審判長(といっても一人)

2020-02-08 00:00:03 | しょうぎ
今週の日曜に横浜市のある将棋大会に審判長で出席。昨年に続いての2回目。将棋の専門家は私一人。囲碁の部の方は参加者が少ないのに先生2名+アシスタントが4名。ずいぶんの差だ。



会場の点検からだが、文字の書かれた盤があった。マス目に仕切りが付いていて、駒には点字がついていて、対局者が盤上を手で触ると頭の中で再現できるようになっている。文字を書いた人は右上を9九にしてしまったため、棋譜を読み上げるのは難易度が高い。書く前に相談がほしかった。

つまり身障者の将棋大会のわけだ。目だけではなく四肢や腎臓やさまざまな障害を持つ方々が年に一度の大会に備えて練習の成果を見せる場である。一年経って病状が悪化している人を見ると、心苦しくなるが。そういうことを言ってはいけないわけだ。

今年は大会のルールをいくつか改善してもらったのだが、一般的にもめることがあるのが「待った」。事前に、「待ったを認めた後、自分が二歩を打っても負けです」「反則の指摘は対局者だけが指摘できます。周りの人は絶対に指摘してはいけません」と強く念を押す。

開始まもなく第一局で審判長泣かせのことが起きる。「どちらの番かわからない」という事件が起きる。さいわい、開始してすぐなので、角が両者の駒台に乗っていて、駒の配置からして6手ずつ進行している。というか始まってすぐだ。どちらが先手だったかと角の交換をどこで行ったかという2点で、答えを出す(後で考えると、間違っていたのだが)。この一局、片側の方が何度も順番を忘れるということになる。

もう一つが、冒頭の念押しに関係する。ある一局が秒読みになって、秒読み係の他にまわりに3人ほど取り囲んでいたのだが、二段目に打った角を引き戻し五段目で成る局面で、一マス隣に成った。私も含めて5人が見ていたのだが、指摘されることもなく対局は続き、反則した方が勝った。私もかつて、王手されたことに気付かず、王手をかけ返したら相手の王が逃げてくれて窮地を脱したことがある。



優勝者には盾(有段者の部、級位者の部)、準優勝者には藤井聡太署名入りカップ。三位には藤井聡太サイン入り駒袋。苦節三年で準優勝に入賞した車いすの青年は、父親が泣いていた。


さて、1月25日の出題作の解答。





途中、八段目の飛車を九段目に移動するのが一仕事。また▲1九香に対する合駒選びも意外に読みにくい。歩合は二歩、桂は反則。香、飛、金は簡単。銀合は同香、同玉、1九銀 1七玉、2八金まで。正解は角合で遠打で締める。

動く将棋盤は、こちら(Flash版)

GIF版。



今週の問題。



9手詰。

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2 コメント

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Unknown (蛇塚の坂本)
2020-02-09 09:54:38
最終手〇〇〇の〇手詰み
5一との意味は、余詰め消しですか。
Unknown (おおた葉一郎)
2020-02-09 14:58:19
坂本様
そうですね。5二飛以下の余詰めをイージーに防いだのです。

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