富士に向かって撃て!

2005-09-29 21:33:07 | スポーツ
478a0e80.jpg昨日、本間ゴルフのことを書いたので、ついでにゴルフネタをワンモア。

前の週末に台風17号の接近にもめげず、御殿場方面の山岳型ゴルフ場に行く。接待ゴルフ。大口株主様を喜ばせて損なはずがない。世は株主資本主義一色の時代、固定株主の方々からの様々な角度での相矛盾した要望を適当に処理するのが最大のオシゴトなのだ。「配当性向・ROE・ROI・PCFR・EVA・WACCにボラティリティにメザニンに・・・・・」。一言でいえば、中身が社会主義的な会社を資本主義の会社と誤認させる仕事ということだ。

まず、当日の朝、ゴルフ場に到着すると、驚くことに雨も風もない。やや薄陽まで出ている。思わず、同伴プレーヤーに、「日頃の行いが、」と言いかけるが、その後のコトバは誰の口からも出てこない。行いがいいわけないからだ。他人の夢や不幸を食って生きている獏のような会社連中だからだ。


そして、クラブの話をすれば、最近はミズノ製をずっと使っている。特段好きなわけではなく、ダンロップとかキャロウェーとか放浪の旅の結果だ。このミズノというのは、ややこしいのだが、社長一族は「水野姓」である。そして、以前のブランドは「美津濃」であり、現ブランドは「ミズノ」であり、英語では「MIZUNO」である。昨日、本間ゴルフの中国での人気が高いのは、ブランドが漢字であるという説を披露したが、その仮説を信じるなら「MIZUNO」ではなく「水野」にした方がいいかもしれないが、何となくボールを池に落としそうなイメージがあるのと、反日主義者から「中国人から搾取するためにブランド名を中国語に変えた資本主義の走狗」と、別のレーベルを張られるかもしれない。

米系ゴルフメーカーの戦略は、やさしめのクラブを作って、標準的なスウィングで打てば、なんとかなるという「汎用品戦略」なのに対して、本間ブランドは、個人個人のスウィングに合わせた「専用品戦略」である。「多品種少量生産」。しかし、そのあたりが、若い人がすぐにレッスンを受けて正しいスウィングに矯正していく、という現代の流れに乗れなくなった一因なのだろう。

以前の会社で入社数年の若手社員から「ゴルフを始めたいのだが、どんなクラブがいいのだろう」という内容の相談を受けて、注意点を何点かぺらぺら喋ったあと、後日、一緒に回った時に驚いたのは、初心者の彼が買い揃えたのが、なんと「本間」だったからだ。要するに、金持ちだったのだ。もちろん使いこなせるはずはないのだが、何発か打たせてもらうと、私が打つと素晴らしいボールが飛んでいく。「もしも手放すなら、私が10万円で買うから」と冗談を言っておいたのだが、相変わらず彼は下手なままでゴルフをやめそうな気配である。以前のジョークを忘れていることを祈るだけだ。その後、私も十分に下手になっているからだ。

478a0e80.jpg何番ホールだったか、正面に富士山が広がるコースがあった。台風接近の当日なので、さすがに頂上の方は雲がかかっていたが、絶景だ。その反面、もし富士山が噴火活動をはじめたらおしまいだ。御殿場の全ゴルフ場は倒産。会員権も紙屑。従業員は失業ということになる。

そして、富士山裾野を撮影した1分後にティーグランドから放たれた白球は、久しぶりの快心のショットではあったのだが、残念ながら左上空30度方面の空の彼方へ吸い込まれて行き、ネバーリターンということになってしまったのである。

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