8月15日に公開された半藤一利氏(84)のインタビュー記事の中に登場する将棋関連用語は「駒」。インタビューの本題は、戦時下の兵士のあつかいについて。日本の戦没者は230万人と言われるが、それは大枠としてであって具体的に全貌をデータにしたものはなく、死因の分類はできていない。そのうち7割は餓死ではなかったかという推論を立て、日本軍の官僚主義から始まる兵站の弱さを批判しているのだが、例として将棋の駒が登場する。
まあ、軍隊とは人を駒のように扱うというのは、ある意味正しいのだが、ちょっともやもやする表現だ。半藤氏は将棋の駒を「無意味で犬死」のような言い方をするが、将棋では、無意味に取られることはない。また詰将棋などは、きちんとすべての駒が使われることになり、無意味な駒はないと言い切れるわけだ。
できれば、囲碁を例にしてほしいのだが、将棋用語が使われなくなるのもさびしいような気持もする。「桂馬の○○どし」というのも最近聞かなくなったコトバだが、そもそも○○どしは、かつては男性用衣料だったが、いまは女性用になったそうだし。
さて、8月9日出題作の解答。
まで13手詰。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。
かなり駒が少なく、薄い攻めで迫る。常に消去法で考えると、難しくないかも。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。
日本軍は自己の実力を顧みず、攻勢の限界線をはるかに越えました。餓死者が続出するのは当然のことです。私は戦没者のうちの7割が、広義での餓死だと思っています。このような軍隊は古今東西にありません。人間をまるで、将棋の駒のように扱っている。
まあ、軍隊とは人を駒のように扱うというのは、ある意味正しいのだが、ちょっともやもやする表現だ。半藤氏は将棋の駒を「無意味で犬死」のような言い方をするが、将棋では、無意味に取られることはない。また詰将棋などは、きちんとすべての駒が使われることになり、無意味な駒はないと言い切れるわけだ。
できれば、囲碁を例にしてほしいのだが、将棋用語が使われなくなるのもさびしいような気持もする。「桂馬の○○どし」というのも最近聞かなくなったコトバだが、そもそも○○どしは、かつては男性用衣料だったが、いまは女性用になったそうだし。
さて、8月9日出題作の解答。
まで13手詰。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。
かなり駒が少なく、薄い攻めで迫る。常に消去法で考えると、難しくないかも。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。
正解です。
初手を信じるかどうか、ですね。
初手は、色々迷いましたが、素直に行きました。
意外と手数が、長かった。