詰将棋界のデイリーニュースでもある詰将棋メモの6月13日号に詰将棋用語の認知度という記事がある。
記事の中には、究極の不統一状態の「詰将棋か詰め将棋か」とか「不成はフナリかナラズか」という表記や読み方の問題もあるし、技術論的なものもある。
その中で、「嫌がらせ不成」と「希望限定」というのがあったが、「希望限定」というのは玉方の合駒について、複数の選択があるときに、攻め方が「この合駒がいいなあ」というような場合に使われることだろう。そして「嫌がらせ不成」というのはめったに聞かない単語だ。Google検索数でも詰将棋用語としては下から3つ目。
一番少ないのが、「歩詰め誘致」、次が「若島手筋」。「歩詰め誘致」というのはたぶん玉方が打歩禁に誘導していって最終的に不詰に逃れる場合の用語だろうか。結局、詰んでしまったばあいは「歩詰め誘導」という手筋用語になるのだろう。「若島手筋」は、ミニ手筋みたいなものだから、若島先生としては当惑物だろう。
で、「嫌がらせ不成」の超簡単モデルを作ってみた。一目、▲3二飛成、△3三馬、▲1二飛まで3手詰。ところが、初手に▲3三飛不成、△3三馬、▲1三飛、△2一玉、▲1二飛成まで5手詰という余詰筋がある。
たぶん、この攻方の攻撃力削減方法が「嫌がらせ不成」と思うのだがどうだろう。語感に「振り込め詐欺」のような奇妙な感じが漂うのは、嫌がらせの対象が攻方でも玉方でもなく、詰将棋作家であるということに起因するのだろうと想像。加害者は余詰探索ソフトかな。
さて、6月13日出題策の解答。
まで17手詰
今週の出題。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。
記事の中には、究極の不統一状態の「詰将棋か詰め将棋か」とか「不成はフナリかナラズか」という表記や読み方の問題もあるし、技術論的なものもある。
その中で、「嫌がらせ不成」と「希望限定」というのがあったが、「希望限定」というのは玉方の合駒について、複数の選択があるときに、攻め方が「この合駒がいいなあ」というような場合に使われることだろう。そして「嫌がらせ不成」というのはめったに聞かない単語だ。Google検索数でも詰将棋用語としては下から3つ目。
一番少ないのが、「歩詰め誘致」、次が「若島手筋」。「歩詰め誘致」というのはたぶん玉方が打歩禁に誘導していって最終的に不詰に逃れる場合の用語だろうか。結局、詰んでしまったばあいは「歩詰め誘導」という手筋用語になるのだろう。「若島手筋」は、ミニ手筋みたいなものだから、若島先生としては当惑物だろう。
で、「嫌がらせ不成」の超簡単モデルを作ってみた。一目、▲3二飛成、△3三馬、▲1二飛まで3手詰。ところが、初手に▲3三飛不成、△3三馬、▲1三飛、△2一玉、▲1二飛成まで5手詰という余詰筋がある。
たぶん、この攻方の攻撃力削減方法が「嫌がらせ不成」と思うのだがどうだろう。語感に「振り込め詐欺」のような奇妙な感じが漂うのは、嫌がらせの対象が攻方でも玉方でもなく、詰将棋作家であるということに起因するのだろうと想像。加害者は余詰探索ソフトかな。
さて、6月13日出題策の解答。
まで17手詰
今週の出題。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。
馬捨て歩桂は、良くある手筋かな。
正解です。
みてすぐに・・