「煙のゆくえ」「オリンピック報道写真展」

2017-08-27 00:00:19 | 美術館・博物館・工芸品
品川駅港南口の先にある品川グランドコモンズのずっと先にあるキャノンギャラリーSで二つの写真展が開かれていた。

一つは、岸本健氏の「オリンピック報道写真展」。岸本氏が最初に五輪の撮影を行ったのは、1964年の東京五輪。

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マラソンのアベベ・ビキラ、体操のチャスラフスカ、陸上100mのボブ・ヘイズ。五輪を代表する選手たちの試合中の表情が捉えられる。そして岸本氏のカメラはメキシコ五輪、・・・リオ五輪と選手を追っていく。

本展は「THE ONE」と副題が付けられている。切り取られた一瞬は、すべてが、まさに「THE ONE」なのである。


二つ目が「煙のゆくえ」。

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蒸気機関車(SL)の写真で、今年の撮影物ということだ。専門用語で、夏休みに鉄道写真を撮りに行くのが「鉄ナツ」というらしい(確証はないが)。展示会場には、さまざまなシーンで走る全国のSLが芸術的作品として展示されている。若干気がかりは、線路内に入って撮影したのではないかと思えないでもない作品もあるということ。

ところでアマチュアカメラマンが撮影した鉄道写真というのは、紙焼きされ額に入れられてご自宅のリビングなどで飾られるのだろうか。文字通りの自画自賛。


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