本の雑誌『電子書籍の時代』を特集

2010-07-21 00:00:32 | 書評
『本の雑誌』を購読していたのは、どれくらい前だろう。20年とかの単位かもしれない。いつも年間ベストテン発表の時だけ読んでいるような。



ということで、ふと思って2010年7月号を買ってみたのは、特集が『電子書籍の時代が来るぞ!?』だったから。

もちろん、『本の雑誌』は本について書かれた雑誌なのだから、本の味方なのか、雑誌の味方なのかはっきりしないが、どちらにしても電子書籍の敵みたいな存在だ。

iPADやキンドルや携帯小説について、どう考えているか。ちょっと知りたかった。


そして、電子書籍のこと。実は、予想通りである。電子書籍陣営を批判している。あえて評価している点は、「大きな字」で読むことや「音声表示も可能」なので、老人に優しい。ということ。

あとは、重いとか、パラパラと見てから本を変えないとか、散々こきおろしている。


実際、iPADの評判も、日本ではあまり芳しくない。大型iPHONEといったところだ。

それに、米国に先立ち、日本では『携帯小説』という世界に類をみない小説ジャンルがある。

むしろ、日本での電子書籍の浸透は、大手出版社、二大取次、書店といった書籍の流通形態の変化をもたらすと考えられている。中間マージンの排除は作家の取り分の増大を意味し、新聞同様の大変革が起きるのだろう。

また、キンドルとiPADの「かなりの差」についても、『本の雑誌』では、あまり触れられていないようだ。


ところで、電子書籍の話から離れ、『本の雑誌』そのものだが、執筆陣の大部分が、昔に比べて、文が下手だ。

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