おたる水族館、ゆるい時間が流れていく(1)

2023-07-04 00:00:02 | 美術館・博物館・工芸品
北海道のたび、札幌すすきのの次は、小樽へ。小樽と言えば運河とかニシンとか石原家とか北一硝子とか青の洞窟クルーズとかオルゴール塔など有名だが、今回は「おたる水族館」。小樽へ行った主目的はレンタカーを借りるためで、とりあえず、バスで行ける水族館を先に済ませて、返却までの時間を短縮することを考えていた。

いままで、全国のいくつもの水族館を巡っているが、今回はその中でも屈指の体験だった。



おたる水族館は海岸に近い高台にある本館には水槽展示の魚たちがいて、海岸にある海獣公園に海に住む哺乳類がいる。



まず、本館の方。基本展示は北海道の海や川に住む魚で、おなじみのニシンやホッケ、八角、カジカなど。水族館の魚は色鮮やかなのがいいと思われるかもしれないが、普段、人間が食べているものは地味は外装だ。他の動物から捕食されないように目立たないようになっているそうだ。



その中でも色が白いのが、幻の魚といわれる「イトウ」。マスの一種だが寿命も長く、20年以上生きるそうだ。この水族館の水槽でもそうだが、オスとメスが番いになっていつも数mの間隔で離れない。とはいっても一生に4~5回はペアの相手が変わるそうだ。

といっても4、5年間いつもそばにいるというのは愛情なのだろうか。広い海の中だし、一度離れてしまうと再会できるのだろうか。自然界は不思議だらけだ。



そして蛸。蛸なんか水族館じゃあまりみないのだが、ここでは楽しそうに踊っている。海がそばなので海水を使っているのだろうか。右側にある白い物体は、卵かもしれない。



そして、オオカミウオ。貝類とかなんでもバリバリ食べてしまうそうだ。友達になりたくない魚だ。

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