将棋と囲碁の極小的戦い

2018-01-06 00:00:28 | しょうぎ
羽生永世七冠と井山七冠×2の両者が国民栄誉賞を受賞する。「長年の努力」と「若くしてあふれる才能」という対比だろうか。

実は薄々気付いているのだが、羽生・井山とか将棋・囲碁というように囲碁よりも将棋を先に並べて報道していることが多い。今までは、ほとんど囲碁・将棋というように囲碁の方が格上のように表現していたのだが、ついに江戸時代からの将棋ファンの400年越しの夢である囲碁越えを果たしたようだ。

囲碁が将棋より上格だったにはいくつか理由があるが、まず初代名人大橋宗桂は本因坊算砂より年上だったが、宗桂の方が弟子だった。囲碁はまったく本因坊に勝てず、将棋の方は、名人の方が少しだけ強かった。これが将棋三家、囲碁四家と差がつく最初のつまづきだった。

将棋界では11月17日を「将棋の日」と定めていて、江戸時代の御城将棋の日を記念しているのだが、その日は御城碁の日でもあった。記念日にしていないだけだ。さらに江戸城に登城する服装も異なる。将棋はいわゆる豪商のように羽織あり、袴なし、足袋なしである。あまりに寒い時に、管轄する寺社奉行に足袋を履く申請を行っている。一方。囲碁の方は登城するものは僧侶スタイル(法衣と剃髪)と決まっていて明らかに将棋の方が下位だ。

さらに江戸城黒書院が対局室で、将軍様のお住まいの本丸に向かって建物は左側に座敷で右側に廊下があり、さらに庭園となっていた。その座敷の奥の方が囲碁で廊下に近い方が将棋だった。つまり上座が囲碁だった。

ということで、長期的に囲碁将棋ではなく将棋囲碁という呼び名に変わればいいと思っているのだが、将棋が優勢になったのは、菅官房長官が、「将棋囲碁」と読んでいることが大きいのだが、彼は元々、将棋派なのだ。日本将棋連盟神奈川県支部連合会名誉顧問の座に座っているわけだ。というのも神奈川県支部会の最大の財政基盤は、大岡山の百貨店で開かれる将棋夏祭りなのだが、そのデパートが官房長官の地盤のわけだ。で、いろいろあって・・


さて、12月23日出題作の解答。

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動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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意外に短手数(五手)である。

わかったと思われた方は、コメント欄に、最終手をとご意見を記入いただければ、正誤判定します。
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4 コメント

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Unknown (蛇塚の坂本)
2018-01-07 20:43:37
最終手○○○の〇手詰み。
良い問題。短手数でも悩みました。
Unknown (市橋宗士)
2018-01-07 20:46:13
葉一郎さま

  〇〇〇以下、○○○まで、5手詰。
  「5手」というヒントに吊られて手を出したんですが、
  かなり難解、初手に気付くまでえらく時間が・・・
  盤に並べて解いたんですが。
  4段目の歩が、鬼の「角」のよう、出題される時期を
  間違えましたね・・・
Unknown (おおた葉一郎)
2018-01-07 20:51:24
坂本様
正解です。
銀や角ばかりなので、金は温存したいという気持ちのかなり裏をつく問題です。
Unknown (おおた葉一郎)
2018-01-07 20:53:32
市橋さま、
正解です。鬼の角ですね。
問題を解く前に、陰陽道で、御祓いをしたあと、初手を占わないといけないですね。

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