瀬戸際竜王、第一局逆転勝ち

2018-10-13 00:00:08 | しょうぎ
タイトル100期か27年ぶりの無冠か、とイジメのような報道をされている羽生竜王の防衛戦の第一局が渋谷のホテルで開催。いきなり余談だが、ロビー階にあるホテル内で最も安いレストラン「かるめら」のデザートは芸術的だ。

99期で27年ということは、1年平均3.67個のタイトルを持っていたことになる。タイトル七つの過半数である。それがゼロになった時にはどうするのだろう。書きたくないが『**』という漢字二文字を思い起こしてしまう。タイトルを失えばただの九段である。今、段位別に一番多いのは九段なのだ。九段乱発だからだ。今更、九段とかプライドが許さないだろう。


ただ、簡単には引退できないわけだ。何しろトーナメントやリーグ戦で勝ち残っている棋戦は途中で辞められないので、今後、全部負けても1年近くは対局を続けることになる。さらに再びいくつかのタイトルを獲得したりすると、そのタイトルを失うまで何年も引退できないことになる。といってわざと負けるわけにはいかないし、対局数が絞られれば、その分、さらに強くなる可能性もある。力士でいえば休場の合間に出場して優勝する白鵬のようなものかもしれない。

それに、あまり早く辞めすぎると、通算勝数で再び谷川浩司氏に追い抜かれてしまうかもしれないわけだ。

第一局はかなりの不利に押し込まれたが、相手の手順前後に付け込み逆転勝ち。感想戦の席には、かつて羽生竜王から竜王位を奪い取った渡辺前竜王もいるように見える。立会人の島九段から羽生竜王が竜王位を奪ったのが27年前の初タイトルだったわけだ。記念棋士を集めたわけだ。


さて、9月29日出題作の解答。

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初手は、この一手しかないが、玄関のドアをノックするような感じだ。桂と香を手にして盤面整理にかかるのだが21手の香打は遠くから打つと後に桂を打つ1四に捨て合いされて詰まない。

動く将棋盤は、こちら

なお、17手目の▲2二歩から22手目の△2二玉までは迂回手順になっていて、これを修正したのが以下の図である。途中で歩合強要で歩を取るため手順前後が解消する。長くならないように、玄関ノックの2手を省略した。

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動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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ヒントは横歩き対決。ダンスというか、『送り足払い』という私好みの姑息な技がある。

判った!と思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
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6 コメント

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Unknown (蛇塚の坂本)
2018-10-13 17:09:54
最終手○○○○の○○手詰み
元の位置で収束意外に長いので驚く。
Unknown (おおた葉一郎)
2018-10-13 17:10:53
坂本さま、
正解です。往復運動は手数が多くなりがちです。
7手詰かと (なかはら)
2018-10-14 05:10:55
〇〇手 〇〇〇〇
目視では7手詰でした。
Unknown (おおた葉一郎)
2018-10-14 05:13:13
なかはらさま、
正解です。ひと手間必要です。
羽生九段・・・ (なかはら)
2018-10-15 08:01:05
永世◯◯ と名乗る人も過去に多数いた
かと思いますので。
Unknown (おおた葉一郎)
2018-10-15 09:45:30
なかはらさま、
「永世」は、本当は引退後に名乗るのではなかったかな・・それに永世を名乗った後に、タイトルを取ると混乱しそうだし・・

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