのは簡単なことが多いのだが、7手詰の終わりに、「あとがき」があって、驚きの制作方針が書かれていた。つまり詰手筋のキズについてどこまで寛容かということだが、
1.形を整える駒を配置した。
2.遠打非限定はこだわらない。
3.合駒非限定にもこだわらない。
ということだが、
遠打非限定や合駒非限定はキズと言っても100点満点でマイナス10点程度だが、形を整える駒=飾り駒についてはマイナス50~80点くらいだろう。意図的に配置したとしたら失格者だろう。
例えば第28問の1一香とか。
実際には端の香や桂がなくても同手順で詰むなら、普通は問題なのだろうが、彼の作品上ではOKなのかな。
なんとなく、おカネを取りにくい本ではないだろうなあと思う。
さて、9月2日出題作の解答。
▲1二金 △同玉 ▲1三歩 △2一玉 ▲4三角 △2二玉 ▲3二角成 △1三玉 ▲1四飛 まで9手詰。
4手目に△1三同玉は、▲3一角 △1二玉 ▲2二飛 △1三玉 ▲4二飛成の9手詰駒余りなので、玉型応手不備ということになる。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。
あらかじめ手数を明かせば11手詰。わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数(11手)と酷評を記していただければ、正誤判断。
1.形を整える駒を配置した。
2.遠打非限定はこだわらない。
3.合駒非限定にもこだわらない。
ということだが、
遠打非限定や合駒非限定はキズと言っても100点満点でマイナス10点程度だが、形を整える駒=飾り駒についてはマイナス50~80点くらいだろう。意図的に配置したとしたら失格者だろう。
例えば第28問の1一香とか。
実際には端の香や桂がなくても同手順で詰むなら、普通は問題なのだろうが、彼の作品上ではOKなのかな。
なんとなく、おカネを取りにくい本ではないだろうなあと思う。
さて、9月2日出題作の解答。
▲1二金 △同玉 ▲1三歩 △2一玉 ▲4三角 △2二玉 ▲3二角成 △1三玉 ▲1四飛 まで9手詰。
4手目に△1三同玉は、▲3一角 △1二玉 ▲2二飛 △1三玉 ▲4二飛成の9手詰駒余りなので、玉型応手不備ということになる。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。
あらかじめ手数を明かせば11手詰。わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数(11手)と酷評を記していただければ、正誤判断。